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味覚について思うこと 病院食の味について

2014年8月22日(金)、
 味覚について久しぶりに述べたいと思います。
 味覚には、絶対的な基準などはなく、その人の生育歴で形成されてきた価値観である。
 そう、生育歴がそのまま現れる価値観の一つです。
 織田信長派みたいな濃い味付けの家族で育つと濃い味好みになります。上品な明智光秀派みたいな薄味家族ですと、薄味好みで。
 大河ドラマ「軍師 黒田勘兵衛」であった場面、明智光秀による徳川家康饗応のとき、織田信長が「不味い、薄味はだめ」みたいにいっていましたが、織田信長は濃い味好み、明智は京の薄味好みですかな。
 信長の薄味の京料理嫌いは有名な話です。旨い不味い以前の問題です。
 病院食での旨い不味いもこれと同じような価値観の問題であると考えます。
 病人にはどちらかというと「濃い味派」が多いと思われるのです。
 で、薄味派は濃い味付けでも食することができますが、逆はできないようなのです。
 病院食は薄味ね。
 
「不味い不味い」とわめくのは信長同様「薄味」を知らないからです。
 お袋の味ばかりを要求するのも長年飼育された味しか味わうことのできない哀れな人間ではと思うのです。
 一流料亭や一流レストランでの板前・シェフ・料理長は常に学習によって味覚を研ぎ澄ませるのです。いろいろな味を学習することによります。
 料亭等で長年同じ味を保つというのも大変だとは思いますけどね。濃い味は楽に同じような味にできると思います。濃ければよいのですからね。薄味は素材に簡単に影響されますよね。味覚の研鑽を続けてでしょうね。
 病院食を不味いという前に各自の味覚歴を考えてみましょう。
 お刺身を食べるとき、刺身醤油をたっぷりつけますか。出てきた食事に醤油・ソースなどをドバッとかけますか。どちらも信長派です。
 政治・経済・軍事等では信長は日本最高と思っています。太平洋戦争当時の軍部みたいな阿呆をすることはなかったしね。
 光秀についてはよくわからないですが、薄味派という感じを受けています。
 最後に、薄味派の私でも「不味い」というのがありました。試作時だけではなく大量生産時の食事の味の確認を忘れずにお願いします。