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通常動作での筋肉の微妙な収縮と弛緩の繰り返し

人間の動作はその時々に使う筋肉の長さ等を収縮と弛緩を繰り返して定常状態に、生活動作の使用に耐えることができるようにしています。
、通常状態での筋肉の微弱収縮弛緩の繰り返しについてね。
 普通の動作をおこなうとき、ある程度の速さがある方や筋力いっぱいとかの動作などが楽ですね。
 歩行では必ず左右交互に片足立ちの時がありますが、片麻痺でも健常者風に歩けるのでしたら、ぼちぼち片足立ちしているのですよ。
 そのようなときでも立ち止まっての麻痺足での片足立ちは難しいですね。
 普通に健常足で片足立ちをしてみたら、頻繁に筋肉の収縮と弛緩を繰り返していました。
 手で物を掴むとき、堅い固形物ですと楽でも豆腐みたいなのではできないとかね。
 これは筋肉を微妙に調整する必要のある動作が難しいということです。
 筋肉の微弱な収縮と弛緩の繰り返しね。
 非常に短時間で繰り返して筋力の調節をしているのです。
 筋力の微妙な調整は小脳でおこなわれるのですが、感覚情報が必要になります。
 そして、この情報は普通の感覚系を使っているのです。
 たとえば、運動中枢が筋肉に収縮命令を出すと対象の筋肉は収縮します。
 そのとき、筋紡錘・腱ゴルジ装置の筋肉関係の感覚情報を脳の方に送り返します。
 同時に皮膚感覚等での感覚情報を送り返しています。それらを総合して筋収縮の強さの妥当性を判断して運動中枢がより適当な程度の筋収縮になるように命令を出し直します。
 この新規の命令での妥当性を送り返されてきた感覚情報から判断してより妥当な収縮命令を出し直すのを繰り返すのです。
 脳卒中感覚麻痺では筋力調整のための感覚情報が必要なところに送られていないのです。
 ですから、筋力の微調整もできないのです。その結果が力みすぎになっていくものと考えられます。
 筋トレではなくても筋力の微調整の必要な生活動作等でも筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進む恐れが十分にあるのが脳卒中感覚麻痺だと考えています。2015年5月18日(月)
 これの調整中に「貧乏揺すり」や「暴れる」や「ふらつく」が起こります。強引に止めると微妙な調節ができなくなりますよ。別の原因にも注意してね。ほかの病気があるかもしれないですからね。

 生活動作等のリハビリに取り組みすぎると筋肉の緊張度が異様に高まることがあります。そのまま、続けると筋トレ等でなくても筋緊張亢進→痙縮→拘縮と突っ走る危険性があるのです。取り組みすぎないようにね。