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2003年12月31日
本年最後の「諸々の言いたいこと」
昨日は6年ぶりぐらいの胃腸風邪で臥せっておりました。まだ、胃腸の状態は回復しておりませ。発熱がないのですね。私は普通38度ぐらいまでの発熱をすぐにしてしまうのに?
今年一年を振り返ってみて思うのは「同じ失敗の繰り返し」という感じかな。「正常な批判にも耳を閉ざし」、過去の失敗例を繰り返そうとする官僚などの日本的体質の根強さを感じさせていただきました。
太平洋戦争へ転げ込んでいた時代よりは批判が出来るのは大変良いことだと思いますが、正常な議論はなかなか出来ないようですね。党首討論などをニュースで聞いてもそのように感じます。
一見、論理だっているようでも内実中身のない議論がよくされていますね。道路公団改革でもあの決着では民営化委員会の委員が辞表を提出する気持ちがわかりますよ。そして、藤井前総裁の解任は何だったのでしょう。
小泉首相の指導力ってあんなものだったのですね。今の税制等では道路を作っても「工場の海外流出」が止まらないからなにが走るのかな。
失業者が増加すれば、観光もないでしょうにね。「風が吹けば桶屋が儲かる」という話のような関係のつながりもわからないようですね。
欧米のように労働集約的な工場が日本で操業し続けることが出来るようにしてほしいですね。日本は、海外から大量の物資を輸入する必要がありますね。それの代金を稼ぐためにも。
今は、労働集約的な工場の流出が主なようですが、今のままでは基幹的な部分(装置産業や先端技術)の工場の流出も加速されるのでは。そうすると年金も破綻しますよ。

2003年12月29日
本日の日経、一面の「2004 日本経済 復活への模索 3」を読んで
見出しが「脱・通商敗戦」で「崩せるか国内の壁」というのもありました。
FTA(自由貿易協定)が結べないと国内の工場が海外に流出して国内の産業の空洞化が起こる危険があるというものです。
今の日本は、海外との貿易によって成立しています。この貿易で後れを取ることは日本が衰退に向かっていくということです。
いま、保護されている分野も日本が衰退していったときどうなりますか。道ずれですよ。日本が繁栄すれば業態転換等もまだ楽だと思いますが、衰退していっている時に諸外国は相手にしてくれるでしょうか。
世界の中の日本ということを忘れている人が多いですね。高速道路、干拓地などを造る前に工場の誘致を。労働集約的な工場が日本で操業できるように諸外国の制度に負けないようにしてほしいですね。
大分前に書きましたが、クリントン前アメリカ大統領が州知事のときにアーカンソー州に工場進出した三洋電機を称えていましたね。継続的雇用の大事さを判っているからだと思います。

2003年12月28日
昨日の日経、教育面の「教育」を読んで
総合的学習の話でした。「工夫しだいで相当な効果」とありました。
その効果とは、「進学実績の向上」とあり、理由は目的意識などが形成または高まり進路意識が高まったため。
これは効果の中の一部分では。本来、学習とは各教科がばらばらであるのではお互いに密接に関連づけられているはずなのですがね。
それが「ばらばら」に捉えられているところがあるので「総合的学習」などというのが必要になってきたのでは。もっとも大学で先ずしっかりしてほしいですけど。卒業論文無しで卒業させるなどもってのほかだと思います。
深く研究する、幅広く調べる、とかいう訓練をして勉強の意味合いがなんとなく理解で来てくるのでは。
そのようなことをさせずに卒業させる大学は潰れてほしいですね。
大学の教官たる者は「卒業論文」の指導ができるから大学の教官でしょ。しっかり指導してくださいよ。
卒論必修のところもありますが、そうでないところは是非必修に。
本日の報道特集で「生活保護費」の話がありました。官僚というか政府の本質がでていると思います。「兎に角、予算配分は変えない。本当の弱者はどうなってもかまわない。」今の政府の機構が維持できればよいという考え方ですね。工場の海外流出を促進して失業者を増やすから生活保護費が足らなくなるのです。そのようなことも判っていないのですね。高速道路が無くても地域の活性化をなしとげたところがありますね。今は側を走っているようですが。
海外からの工場の誘致を、規制を緩和して誘致を。

2003年12月27日
本日の日経の教育面「今どきの子ども」より(遊びの効果)
見出しに「遊びの効果 ケガの発生、慣れで減少」がありました。
鳥取県米子市の加茂小学校の例です。ここ4年間のケガの数を調べてみると2000年には1161件あったのが今年は506件と半分に減っているとのことです。
これは「加茂っ子タイム」といって子どもの中に「仕切り屋」、遊びの仕切り屋を育てようとする取り組みのようです。全学年混ぜて一斉に遊ぶ。始めのころはケガが結構発生していたのが半分に減少してきたというのです。
まあ、何事も慣れるということも大事ですし、ケガをするという経験の有る無しも後のケガの発生に関ってくるのでは。痛みを知っているということですね。
危ないからなんでも「禁止」では成長のしようがないですね。適度な経験というのが大切であるということかな。
この学校、不登校児がいないそうです。遊びの効果かな。
遊びが減った理由はいろいろあると思いますが、その中の一つに今の大学入試や企業の採用姿勢、見なおしてほしいですね。大学でうはマークシートの入試、全廃してほしいです。論述多用ししてほしいですね。
企業は、大学や高校など卒業してから採用を決めてほしいと思います。大学入試も時期をもっと遅らせてほしいです。

2003年12月26日
本日の日経の「春秋」より(昨日の桶川の殺人事件のことです)
判決ですが「無期懲役」でしたね。無期ではなく100年以上ぐらいの有期刑とか終身刑とかを作ってほしいですね。ヨーロッパでは300年ぐらいの判決が出るときもあるそうです。
カリフォルニア州では凶悪犯罪で三回めは即「終身刑」だそうです。無期では十数年で釈放ということもありますからね。
この事件に関しての埼玉県警の対応なのですが、「官僚」そのものですね。国民のほうを向いていない。ハンセン氏病での厚生労働省の対応、この前の狂牛病騒ぎのときの農林水産省の対応、国土交通省の道路の作り方、などなど身内だけの感覚、保身のみと見られてよいようなことが多々あります。
もっともっと国民のことをまじめに考えてほしいです。

2003年12月25日
アメリカの狂牛病について
昨日のアメリカの狂牛病の発表からいろいろな動きが出ていますね。
アメリカのほうが検査確認から発表までの時間は短かったのでは。あちらでも抜かりがあったのか。はたまた、どこでも突然変異的に発生の可能性はあるのか。元々の発生原因は何なのでしょう。
あとはどのように対策を取るかで日本の農林水産省とあちらの官僚の違いが出てくるかな。EUのほうは大騒動があったので冷静ですね。それと、貿易全般に言えることですが特定の国との比重を大きくしないというのが基本のようですね。
ですから、自給率が高いため今回の件で混乱はないようですね。
日本は、アメリカべったりですので大変ですね。そして、来年か再来年には、また、セーフガード発令になりそうですね。これで牛肉の輸入量の激減が避けられないと思います。すると、単なる回復でも「急増」となりますからね。

2003年12月24日
日経、私の履歴書を読んで(昔のお役人についてです)
今月は映画監督の今村昌平氏です。今日の分の中に「未帰還兵」などの話がありました。
未帰還兵について、軍隊の名簿を当時の厚生省に調べに行くと「未帰還兵などはもはや存在しない」といわれたそうです。その翌年にグアム島で横井庄一さんが現れたたのです。
今村氏自身も調べて何名か見つけているわけですね。
問題はこのときのお役人の感覚なのです。それが今でも連綿と受け継がれてきているのではないかを思うのです。
アメリカは未だに朝鮮戦争やベトナム戦争の行方不明兵士を捜していますね。そして、今でも北朝鮮に調査団を送っているようなのです。
それに引き替え、調べもせず「未帰還兵などはもはや存在しない」といったといわれてもよいようなことを平然とやってきたのが日本なのです。その体質、変わっていないのではと思っています。
中国の残留孤児の件でももっと早くから調査できたものをと思います。アメリカと北朝鮮、正式な国交はなかったような気がするのですけど。さらに「休戦中」ですね。戦争は終わっていないのです。それでも調査をしているのですよ。
今日の朝のニュースで中国からの強制連行の労働者の話がありました。この件も官僚というか政治家も含めて避けてきたというのが本筋でしょう。
臭いもの、やばいものなどは避けて、都合のよいことだけしている。そのような感じがします。道路公団の例も官僚や族議員のその時の計画にこだわる姿勢の現れかな。
話が道路公団になりますが、あの民営化の案でしたら藤井前総裁の解任理由が成り立たないと思います。

2003年12月23日
天皇陛下のお言葉
本日は、天皇陛下の誕生日ですね。新聞に陛下のお言葉がでていました。
一部をそのまま書かさせていただきます。
「私どもは皆でこのような過去の歴史を十分に理解し、世界の平和と人々の安寧のために努めていかなければならないと思います」と述べられてます。
これは歴史を上辺だけで都合の良いように理解するのではなく、日本にとって都合の悪い部分もしっかり噛み締めてほしいというお気持ちかなと読まさせていただきました。
二度とあのような戦争を繰り返してほしくないという陛下のお気持ちを大切にしたいです。

2003年12月22日
最近のニュース(道路公団)より
政府案が大体まとまってきましたね。内容は「がっくり」の一言です。太平洋戦争に突き進んでいったのと同じですね。あの時も「戦争ありき」だったようですね。ですから、日米交渉はしていましたが、日本国内は「戦争」でしたね。
今回も「道路公団」の形態はどうでもいい訳ですね。高速道路をつくるという一点が守れれば、あとはどうなろうが「知ったことではない」という感じがします。
今日本に必要なのは、もっともっと充実した子育て支援であり、工場の海外流出を食い止める、または海外からの投資を増やせるように規制緩和などの組み合わせて民間の活動をしやすくするほうが先決では。今でも地方の高速道路、空いてますね。一般国道の整備をして税制などで工場が進出しやすく、また、農業において大規模化や会社化などがしやすいようにするほうが大切では。
人口が減少して産業も衰退してしまったら料金収入も減少します。現に工場などの税収は減少しているのでは。企業の所得に対する法人税はもうけと関係が大きいですが、工場が存在することによる税収もあったはずです。
失業者の割合が増えるということは所得のある人が減少ですね。所得税も減りますね。
いまに日本は、過去のしがらみ、過去に作った計画等を根本的に見なおさないと駄目だと思います。農業も教育もその他多くの分野です。
最近、医療ミスが増えているというような報道がよくなされていますが、増えているのではなく公表されるようになってきたため我々の目につくようになったのだと思います。日本は昔から医療過誤は多発していたのではと思います。だから、医師選びが大切なのですね。
報道関係の方はよく調べてほしいと思います。

2003年12月21日
日経、社会面の連載「世界 いまを刻む」を読んで
今回は「秘境国家」といわれるブータンの話です。大見出しが「禁煙国家へ胸突き八丁」です。
罰則規定ナシで喫煙率を数%にまで低下させています。
ブータンでは「喫煙には三害がある。」とされているようです。第一にチベット仏教であるので宗教上の観点からの害。イスラム社会と同様ですね。第二が健康上の害。世界共通ですね。第三が経済上の理由。害悪に富を注ぐのは損失。だそうです。
第一の理由は別にしても第二、第三はいずこも同じという感じですね。
でも、数%というのはすごいですね。世界的に喫煙率が低下すれば、完全禁煙国家も実現できそうですね。
それに対して、日本、ブータンの禁煙国家実現の足を引っ張るほうのようですね。
たばこなんて吸いはじめるから問題が起こるのであって、初めから吸っていなければ無くても過ごせます。ニコチンの為に禁煙したい人が苦しんでいるわけですね。ブータンやイスラム社会みたいに誰も吸っていなければ大抵の者は吸いはじめるわけがないのですガね。ただ、ブータンにとっては外国文化の悪い面の影響をどのように排除するかですね。
日本では、小中高校での禁煙教育というのが大事になるのでは。その点を考えると学校内全面禁煙ということになるのかな。大学は当然、最高学府ですから絶対に全面禁煙であるべきです。

2003年12月20日
今日のニュースより(予算です)
財務省は何を考えているのかな。まあ、他の省庁も同類だったりして。税収不足の原因の一つは何なのかな。
失業者が増えていることから来る分もあると思います。工場が海外に出て行くと、失業者が増えますね。工場の法人税も入らなくなりますね。従業員の所得税は?
失業したら消費支出はどうなりますか。普通は減らすでしょ。観光旅行なども減らしますね。消費税の減収の他に商業等の収入も減りますね。景気が悪くなると悪循環が。
それで欧米では非常に積極的に工場誘致をしていますね。それでも発展途上国に工場を大分取られているようです。工場もなく、競争力のない農業などの国に高速道路や空港を作って何を運ぶのですか。農道空港、これはどうなったのでしょう。ほとんど使われていないはずです。税金の無駄つがい。
一昨日、昨日と小学校に不審者が進入し被害を受けた児童が出ましたね。外部からの不審者の進入を防ぐのなら政府の予算で警備員を雇いなさい。この方が高速道路などより余程地域振興にもなり、児童の安全も相当守れると思います。
全自動の警備システムを導入するのならまだしも、単なる警報装置だけでは、小学校のようなところでは侵入を防ぐのは無理ですよ。真に必要なところにお金を回しなさい。
羽田の拡張をするのなら何故成田空港を作ったのか。干拓事業での「大潟村」、大規模経営させる予定のところに減反を押しつけ、借金は契約通り返済せよなどという無茶を強いた行政はどこだっけ。
国民のことを考えてください。

2003年12月19日
日経ビジネス2003.12.22ー29年末合併号の有論無論を読んで
この号では神戸製鋼所相談役 熊本昌弘氏です。
見出しに『現場に活を入れるのは生情報への「選球眼」』があります。
終わりのほうに次のような件がありました。「生の情報を得て自分で判断するのは大変です。しかし、企業のトップにとって、これが最も大切な能力です。」とあり、後に例として東インド会社や織田信長などの例がでています。
情報にどの程度の価値があるのかという判断力ですね。これについて日本の教育ではこの手の訓練はされていない。特に高校以下では全くといっていいのでは。
受験勉強でも全てに指示待ちが多いですね。ある程度、理解できれば重要度などは大抵分かると思うのですがね。考えさせずに覚えることだけで済ませてきたツケがでているのでは。
だから、幅広い分野に理解があって的確な判断力に富む人が少ないのですね。それで、いったん決めたことに突き進むのですかな。例えば、新幹線、高速道路、空港、干拓などなどです。企業でも他の物まねが多発してるとか。だから、バブル期の土地融資なんて判断力の無さの典型ですね。

2003年12月18日
本日の日経、企業2の連載「電子復興 第3部 AV2強の焦り」を読んで
2強は、ソニーと松下です。液晶テレビやDVDなのでの出遅れなどが指摘されています。
今日は、ソニーについてです。その中に「技術の分かる創業者が・・・」とあり、今の「経営陣は事務系が主体で・・・」であるとかありました。
ここで問題になるのが技術屋は経営というか法律なども含めて疎い。逆に事務屋は技術がわからない。という事例が日本では多すぎるのでは。
今、日本では直に「理系人間」とか「文系人間」とか色分けしたがりますね。そして、それにもたれ掛かって専門外の勉強をしようとしない。場合によると関連分野でもその時取り敢えず必要がなければ勉強しないのが多いですね。
その結果、幅も奥行きも狭い人間が出来てきているのでは。この傾向はここ20年前ぐらいから酷くなってきているようで、最近は、大学入試で受験校でない大学の入試問題をしても仕方がないとまで思いこむ者が現れる始末です。
程度とかを考えればいろいろな問題に当たってみる価値があるのにです。
結局、勉強とは何なのですか。私はより良い人間になるためと知的好奇心を満足させるためだと思います。まあ、知的好奇心は次から次と疑問が出てきて満足しないですけどね。
それに対する評価はどのようにすればいいのでしょうか。相対評価は「みんなでサボれば恐くない」となり勉強しなくなりますよ。

2003年12月17日
年金制度改革について
またぞろ、甘い見込みを入れていますね。出生率が上昇するとしているのです。
今の子育て支援の仕組みでは増えないでしょう。女性の就業が増加しているのに、単なる制度(補助無しと罰則無し)としての産休や育児休業では日本の企業では子育ては難しいところが多いと思います。
gaiax系のgooにあるkagiokakeruさんのHPの日記にあったIBMのような勤務形態や育児休業の充実(国の補助と罰則ありにしてもしいでしね。)女性の再就職時に能力に応じて採用する仕組みなどが必要ですね。まだ、日本では退職となると再就職が不利になっていますね。さらに子育て中ならなおさらですね。そのあたりの状況を改善しない限り出生率の上昇は無理ではないでしょうか。
アメリカやヨーロッパでは子育てをしやすいような勤務形態が一般的になってきているようですね。さらに国が児童手当やその他の施策も合わせて行っているようですね。
日本での児童手当、あの額は何なのですか。企業が支給しなくてもよい額にする必要があると思います。子供は国の宝でしょうが。
高速道路を造っても子供が少なくなっていけば誰が利用するのですか。経済効果もあったものではないでしょう。

2003年12月16日
高速道路について
結局、国土交通省は計画全てを作る気のようですね。需要予測、上回ったこと、どの程度ありますかな。
全くないとはいいませんが、大抵大幅に下回っていますね。予測というのは「前提条件」次第でどうにでもなるものだと思います。
空港や地下鉄などの需要予測、下方修正だらけですね。
厚生労働省の年金でもだいぶ前は「出生率」が低下しない、あるいは少しは上昇という前提だったような気がします。ところが少しばかり低下すれども上昇は全くしませんでした。
給付を受ける世代と掛け金を払う世代の比率が予測より受け取り側が多くなってきてしまっている。
都合のよい数字や前提条件を並べ立てて予算の確保にのみ血道を上げていると見られても仕方がないようなことをしてると思います。
農林水産省など他の省庁やいくつかの地方公共団体の同じ穴の狢ではないでしょうか。

2003年12月15日
二日ほど「たばこ病」でしたの教育について
日本で不思議なのは、医療関係者の喫煙率の高さです。さすがに医師の喫煙率は低下してきているようですが、看護師等は相変わらず高いようですね。
医師で今だに吸っている人の気が知れませんが。
これらは、教育の意味ですね。一体何だったのでしょう。覚えるだけでは意味がないと思うのですが。
教育の効果は、実際の生活の場の行動に影響を与えたときに効果があったとするのがいいのでは。
いろいろなものごとを調べ、その中で役に立つというか良いことを理解しそれを行動に移すことができるというものです。
基礎的に覚えている、または理解していることを確かめるのにぺーパー試験は有効でしょうが、実際に行動に移すことができるのかいうことは見れないと思います。
授業内容が行動に現れるのなら医療系といわず全ても過程で喫煙率は低下するはずなのですガね。特に大学を含む学校ではね。

2003年12月14日
昨日に続き「たばこ病」について
昨日久しぶりにgoogleなどで「たばこ病」で検索してみました。 いくつかを載せてみますので暇なおりにでも回ってみてください。
連載第1回 女性の喫煙率(このページは喫煙者と非喫煙者の肺の写真があります。まゆみ先生の禁煙外来より)
煙草と歯のどちらを取りますか?[家庭の医学]All About Japan
喫煙男性要注意!"バージャー病"[家庭の医学]All About Japan
呼吸不全で死なない為に禁煙を![家庭の医学]All About Japan
医療のページ肺癌
【healthクリック】禁煙ライブラリ
【healthクリック】複合性たばこ病
第8話 たばこ病あれこれ(上)
第9話 たばこ病あれこれ(下)
インフォシーク健康 > 健康ライブラリ > たばこ > たばこの害
最新たばこ情報
COPDは今日も載せておきます。 肺気腫などのタバコ病:COPD-info.net
近日中にリンクにも載せておきます。

2003年12月13日
本日の朝日新聞に載っていた「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」を読んで思うこと
今までも日記に、たばこの害は「癌」以外もたくさんありますよと書いてきています。
今日の新聞の記事でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)でも結構たくさんの人が亡くなっているのですね。
世界の死亡原因の第四位にランクされています。
以下はCOPD情報ネットからです。
日本でも年々増加しており、2001年の調査では約530万人の患者さんがいると推定されています。
また、有病率は40歳以上の8.5%と、諸外国と同じく高いということです。
日本では少ないと考えられていましたが、実際には多くの患者さんがいるのにきちんと診断を受けていないという実態が浮き彫りにされたとありました。
これの増加は喫煙と関係が深いとのことです。80〜90%程度が喫煙または受動喫煙だそうです。
どのような病気かはCOPD情報ネットを読んでみてください。

2003年12月12日
本日のニュース「羽田空港の拡張」を聞いて思うこと
拡張して増加する発着回数のうち、30000回ほどを国際線に回すというのがありました。
何のための成田なのでしょうか、初めから羽田の大拡張をしておけば成田闘争もなかったしとおもうのですが。空港の役割分担としての成田なのでしょ。
これとは逆の例が関西国際空港と伊丹の関係ですね。造るときだけ計画を貫徹し、できたら適当にでは困りますね。
高速道路も造るのは熱心ですね。新幹線も。各地の公共施設や地下鉄など。需要予測も過大に評価したりしてね。
税金を使うことにしか頭がないのかという思いが強いです。

2003年12月11日
本日の日経、社会面「インフルエンザ『ワクチン不足』」を読んで思うこと
量的には十分のはずの「ワクチン不足」ですが、読んでみると「利幅大きく返品可能」で一部病院が抱え込んでいるのではとありました。
これって立場の強いものが弱いものに対してリスクを押しつけている訳ですね。リスク管理ができないから「医療過誤」にも気が付かない?
医師会は「返品認めない」という通達を出しているそうです。返品できなければ病院間で融通する必要が出てきて不足しているところに回るはずですから。
ある意味で「医療」は公共サービスの面があると思います。一部病院で抱え込むのは医療の理念に反するのでは。

2003年12月10日
昨日の日経「FTA 試される日本」より思うこと
相変わらずの日記になると思います。
規制による保護で足腰が非常に弱くなった業界が多いようですね。それが、今、足腰の強い業界の足を引っ張っている。
今の日本は海外からどの程度輸入しているのでしょうか。はっきり答えられる人はいないのでは。今でも農産物で、海産物で、工業製品で非常に多くのものが輸入されていますね。
米ですが、そのままでは輸入しにくいですが加工すると農産物ではないですからね。結構入っているようです。
今は、相手国は自国産物の輸出機会があるかどうかで、それがない場合はFTAを結ばない。すると、相手国内での日本企業の日本からの輸入品には関税が残り、その相手国とFTAを結んでいる国からは関税無しで入るそうです。
競争ができないということが各地で起こりつつあるようです。一部産業の効率化の遅れのため、日本の産業の競争力が殺がれてきているということです。
それに一昨日の日記にあるようなことで工場も海外に出て行っている。
日本での雇用はどうなるのでしょうか。社会保障費も生活保護みたいなので増加してくることになるのでは。生活保護費など雇用があれば減らせるはずですが。
世界との大競争時代に今はあるのです。そしてその世界中から大量の物資を輸入しているのが日本です。
FTAをいろいろな地域と締結できるようにしてください。

2003年12月9日
日曜の日経「Sunday Nikkei」の「エコノ探偵団」より思うこと
最後の方でジュンク堂書店がハリー・ポッターの最新作(洋書)を大量に輸入して各支店に必要部数を聞いたところ、倍の値段の返品可能の方ならという支店長がいたそうです。
ジュンク堂は結構取り次ぎの意向ではなく書店の意向で本を売っていると思っていますが、それでも返品制度にあぐらをかいている支店長もいるようですね。
儲けようとしたらリスクを取る必要があると本店の人がいっていました。
日本の書店ですが中小書店が苦しいですね。どうしてでしょうか。一つは取り次ぎのパターン配本にあるのかも。まだしているのかな。これで書店の特徴がなくなりますね。
返品可ということで大量に送りつけられる書籍や雑誌の整理に労力が費やされて書店独自の取り組みが未だにできないのかな。
ある時聞いたのですが、取り次ぎは書店の注文について大手書店を優遇しているというものです。本当なのでしょうか。大手書店には山積みにされていても中小では注文しても手に入らないというは今でもあるのでしょうか。
普通の小売りのように仕入れに小売りがリスクを負わないというのが中小書店の立場を弱くしてしまったのかな。普通の方も大手に浸食されていますけどね。
規制は、あるいはリスクを負わないというのは活力を殺いでいるようですね。規制緩和と適度のリスクを。

2003年12月8日
本日の日経グローバル「打倒インテル AMDの賭け」を読んで思うこと
「MPU新鋭工場に巨額投資」というのもありました。
問題は、巨額投資の出所です。24億ドルぐらいかかるそうですが自己資金と借り入れ金は14億ドル程度だそうです。残り10億ドルはどこからか。工場はドイツに造られます。ドイツ負担ですよ。ドイツ政府とザクセン州政府、それに地元投資団の出資。ドイツ政府は債務保証もするそうです。
製造業ですね。国内で雇用などに対する影響を考えると製造業を如何に引きつけるかということですね。
日産やトヨタ、ソニーなどの工場をヨーロッパ各国は補助金を出してまで奪い合っている雰囲気がありますね。
工場が進出してきて雇用が生まれれば、補助金なんて安いものであるという考え方なのでしょう。
その点、日本の政府は海外に気前がいいですね。工場の海外流出を促進しているようなものですからね。
そしてその国では雇用が生まれ、それによって消費も増大し治安もよくなり、社会保障費は減らせますね。
日本は、失業者が増加し、消費も減少、治安も悪くなり、失業手当や生活保護費等が増加しますね。当然、税収は減少します。
高速道路などより工場の流出に歯止めを。規制緩和を。規制を残して日本が沈んだら何もならないと思います。

2003年12月7日
本日の日経「Sunday Nikkei」の「中外時評」より思うこと
日本の強さの源泉の一つであった「貯蓄率」が低下してきているということです。
高い貯蓄率があって初めて低金利の国債が発行できるわけですね。ところが、低下してきているという。多くは、高齢者世帯で貯金を引き出して生活費に充てているわけですが、現役世代は賃金が引き下げられる場合やリストラでの解雇が多くなってきているので現役世代でも低下するのは時間の問題では。
貯蓄率が低下すると誰が国債を購入するのですか。いなくなってきますね。発行するためには金利を上げる必要が出てきますね。
地方債をも含むと発行総額が1000兆円にもなっているようですね。そうすると、金利が少し上昇するだけで現在の税収が吹っ飛ぶわけです。
こんな時には、採算の合う合わないは別にして国債の発行額を減らす。または、規制緩和等を速やかに行って工場の海外流出を防ぎ、海外からの工場等の進出を促進する必要があるのでは。
まずは、世界の中の日本であることをよく考えて大競争時代に勝ち残るというか沈没しないようにしなければいけないと思います。

2003年12月6日
本日の日経教育面「数字は語る」より思うこと
ベネッセの調査によると「学力・生活態度ともに悪化」とありました。
これは、全国の小中学校教師約7000人を対象に子供の変化について尋ねたものです。
親も教師も「マニュアル」世代になってきていますからね。泥臭い学習方法などを嫌い、より簡便な方法を求めて来ましたからね。
知識を得るのに楽な方法、そんなのあるのかな。だから、生徒集団の学力水準が低下してきていると答えた教師が多くいるそうです。
楽をしようとすると思考力も続かなくなり、想像力も低下しているようですね。
もっと、奥行きのある幅広い学習等による苦労をさせましょうや。程度は極端に難しくする必要はないはずです。ただ、記憶する事項でも各自に考えさせてどれが最重要なのかとを理解させる手順がいると思うのですが。
「マニュアル」手順書の順に覚えればよいとばかりに記憶に走っては、理解力や想像力、そして記憶にも悪影響を及ぼしています。
もっと、手間暇かけましょう。

2003年12月5日
本日の日経社会面「育児時間等に関る欠勤などでの賞与の不支給に関する最高裁の判決」より思うこと
原告敗訴にした最高裁判事もこの予備校も「子育て」をどう考えているのでしょうか。企業等については他でも同様なことがしているところもあるようです。
外資系は、どちらかというと今回の最高裁判決ではなく高裁判決(支給しなかったのは法律違反)と同じ考え方のようですね。ですから、優秀な女性は結構外資系に勤めを変えるようですね。
日本の諸問題の大きな原因の一つが「少子化」でしょ。「子育て」を欠勤扱いみたいな賞与等の削減の対象としてよいなどとするとますます少子化が進みますよ。高速道路を作っても利用する国民がいなくなりますよ。
国の人口をジリ貧的に減らして何が活性化ですか。もっと、子育てをしやすい環境を。このような子育ていびりみたいなことをする企業には罰則を。子育てを支援する企業には公的な補助を。親には国からもっと高額な育児手当を。

2003年12月4日
本日の日経社説より思うこと
今日は「政府などのお金の使い方」について書いてありました。
一つが「改革の趣旨にそぐわない補助金削減」、もう一つが「謝金漬けの中のこの無駄」です。
どちらの官僚の体質がにじみ出ていますね。如何に「権限」を保持するできるか、今行っている事業の継続、この二つで問題点の多くが考えられるのでは。
数日前の「税源移譲」の件でも所得税などは移譲の対象外ですね。「たばこ税」みたいな今後、減少(増税すれば別)が想定される税の移譲。如何に現在の体制を維持することだけを考えているのでは。
だいぶ前の日記で、クリントン前大統領のことを書きましたね。アーカンソー州での三洋電機の工場のことです。雇用を増やすということに熱心であったということです。
ところが、今の官僚は欧米みたいに本気で制度まで変えて工場等の雇用機会の増加に取り組んでいるのか。していませんね。だが、税収が減少していることへの危機感が感じられませんね。
矛盾の出てきている仕組みのままで小手先だけ改革しようとしている。負担を国民や地方に押しつけるだけになりかねませんね。

2003年12月3日
本日の日経の経済1(5頁)の「予算攻防 文部・厚労省VS総務省」を読んで思うこと
「補助金削減押し問答」と「義務教育費 生活保護費 縄張り絡み混迷」という見出しもあります。
財務省が各省庁に一律に削減を求めているのでは。
義務教育費の国庫負担金ですが、教育をどう考えているのかがないですね。お金の話ばかり、クラスあたりの教員数が多い方がきめ細かな指導ができると思いますが、なにをどう教え、何ができるような人間を育てるつもりなのですか。覚えることだけを指導するのではだめですよ。
例えば、医療系学校を卒業した者の喫煙率、一般と変わらないようですね。医療系のどの分野でも健康に関わりがあるのだから学生生徒が学んだことをまともに理解しているのなら行動に変化が、「たばこは吸わない」とかの行動が出てくるのでは。
教育とはそのようなものではないでしょうか。そのためには、どのような教員がどれだけ必要だから経費はいくらと出てくるのでは。金額が先にありきみたいな感じがします。
生活保護費では、財務省などが「工場の海外流出」を促進するようなことをしておいて生活保護費を減らすというのは本末転倒では。就労機会を増やす施策を講じる必要があると思います。
景気(失業者が減少すれば)がよくなれば、税収は増え、保護費は減らせると思います。
予算の省庁間の割合が一定というのもおかしなものですね。割合を変えるのは国会の役目です。一部しっかり勉強し活躍されている議員もおられますが、族議員も多いですね。
族議員はもっと真面目に日本のことを考えてほしいですね。

2003年12月2日
本日の日経一面「地方への税源移譲」について思うこと
財務省はたばこ税を考えているようですが、世界的な運動(たばこをなくそう)がWHO(世界保健機関)を中心にして行なわれていますね。5月31日を「世界禁煙デー」にしていますね。
この取り組みにより日本でも喫煙率が徐々に低下してきていますね。ということは、たばこ税は将来的には税収が減少することになると思います。
過去に地方公共団体の中には「同じ買うなら地元で」をキャンペーンをしていたところがありました。税収確保もため同じようなことをすると医療関係の費用やその他でその税収移譲の損失が出ると思います。
だから、税源移譲の財源には所得税や法人税などのほうからするべきです。将来的にジリ貧になるたばこ税では移譲の意味がないと思います。

2003年12月1日
本日の日経の医療面を読んで思うこと
この面は、毎週月曜日に5つほど記事を載せています。大きく場所を取っているのが「入院患者の治療効果を上げる献立を作成 『栄養管理チーム』130病院に」というのがありました。見出しに「院内感染防ぎ退院も早く」というのもあります。
これを読んでいて思ったのが、他の病院、食事をどのように思っているのかなということです。
人間は「動物」ですね。動く物なのですね。だから、今はできるだけ体を動かすように指導するようになってきているのですね。以前は障害を持っている人に対しては体を使わなくてもよいようにしていたようですね。いまはできるだけ運動刺激を与えるという方針だそうです。
私も骨格筋を少しだけ鍛えてきたら風邪などを引きにくくなりました。
内臓も同じなのですね。使わないと働かなくなってきます。だから、食事を十分にとるということは内臓を鍛えるというのか衰えを遅らせる働きがあるのですね。人間、どの部分も使わないと衰えるのですね。
腸などを使わないと抵抗力が落ちる。院内感染になりやすくなるとかの不利益があるそうですね。単に栄養補給と意味以上のことが食事にはあるということになりますね。
最近、医療ミスというか事故の報告が増えているように思っている方も多いのでは。私の考えは、「ミスを隠さず報告するようになったためで、場合によると以前より減少しているかも知れない」ということです。何せ日本は「失敗を隠す」というのが習性みたいになっているのでは。
ミスを繰り返さないためにはミスを報告し検討し対策を講じるほうが良いという考え方ですね。