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2004年12月31日
大晦日
今年は雪のところが多くなりましたね。漸く、冬ですね。
今年、アイルランドでは、不特定多数の集まるところでは「禁煙」になりましたね。居酒屋もです。
本来、飲食店は「禁煙」だと思います。タバコの煙は味味覚および臭覚を麻痺させますからね。
よく、禁煙すると太るというのは「味がわかるようになって食べ物がおいしく食べれる」からです。当然、香りもよく判るようになります。
日本でも「禁煙」のところが広まってきていますが、役所(国および都道府県などを除く)でまだのところが残っているようですね。
もっとも、たばこの害を教えていて吸っている訳のわからない人もいますが。
これは、今一度「知行一致」の意味を噛みしめて欲しいですね。
大晦日なので、タバコのことで今年最後にしたいと思います。

2004年12月30日
今年もあと一日
今年もあと一日になりましたね。
一年の区切りをこの時期になったのはなぜかな。
文明が北半球から始まったことが関係しているのかな。
農業では、区切りですね。日本ですと、多くのところで昔は作物ができない時期でしたね。
収穫が終わって新たな農作業への切り替えの時期。太陽暦では、当時を過ぎてすぐですね。これから、春が来てという時。
草木が芽吹く時期に向かう時。
新たな成長が始まる時期。
そのような意味合いが込められていたのかな。
来年は今年より、より良いことが起こるように私にとってできる限りのことをしていきたいです。

2004年12月29日
乳ガンとタバコの関係
珍しく、タバコとガンの関係についてです。
本日の朝のNHKニュースで厚生労働省の10年および2万人を対象とした調査で、閉経前では、受動喫煙(とばっちり)で受動煙のない人に比べて約2.6倍、喫煙者に至っては3.6倍にもおよぶという調査結果が出ました。非喫煙者でも副流煙で凄い倍率ですね。喫煙者に近いですね。
女性ホルモンの働きが活発なためのようですが、自分自身はでホルモンを制御できないので喫煙や受動喫煙を避けることが必要である。
タバコの害のうち、ホンの一例でした。

2004年12月28日
津波被害
津波の被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
今回の地震は史上最大規模のようですね。ただ、揺れの小さかったところや感じなかったところでは津波についてはわからないと思います。
日本でも1960年でしたか、チリ(日本から見て地球の反対側)の地震による津波被害がありましたね。波というのは地球の裏まで伝わるわけですから、インドやアフリカ諸国でも被害が出ているのですね。
インド領のアンダマン諸島では全滅した島もあるとのことですね。情報が入っても津波が大きいのでどうしようもなかった可能性も考えられます。
今回の地震の原因はインドプレートが大陸のプレートの下に潜り込んでいく時にできる歪みです。日本でのエネルギーの大きな地震はこのタイプです。
震源が海の底であるため、どうしても津波ということになります。浮世絵に富士山を背景に大きな波のあるのがありますね。あの波、シアトル沖の巨大地震が原因ではと日経サイエンスで出ていたことがあります。
近くの地震では、用心のしようもありますが数千キロも離れたところからのは観測警報機能を充実させる以外にはないでしょう。インド洋でも環太平洋と同じような取り組みが求められますね。

2004年12月27日
潜在競争力 日本15位維持
これは、本日の日経一面の記事の見出しです。
世界50カ国・地域の潜在競争力についての日本経済研究センターの調査報告です。
やはり、企業部門は凄いようですね。貿易収支でも見て取れますね。これに、教育とか国際化とかインフラが伴えば世界一になれるかもね。
教育ですが、英語力の低さでは定評があるようです。中身のない進学率の高さや平均就学年数で稼いでいます。なんとかしましょうや。時間と金の無駄ですよ。国公立大学も含めて大学、内容のないところの整理できないものかな。そうすれば、残ったところは、まともな意味での「厳しく」ができるのでは。
それと、「日本技術者教育認定機構」のようなところに厳しく認定してもらうとか。卒業の質で評価するようになれば良いのと思います。
「国際化」、まだまだ無理なようですね。空港でも地域内だけの競争というか足の引っ張り合いですものね。「世界史」を必修にすればというのは完全な幻想です。
インフラ、新幹線造ってだれが乗るのですか?それより、するべきことがあるでしょう。経済活動がよりスムーズに環境破壊を少ないようにできるようにするにはとか。子育てを支援するのはどうしたら効果的だとかの先だと思うのですがいかがなものでしょう。
価値基準の転換が必要なようですね。

2004年12月26日
酒気残らば・・・
これは、本日の日経健康面「はつらつ養生訓」の見出しです。
二日酔いに「・・」とかいう人もいますが、ゆっくり眠り体を回復させるのが一番だそうです。
食べ物では、果物や甘い物を摂取するのが良いそうです。スポーツドリンクも良いそうです。
「・・」は「迎え酒」です。これは、胃は荒れて肝臓に負担をかけ、結局症状を長引かせるだけです。
飲み過ぎないように。飲み方に注意をしましょう。空腹時の「一気飲み」は禁物だそうです。
一気飲みは「急性アルコール中毒」に注意してください。死ぬこともありますよ。

2004年12月25日
乳幼児の誤飲 4割がタバコの吸い殻
今日の朝日新聞夕刊の一面です。まあ、まだまだどこでも吸う人が多いということかな。
周りに対する影響を考えていないからかな。
昨日までの「根付かぬ教訓」と基本的には同根かな。
今は、保健という科目などで「たばこの害」を勉強していますね。それを我が身に置き換えて考えられないのかな。もっとも、まだ害を教えながらの喫煙者というのが多数いますね。こちらの方も何を勉強してきたのかな。
「知行一致」「文武両道」は学習したことが行動に現れることですね。そのあたりが日本の教育ではなっていないようです。
今、大学では以前より早い段階から「ゼミ」などを取り入れるところが増えています。これは、自分で調べ、考え、まとめて発表する訓練ですね。そして、「知行一致」に繋がることを求めているのだと思います。

2004年12月24日
「教訓根づかぬ」日本
昨日に続きです。なぜなのか。成長の過程や教育に於いて「失敗は成功のもと」ということがどのように取り入れられているのか。
普通の試験の失敗はそれほど「教訓」にはならないと思います。日常生活や学校の活動でうまく経験させていくことができれば、普通の教育活動みたいなものでも「教訓」というのが身にしみるようになるのでは。
大失敗というのはダメージが大きすぎるので困ると思います。「失敗」したときの親や教師の対応によっても変わってくるのでは。
歴史教育がまともにできない国ですから、「教訓根づかぬ」でしょうね。
「歴史を鏡」にして一番利益があるのは、「歴史を鏡」とした国なのです。「歴史を鏡」としない北朝鮮の現状をみてもわかると思います。
欧米は、結構「歴史を鏡」としているので世界のリーダーの一つとしてやっていますね。
日本は、また、潰れるのかな。過去の失敗に対してどのように対応するかということが「教訓を根づせる」のか「教訓根づかぬ」のかの分かれ道のように思います。

2004年12月23日
「教訓根づかぬ市民・行政」
これは今日の一面『地震列島 「直下型」への備え』の見出しです。
基本的に日本ではどこでも地震が起こりうるわけですね。ところが暫く起こらないと「ここでは地震がない」と思いこむようですね。そして、他のところで地震が起こったときはしばらくそれなりに意識しますが、すぐ元の木阿弥になるようです。
これは、見出しにあるように「行政」もすぐ教訓を忘れるようですね。
まあ、日本は、いろいろなところで「教訓」が根付いていない例が多数あります。
帝国陸軍では、何時までも同じタイプの戦法で多数の将兵が死傷しました。この原因の一つは、日露戦争での第四軍の無様な戦いぶりを美化するために始めた誤魔化しがあると思います。この戦いで「突撃」がやたらと賞賛されるようになったような気がします。
ほかにも、厚生労働省の度重なる「薬害」、特に「サリドマイド過」の「血液製剤によるエイズ感染」は同じパターンだと思います。
農林水産省の干拓、有明海の前に「大潟村」の自立の確保を先にしなさい。などなど。
このような日本、よくここまで発展したものですね。 

2004年12月22日
「直下型地震 予知できない」を「知っている」が「半数どまり」が意味するもの
この「  」内は本日の日経一面の記事の見出しです。
新潟で地震があり、大きな被害が出ましたね。そして、「直下型」の怖さについて現実に被害が出て、その体験も語られているにも関わらずにです。
「学習」が行動へと変化しない一例になるのでは。日本の教育のよくない点ですね。「覚える」ことはしても「理解してよりよい行動」にするということがあまり求められていないですね。口ではこのようなことを言っているのですが、実態は暗記力試験で且つ相対的にみた評価に終始しているからかな。
表面的にしか物事を見ない人が多いような気もします。教育の質が浅いからかな。それとも国民性?国民性なら教育がしっかりすれば少しはマシになるのでは。
物事に対する興味が非常に早い段階から失われていってしまっていることも大きな原因でしょう。
それと学者というのか専門家がもっとハッキリと限界と可能性を普通の人々にわかるように説明もしていないですね。説明をしてもマスコミが取り上げなかったりするのかな。
大事な情報が抜け落ちているのも気になります。

2004年12月21日
来年度予算原案内示
いつものことなのですが、徐々に変化させているようで時代というかそのときの最重点課題に適切に配分されているのかという疑問があります。
前にも書いたと思うのですが、イタリアのある地方公共団体は「子育て支援」の一環として子が生まれたらたしか「100万円」支給するところがあります。そこの長はこのように記事の中でいっていました。「道路を造っても利用する住民がいないのなら無駄」というような意味をね。
各地の公共事業をこのような観点から見直しはされたのでしょうか。されていないと思います。
教育においても「国立大学法人」の授業料が値上げされますね。535800円になります。私学との差が縮まりました。今でも、文系学部の場合、下宿代がかかれば自宅通学の私学の方が安くなる場合が圧倒的に多いのでは。国公私立すべてで言えることなのですが、卒業後の就職で全国どこでもそれなりにできる大学
あまりないですね。だから、就職したい地域の大学に進学するのが無難かも。就職活動の時の交通費がバカにならないそうです。大学一年からためる必要があったりして。
ドイツも授業料を少し値上げしたようですが、学期に何千円のオーダーらしいです。受益者をどのように考えているのか違いから来るのでは。そうそうドイツの奨学金は「給付」で6〜10万円でらいを原則もらえるらしいです。日本のケチ。
総合的に国の将来を考えて編成しているという感じがしません。

2004年12月20日
薬とサプリの関係
昨日の日経健康面にありました。
サプリは、普段の食生活で不足気味の栄養素を手軽に補うのに便利ですね。
ところが、病気で薬を服用している人は「飲み合わせ」に注意する必要がある。
例としてあがっていたひとつが「西洋オトギリソウ」。気分が爽快になると人気だそうです。ところが、専門家の間では、解毒酵素を増やして薬物の分解を促進することが知られているそうです。強心薬や抗てんかん薬などと併用すると、薬が効かなくなることがあるそうです。
その他、「イチョウ葉」は、血栓防止薬と併用すると血が止まりにくくなることがあるそうです。
今は、他の医師から処方されている薬をよく聞かれるようになりましたが、「サプリメント」も注意が必要のようですね。

2004年12月19日
さらす経営で鍛える
これは、本日の日経一面の連載「新会社論 第7部 頂上へ足止めず」の見出しです。
中身は、「内輪の文化 自ら壊す(これも見出し)」です。自己変革の必要性を訴えています。
まあ、会社では、社外取締役を活用しているところが多いです。
UFJにしても、三菱自動車にして、国土にしても、社内の論理が強かったのでは。そして、不祥事はその論理を守ろうとして起こったことかな。
日本の多くの組織は、欧米よりこの点が遅れているように思います。もっと、外向きになる必要があると思います。
「外向き」とはどのようなことでしょう。一つは、外からの批判に答えられるような風土を作り上げることかな。他の「物まね」ではない自己変革によって答えることですね。
このことが、日本人は不得意だったりするかもしれませんが、意識を高めて乗り越えていく必要がありますね。

2004年12月18日
またまた、日本の子供の学力低下について
本日の日経教育面がこのことについてでした。
『勉強「嫌い」「楽しくない」増加』という大見出しが。
勉強とは本来面白く楽しいものであるのでが、どうしてこのような感覚になっていったかを考える必要がありますね。「ゆとり」教育が第一の犯人では内と思います。
文部科学省のゆとり教育がそれに拍車をかけただけだと思います。
マークカードに頼る入試、定期考査(こちらは択一式、多くのところで問題集そのまま出題らしい)。それで勉強を覚えることだけと思ってしまった人々。この意識が子供に蔓延しているようです。
同じページの「まなび再考」によると、高校生で家庭学習するかどうかで、俗にいう上位層の勉強をする部分とそれ以外の勉強しない部分に大きく分かれていると言うことです。一般高校で家庭学習をしている生徒の割合は低いそうです。
じっくり文を読んで考えさせるということをしなくなってますね。
総合学習ですが、指導が良いと効果が上がるのですが、多くの教師は指導しきれないでしょうね。大学での卒論・ゼミが?のところが多いように思います。指導された経験が必要だと思います。
この例でも「教える側」が勉強をどう思っているのかということが学力形成に大きく関わっていると考えます。そのほかの要素も大きく関係している場合もありますが。

2004年12月17日
本業は守るより創る
これは本日の日経一面連載「新会社論 第7部 頂上へ足止めずA」の大見出しです。
よく、会社経営で「多角化」と「本業」という言葉が出てきますね。「本業」とは、大抵は操業開始の時の業種かな。
でも、いろいろな会社で発展してるところは、本業とは違う分野で伸びているところも多いですね。
社会構造の変化に対応するために事業内容を変化させる必要があると言うことですね。もっとも、大きくは発展しにくいですが創業以来の事業を守っているところもあります。
どちらがよいのか一概に言えませんが、社会構造の変化によって否応なしに変化させられる場合も多いともいます。
そのときのために、「次の本業を創る」ことを常にする必要があるのですね。
ところで、行政や学校はどうでしょうか。
学校においては、児童生徒の変化に対応していない。社会情勢の変化に対応していない。というところが多く見られるようです。
もっとも、学校の基本は「自ら興味をもち、それについて調べ、価値判断が的確に出来、より良い行動ができるようになる」ための能力を高めることだと思います。
単に「覚える」だけならPCなどのほうが確実ですしね。
「知行一致」「文武両道」これはどちらも学習などをして良いこと(より価値のあること)を学べば「行動」に現れるというような意味だそうです。

2004年12月16日
理数科目の学力低下
昨日の日経にあったのですが、低下の理由として「授業項目」や「時間数」の問題があがっていたと思います。
それより、大きな問題があると思います。教える側の「理数」への考え方ですね。基本的に「理科、数学、算数」が好きなのか。そして、基本的なことを理解しているのか。この「理解」には、単に覚えているだけとか入りません。
学校教員の養成方法の問題も浮かび上がると思います。理数ができなくても、いや「勉強」しなくても小学校教員になれるということですね。いくつかの科目の単位は取る必要があるのですが、それ程度で好きになれるのかな。
小学校も教科担任とクラス担任の併用型にする必要があるのでは。今でも一部教科は「専任」がやってますけどね。
今は昔と違って自然と親しんだり、ソロバンなどに取り組む機会も減っていますので、興味を持たせ、持続的に取り組むようになるような動機付けのできる力量の求められて生きているのでは。
そのためには、教材等を用意する時間も取れる体制も必要ですね。

2004年12月14日
COPD(慢性閉塞性肺疾患)について
以前から書いていますように、喫煙によって肺機能が徐々に失われていき、最終的には呼吸困難に陥る病気です。年間5万人以上が亡くなっていると考えられているそうです。
この病気、進行がゆっくりしているので気が付いて診察を受けたときには「重症」になっている場合が少なくないとのことです。
「治らない」「元に戻らない」病気です。進行を遅らせることしかできないそうです。
非喫煙者にとっても周りで喫煙されるとガンなど被害とともにこの「COPD」にも喫煙者同等かそれ以上に有害物質を吸い込むことになるので、同等の弊害があることを覚えておいてください。
ガンだけではないのです。

2004年12月13日
専門医不在 浮き彫り
これは昨日の日経医療面の見出しです。「実力病院」日経調査をもとに「構造編」とした特集かな。
放射線治療では、放射線診断医が多いのですが、放射線治療医はまだまだ少ないそうです。学会の認定医の400人ほどだそうです。そして学会もまだまだ足りないと言っています。日本の大学の放射線講座は多くが診断医養成だそうですね。
それと、医師だけではなく専門の技師も不足している。その結果もあって放射線の照射量を間違うというミスが多発したのでは。
緩和ケアでも、専門医やシステムがまだ完備していなかったり機能していないところが多いようです。
日本の仕組みでは「縁の下の力持ち」のようなところに人材やお金を投入できるようになっていないからかな。医学教育が専門医(家庭医を含む)教育に向いていなかったためでは。
今後、今回の調査などで出てきた不備を改善する方向で進んで欲しいですね。

2004年12月12日
「読解力」急低下
本日の日経社説の一つです。最近、言われ出していますが、相当前から指摘されていた人もいます。
大学入試でも、センター試験の得点だけに近いところから足きりにはつかうものの個別試験の得点のみのところまでありますね。
「読解力」の両極端にバラツキ始めているという指摘もあります。
それで、今の教員養成課程のある大学(国立ですけど)は、センター試験だけとか、それに近いところが多いですね。そして、今の勉強の風潮は以前に増して「点取り」のみに傾いているところが多くなっているのでは。
旧帝国大などの入試問題は、普通の個別試験でも「読解力」+「論述力」の必要な問題が多いのですが、俗に言う「入りやすい」ところほど「択一式」が多くなっています。小論文を課して「読解力」や「論述力」を見ようとしているところが多いのでが、如何せん普通に通用する「読解力」のはずが、受験生や教師は「小論文対策」の意識から脱却できていません。
結局、学力として必要なのはなにかということが判っていないためでは。「覚える」ということだけだと、人間はコンピューターに及びません。「知能コンピューター」は、まだ開発段階だと思います。そして、完成できないのでは。人間の能力をどのように見るかということが大きく「読解力」「論述力」などに関わってくると考えています。

2004年12月11日
法科大学院の記事から思うこと
本日の日経教育面は「法科大学院」についてでした。そのなかで、司法試験の合格数についてもあり、法務省などは3000人ぐらいで押さえようとしているとのようです。
そして全体の合格率が低い場合、依然と同様に「予備校」もしくは「予備校的」が蔓延り、本来の理念とはかけ離れるのではないかということがありました。
質については、大学院での授業レベルを保たせ、資格試験的な方法で確保するべきで、人数制限による方法は良くないですね。今の大学入試等の良くない点のこの資格試験的レベル確保がされていないからでは。
競争のみになるような制度は、兎に角「合格」だけを求めて「質」は二の次になります。大学や大学院の卒業、終了のレベルを維持させる方法ですね。その方が良いと思います。
弁護士の数については、東京の70分の1程度の地域があるとのことですので、もっと、多くしても良いと思います。身近に良い弁護士が開業しているというのは心強いですからね。
日本は、もっといろいろな分野で規制を緩和するべきです。そして、不法行為に対する罰則を強化するようにするべきです。例えば、健康保険の診療報酬の不正請求など。官僚の政策的無駄遣い。
イタリアでは、公共事業を削って子育てにその予算を回しているところがあります。理由は、「道を造って誰が利用するのか。」ということです。

2004年12月10日
C型肝炎ウイルス汚染フィブリノーゲン製剤について
漸く、納入病院リストが公表されましたね。どうして、今まで隠し続けてきたのか。他の日本の薬害の構図、官僚やあの軍部との考え方が似ていますね。
知らせなければ判らないから何も言わないのではないかと言うことがあるのでは。いまは、昔と違ってインターネットなるものがあって、全世界相手に情報や考えを発進できるようになりました。以前とは逆に正確な情報をいち早く公開する方が良くなっているのに判っていない。
ひょっとして、現状認識ができていないのでは。例えば、軍部ですがノモンハン事件を教訓化できませんでしたね。単にひた隠しにしてだけ。その結果、というかその後泥沼にはまっていきましたね。
今回の件も判った段階で適切な行動を起こしておけば、拗れることはなかったと思います。医師の中には、汚染の可能性のあるフィブリノーゲンを(知らずに)使ったことを認めてる方もいます。ただ、汚染が明るみにでてからも使い続けた医師は責任があると思います。
C型肝炎ウイルスは、治療開始が早いほど、ウイルスを除去できる可能性が高いそうです。その可能性を奪った厚生労働省は2重に罪を犯したことになると思います。

2004年12月9日
介護保険料などについて
昨日の日経一面の新たな連載「未知なる家族  第3部 世界に見るあした@」のなかに、ドイツでの介護保険料などについての記述がありました。
来年から、子供のない人の保険料を0.25%重くするそうです。2年前にできた個人年金(リースター年金)では、子供が多いほど掛け金の補助が増える。とのことです。
将来の掛け金の担い手を育てている人の負担を軽くしたり、年金では今の育児の補助みたいな面がありますね。
子供を育てるというのは、二重に負担しているようなものです。その点をドイツでは軽減して二重負担というのをなくそうとしているだけですね。
日本の動きは、全くなっていないですね。保険料の格差ができないのなら、子育てしている人には、手厚い補助をするということで子育てしていない人と同じような負担にもっていって欲しいですね。

2004年12月8日
OECDが発表した学力調査から思うこと
7日の発表によると日本の学力は急落したそうですね。大学生の学力については以前から良くない定評がありまた。
日経の本日の「春秋」によると、文部官僚はこの10年間、「学力低下という事実を、正式には認めてこなかった。」とあります。「ゆとり教育」とか、教材削減とかやってきた成果ですからね。
大学も共通一次、センター試験、多くの大学でのマークシート利用の入試ですね。この2つが相互に絡み合ってきたのでは。
そして、「ゆとり教育」となっても、勉強は「点取り」としか思っていないのが多いですね。
ただ、官僚はそのような傾向を正すべき立場でしょ。ところが、余計拍車をかけてきたのでは。「一度決めたことは変えない。如何に状況が変わろうとも。」という官僚体質が良く出ています。
農林水産省も。その他多くの官庁でね。
帝国陸軍なども、その決めたことを続けるために「実態のない空虚な言葉」を多用しましたね。それと、同じなのでは。「国民のことは考えなくて、自らの決めたことをまもる」を最優先するという体質ですね。その結果、現状が見えなくなり、さらに悪い方へと悪循環に陥っているように思います。
サマワの治安状況についても、小泉総理は「安全」と言っているから・・・とか言っていたような気がします。
ブッシュも似てるような気がしないでもありません。

2004年12月7日
言いたいこと、お休み
すみません。どうも、書くことが思い浮かびません。休ませて頂きます。

2004年12月6日
FTA(自由貿易協定)から思うこと
日本もいろいろな国と交渉をしていますが、農業が関係ないみたいなシンガポールとまとまっただけでしたか。
日本の農業ですが、衰退化させたのは「保護」だったのでは。軟着陸して退場すべき農家を抱えつづけた。まあ、土地に対する感覚もあると思います。農地に関する借地法を長いこと変えなかった行政も時代遅れだったですね。
競争にさらされたところは足腰の強い企業が生き残ってきていますね。国際競争にさらされていないから「教育」もおかしいのでは。漸く、「日本技術教育評価機構」ですか、ここが技術教育のレベルの認定をしていますね。国際的に通用するレベルでね。
今の日本、鎖国では生きていけないのです。海外から多くを輸入する必要があります。そのため、強い部分をさらに強くする。そのためには弱い部分の方向転換が必要になるのでは。
「保護」を続けている農業は自給率は40%以下になっています。こんな国はOECD諸国では他に類を見ないと思います。農政(No政)は何をしていたのでしょう。農道空港や干拓には熱心ですね。
税金の無駄遣い、政策の失敗や無為無策も入れて欲しいですね。もっと世界に目を開きましょう。

2004年12月5日
がん治療 最高評価10病院
これは、本日の日経一面にあった見出しです。
愛知県がんセンターが最高評価でした。大阪府に2つありますね。
高い評価を受けたところは今の日本では「よい病院」であるということですね。今後のさらなる取り組みに期待しています。
ただ、入院となるとやはり近いところが良いわけですね。病院による治療成績の格差がやはり存在するとのことです。ですから、記事にもありましたが治療成績の病院間格差をなくす方向に努力して欲しいですね。
どこに、住んでいてもよい治療を受けることできる体制造りは、国も関与する必要がありますね。特に定期的な「医師の研修」をやりやすく、且つ実行ある制度を作り上げる義務かな。制度等を常に点検してよりよいものにする努力。
藪医者を排除できる仕組みも欲しいです。命が関わっているのですからね。特に「リピーター医師」をね。
医療水準の底上げを期待しています。

2004年12月4日
たばこの害、その4
美容への悪影響があります。そばで吸われるだけでも影響があるそうです。健康なお肌を維持するためには煙草は禁物です。
歯に対する影響も大きいです。歯周病などで歯が抜け、「入れ歯」に非常になりやすくなります。そうすると、食事をおいしく食べれなくなるわけですね。
周りに対する害も忘れて欲しくないですね。今まで書いた分は、本人に対する影響ですから本人に責任を取ってもらえば良いわけです。健康保険を使って欲しくはないです。自業自得ですので。
副流煙による影響は、被害そのものですので対策を講じて欲しいです。「食事が不味くなる。臭いが判らなくなる。」もありますが、ガンや胎児への影響など多数ありますので、誰もいない吸わない人へ影響の全くないところで吸ってください。
煙草を止められるかどうかは、ニコチンなどの禁煙補助の製品が多数出ていますので「本人の考え、意志」次第ですね。普通、学習の効果があれば、「吸い始めない。」または「禁煙できる」はずです。要は「学習の意味」や「学習に対する考え方」にも行き着くと思います。
「知行一致」であれば、禁煙できますよ。「文武両道(文は知識など。武はその知識による行動)」でもね。

2004年12月3日
たばこの害、その3
煙草の害ですが、今日はタールについて考えてみましょう。
発ガン性はタールや他の物質で認められています。発ガン性以外ではどのようなものがあるのでしょうか。
タールが手などに付いたとき、どうなりますか。なかなか落とせませんね。肺のなかで排除できると思いますか。まず無理でしょう。その結果、肺に貯まっていくわけですね。
タールが水などを通しませんね。当然、酸素も。そうすると、肺の機能が低下していくことになるのでは。実際、COPD(慢性閉塞性肺疾患)になっていくわけですね。その他、多くの病気もありますのでご注意を。
「COPDの潜在患者は530万人。死亡者数も年々増加しています」とのことです。ガンより怖いかも。

2004年12月2日
たばこの害、その2
昨日に続き、たばこの害についてです。もっとも「タバコをなくそう」や「煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう」をご覧頂ければ大体書いてあります。
ニコチンの害についてです。本当に詳しくお知りなられたい場合は薬理書や医学書などでお願いします。
習慣性があります。煙草が止められない最大の理由がこれによるようですね。そして、ニコチンの作用によって「煙草を美化」してしまうことになってしまいます。
血管収縮作用ですね。全身で起こるようですね。血の巡りが悪くなるので心臓に負担がかかりますね。血管の損傷の可能性が大きくなり、心筋梗塞や脳出血などの引き金になります。
運動の時にも負担が増します。
などなど。
次に一酸化炭素。これは、酸素の200倍の結合力でヘモグロビン(赤血球にあって酸素を運ぶ)と結合します。一旦、結合しますとなかなか離れません。酸素の運搬能力が低下します。これも、運動や思考その他の障害になります。当然、心臓に負担がかかります。
こちらは、煙草の本数に比例して増加します。ニコチンなどが少ない銘柄に変えて本数が増えてしまうと確実に増加していきます。
ある本によると「最大50000ppm」だそうです。普通に言うと5%かな。部屋に0.1%で死ぬという話です。練炭などを締め切った部屋で使うと発生しやすいです。最近の集団自殺で使われましたね。
こちらも心臓に負担がかかりますね。血管の損傷の可能性が大きくなり、心筋梗塞や脳出血などの引き金になります。
今日は、このあたりでしておきます。

2004年12月1日
たばこの害
もう今年も12月になりました。例年より暖かいところが多いようですね。
来年には「煙草枠組み条約」が発効しますね。日本でも煙草対策が進むことをさらに期待してます。
煙草の害ですが、先月書いた中に「聴力」に関してがあります。それ以前に、味覚や臭覚に対しても害があるのです。血管障害が起こりやすくなることなどで目に対してもや皮膚感覚に対しても害はある。
血行等の関係で「第六勘」にも影響があったりして。まあ、感覚すべてが鈍たり、永久に劣化していっているのではと思います。人生を豊かに暮らすためには感覚器が健全であるということが大事であると思うのですがいかがなものでしょう。
タバコの害は、ガンだけではないのです。それ以外の害による死亡数の方が多いかも。間接的影響を含めると絶対多いと思います。COPD(慢性呼吸不全)で年間5万人以上が、そして死に至らなくても運動制限などを余儀なくされている人が多数出ています。
たばこの害は、色々あることを忘れないで欲しいです。今日は、ごく一部分の例を挙げさせてもらいました。