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2005年6月30日
アメリカの狂牛病

BSEが検出された牛はアメリカ産だったとアメリカ農務省が発表しました。
感染、感染と騒いでいるうちに弧発性(単独発症)の可能性を見失っていたようですね。人間のクロイチェルヤコブ病(狂牛病と同様の脳の変化が起こる)も大抵は弧発性だそうです。
アメリカ農務省は、「感染」を否定していたのだからこの牛は突然変異的なことによる弧発性ですね。
ですから、ブルシナー博士(BSE研究でノーベル賞を受賞)の言われているとおり、「全頭検査」でしかBSEを防げないと言うことです。
なにか怪しい雲行きになっているので、「検査済み」で安全が確認された肉のみを購入するようにしましょう。
アメリカの検査法には日本やヨーロッパに比べて感度が悪かったようです。今回もイギリスでの再検査で確認されています。感度のよい方法でしていれば、もっと多くのBSEの牛が見つかっていたかも。

2005年6月29日
昭和の痛み 心に刻み

本日の日経、社会面での記事の見出しです。天皇、皇后両陛下の今回のサイパン島慰霊の旅で日本人戦没者だけではなくアジアの人々への配慮がにじみ出ていたとあります。
司馬遼太郎氏によりますと、昭和天皇も大日本帝国憲法の下でも今の日本国憲法と同様な立場のようでした。国事行為の責任は国務大臣が持っており、天皇は状況報告を受けるだけの立場だったようです。
だから、帝国陸軍が日華事変を始めたときでも「どのくらい続くのか」とかいうようなことを聞かれただけだということだそうです。
憲法上の権限からいうと「玉音放送」は憲法違反でしょうね。昭和天皇をそこまで追い込んでいったことへの「反省」を聞いた覚えがないのです。
「昭和の痛み」を忘れようとしている勢力から見ると、今回の慰霊の旅はどのように感じられるでしょうか。
歴史の暗い部分を正視することは我々にためになるのです。天皇陛下に更なる悲しみを覚えさせる行為をしてほしくないですね。

2005年6月28日
サイパン島、慰霊の旅

天皇、皇后両陛下がサイパン島へ慰霊の旅をされていました。
現地では、日本の民間人や将兵、韓国人、アメリカの将兵の慰霊碑や「バンザイクリフ」に参られ、すべての犠牲者へ慰霊をされました。
天皇陛下のように現地でなにがあったのか、そしてそのすべての犠牲者に思いをよせることが大事だと思います。
ところで、日本の歴史に対する取り組みはこれとは異なっているように感じるのです。「臭いものに蓋」式に都合の悪いことは忘却の彼方に押しやりたい、そして、美化したいという方向に行っているような気がしてならないのです。
先の昭和天皇は「死」を覚悟されたときがあったと聞いています。「だれが、なにが、そこまで追いつめたのか。」というようなことも検証する必要があるのでは。
「国体護持」を叫びながら、大日本帝国憲法を潰していった歴史を真正面から見据えましょう。

2005年6月27日
福知山線運転再開

福知山線で営業運転が再開されて1週間が過ぎましたね。安全への取り組みを今後とも見ていきたいですね。
ところで、JALもトラブルが続いているようですね。また、三菱ふそうは相変わらずのようですね。なかなか、企業体質が変わらないため苦労しているようです。
これら2社の例を見るとJR西日本の道のりは険しいように思われます。いつ、前の体質に戻るかもわからないということです。
日本自体も第2次世界大戦に突入していったときの体質からの脱却ができていないように思います。相変わらずの「内向き」の発想、過去の都合の悪いことを忘却しようとする姿勢などですね。
ですから、割と簡単に元の体質に戻りかねないと思うのです。信楽高原鉄道の件もありますので。

2005年6月26日
熱海サンビーチ 本日より禁煙

以前にも書きましたが、遂に本日の海開きに併せて「禁煙」になりました。大体がスポーツをしようという者が「喫煙」しているというのがおかしいのですけどね。「海水浴」は「スポーツ」ではないかも。でも、海に入り、泳ぐとかすると筋肉を使うわけですね。
そのとき、喫煙していると心臓などに大きな負担をかけますし、ニコチンで毛細血管が収縮して体表面の体温の低下(海に入っているとき)が大きくなるのでは。
そして、周りには「副流煙」による害をまき散らしているいるので、この害がなくなるだけでも海水浴客にとってはよいことです。
千代田区などの路上での「禁煙」もありますので、これからは屋外でも「禁煙」のところが増えていって欲しいですね。まあ、絶海の孤島のような感じの場所に喫煙者のみが集まって吸うのまでは止めはしませんが、病気になる危険率が高いですから健康保険は使って欲しくないですね。使うのなら、危険率に見合った負担をしてほしいです。

2005年6月25日
BSE2頭目

アメリカで遂に二頭目が出ましたね。日本やヨーロッパみたいに感度のよい検査をしていればもっと多く出ている可能性はあります。
BSEの予防は、BSEの研究でノーベル賞を受賞したブルシナー博士がいわれているように「全頭検査」、それも感度のよい方法で行う必要がありますね。
日本の食品安全委員会が圧力に屈しような感じもしますので、「未検査肉は購入しない」ことですね。
BSEは、感染だけではなく「弧発(突然変異的に現れる)」の可能性があります。日本人でも感染ではない「クロイツフェル・ヤコブ病」の患者さんがいます。
牛でも可能性があるのです。全頭検査を。

2005年6月24日
諸国民の痛み、日本人の痛み

昨日の続きみたいなところがあります。沖縄戦の記憶を風化させない活動が行われていますね。その他に広島、長崎の原爆被爆、各都市の空襲の様子などの記憶を風化させない活動が地道に行われています。これは戦争を起こさせないためということです。
ところで、日本の被害は日本が戦争を始めたため生じたわけですね。それでも、大きな痛みを伴ったわけです。だから、このような活動が草の根運動的に行われるわけですね。
アジア諸国民にとっては、日本が勝手に軍隊を送ってきて戦争を始めたため、被害が生じているわけです。この方の「痛み」を忘れるということはないと思います。
戦争を始めた日本の方は国内の「痛み」を忘れないようにして、周辺諸国に対して与えた「痛み」を忘れたような行動が国内で見られるわけですね。
このような態度に対して周辺諸国民はどのように感じるでしょうか。世界の諸国と共存しているという意識が全くないような政治家が目につきます。
再び、日本を破滅に追いやらないでほしい。

2005年6月23日
沖縄「慰霊の日」

本日で沖縄での地上戦が終了して60年になります。
沖縄戦でが「激戦」であったと聞いています。でも、本来の軍隊の役目をしていなかったという情報もあるのです。
軍隊とは、国民を守るためのもですね。ところが、赤ちゃんが泣くとアメリカ軍に見つかるおそれがあるからと殺害したとか。日本人の赤ちゃんですよ。
まあ、司馬遼太郎氏の講演集の中で言われていたことと同じですね。どういうことかというと、司馬氏は敗戦間近の時宇都宮に駐屯していたそうです。アメリカ軍が湘南に上陸したときに迎え撃つためです。しかし、東京を通って行く必要がありますね。また、当時の教育から考えると避難民が宇都宮方面にも多数押し寄せることになります。そこで、誰かが、「避難民をどうするですか」と上官に聞いたところ、答えは「轢き殺せ」だったそうです。
帝国陸軍は沖縄もこれと同様に住民のことを基本的には「邪魔者」と思っていたのでしょう。そして、硫黄島などに見られる「玉砕」主義ですね。住民が悲惨な目にあったのは帝国陸軍のせいと言えるのでは。
「国体護持」とか言いながら、天皇制を危うくした軍部。思い出したくない部分も含めて歴史を検証する必要があると思います。
今日の「慰霊の日」に思いを込めて書きました。

2005年6月22日
日本人の歴史観?歴史認識?

昨日の日韓首脳会談でも歴史認識において相違点のみが浮き上がった感じがします。
どうしてなのか。
日露戦争の乃木軍の戦いを検証してみましょう。乃木軍は旅順のロシア軍を攻撃し、旅順艦隊を無力化する任務を負っていたと思います。
参謀長の伊地知がしたことは、旅順の近代要塞に対する「突撃」命令でしたか。兎に角。正面攻撃に固執したわけですね。その結果、日本軍に甚大な損害が生じています。
また、海軍の203高地攻撃案は「海軍は口出しするな」とかでまともに取り合わず、軽く攻撃したのでロシア側は重要性に気づいて「要塞化」してしまった。乃木と伊地知は正面攻撃の現場を見ていないはずです。最終的には児玉源太郎でしたか、指揮を自らすることによって203高地を占領しています。
問題は、乃木と伊地知に対する日本軍の戦後の処遇ですね。乃木神社ができましたね。伊地知は出世しています。普通の感覚では「左遷」か何らかの責任を取らされても仕方がないと思うのですが、うやむやにしています。大砲の多さではロシアを上回っていました。でも、この旅順攻撃を美化するために「爆弾3勇士」などを持ち上げ、肝心の検証は全くしていないのも同然です。帝国陸軍編纂の「日露戦争」に関する報告書ですが、司馬遼太郎氏は「何の感慨もない無味乾燥」の文であるようなことを言われています。
そして、いつの間にか、日露戦争に備えて軍備を近代化などした事実が忘れられ「突撃」だけが美化され残っていったと思います。その後、体質は変わらず、太平洋戦争にまで行き着くことになります。
太平洋戦争の少し前のノモンハン事件でも教訓を得られるはずが、「した隠し」に終始してなにも得ることなく兵器の近代化もせず、元亀天正のころの信長軍の兵器に少し毛の生えた程度のものでアメリカに立ち向かって行ったということをしているわけですね。
危うく、天皇制を潰しかけるわけです。大日本帝国憲法を改定せざるなった理由を検証する必要があるに目を瞑っている。
アジアの近隣諸国で何をしてきたのか。どうしてそのようなことをしたのか検証し反省することによる利益は日本にあるのです。今の一部勢力のようなことをしていると「過去に目をつむるものは未来に対しても盲目になる」というドイツの元大統領の1985年の演説の意味を噛みしめてほしいです。
日露戦争から太平洋戦争への道筋が「過去に目をつむるものは未来に対しても盲目になる」そのもののように思えてならないのです。

2005年6月21日
「義務教育に関する意識調査」

一昨日の日経社会面にありました。文部科学省のホームページにも載っていると思います。
まず、義務教育の「義務」の意味ですが、憲法は国及び地方公共団体は学校を設置する義務、無償にする義務を課しています。親には子に教育を受けさせる義務を課しています。子供は教育を受ける権利を持っているわけです。ただ、権利行使にはそれに伴って義務も生じます。他者の権利を侵害しないとか。ただ、病的などの場合、国などが対策を講じる義務を持つはずです。
新聞にあった「教育改革の個別課題についての考え方」の項目でみると「総合的学習」についてですが、効果を上げているところは計画段階からしっかりしているのでしょう。教員の意識も高いが負担も重いと思います。効果のないと答えたところは個別に状況を調べる必要があります。本当に自発的に総合的に学習させることが一般教科を自発的に学習するようになると思うのですが、ただ、教員の数をそのままでは「お茶濁し」になってしまう恐れが強いですね。
授業時間数ですが、子供らが教育を「義務」と感じていたら時間数を増やすしかないでしょう。それと、発達段階がいろいろあるのですからそれに対応できる意識改革、教員の配置等が必要でしょう。今のまま、授業時間数を増やすと効果のある児童もいますが・・・。
全国学力テストの実施ですが、公立学校は校区を限定されているので地域格差が元々あるという前提で行われるべきです。そして、点数の低い学校への教員の増員等の施策がなされる必要があります。地域の実情から目を反らさないことです。それと、テストを到達目標への度合いを計るものであるという意識で考えて欲しいですね。順位付けを絶対にしないこと。
教員免許の更新制導入ですが、どのような教員を不的確にするのかという基準が必要ですね。そして、任命権者とは全く独立した第三者機関が行うこと。まず、基準作りを。真面目にしている教員の評価を下げている教員もいるようです。
英語の前に日本語の力を。「小学校での英語必修化」についてです。

2005年6月20日
規則正しい生活

昨日の日経サイエンス面に「時計遺伝子」の話しがでていました。
生物が地球に誕生して以来、地球の自転、公転のリズムに合わせて生活し進化してきたわけですね。
人間は、昼間に行動をして食べ物を手に入れ、夜は休むという生活を誕生以来してきたのです。
そして、体内にほぼ一日を周期とする時計を持つに至った訳ですね。
ですから、朝日の出とともに活動を始め、毎日ほぼ同じような時間に同じような行動をする前提で体の仕組みができあがっています。
ですから、病気にも症状の起きやすい時間というのがあるのです。新聞(理化学研究所の資料より)によりますと、心筋梗塞、脳梗塞は午前9時頃、関節リュウマチ症状最悪は午前8時頃とか。また、寝る子は育つというのは、深夜2時頃に寝ている場合、成長ホルモンの分泌が多くなるとのことです。
からだの時計は日常の生活行動の時間を予測して体調を整えるように働いているようです。ですから、不規則な生活をすると、体にとって「だまし討ち」みたいなことになって余計なストレスがかかったり準備不足による不都合がでたりします。
この時計は一度に大幅な修正が出来ないようです。「時差ボケ」もこの体内時計が関係しています。
この時計の時刻調節には「朝の光」がもっともよいようです。そして、寝る前は暗めにがよいようです。

2005年6月19日
夏バテ予防、早めに

本日の日経健康面にありました。夏バテ予防は「暑さ」より「冷え」に備えるのが基本のようですね。
最近は「冷房」の普及があり、東京のヨシコクリニックの院長は「今の夏バテは、暑さそのものよりエアコンによる冷えが元凶です」と指摘されています。
私も以前、夏に空調の効いた部屋と外気温そのままのところを一日に何度か出入りして「夏バテ」になったことがあり、それ以来は「エアコンなし」で快調そのものです。今の職場では一部のみのエアコンですので助かっています。全館冷房になったら夏の欠勤が起こるかもしれません。
これは、体温調節能力が失われたというのか、急激な温度変化に耐えかねた結果だと思います。
今年もすでに「汗をかく練習」が出来ました。あとは適切な水分補給と栄養に配慮した食事で暑い夏を軽く乗り切りたいと思います。でも、直射日光の下は論外です。皮膚ガンも怖いですから。風通しのよい日陰です。
新聞には、「普段から汗腺鍛え」とありました。以前にもこの健康面で「汗腺」のことがでていました。エアコンなどで「汗をかかない」ようになると必要なときも汗が出なくなるそうです。汗腺は使うことによって汗を出すことが出来ます。それには、「20分程度の半身浴」がよいとありました。
それと、幼児の頃ですか、「汗をかく」訓練をしていないと大人になってから働く汗腺の数が少なくなるそうです。熱中症などにならないように注意しながら、ぼちぼちの量の汗をかかせましょう。
省エネで冷房温度を上げるというのは、エネルギー消費削減効果と夏バテ防止の両方に有効のようですね。28℃といわず、もう少し高めにしましょう。

2005年6月18日
「内向き」

本日の日経一面の連載「平成の開国 第5部 戻らぬ決意 B」を読んで感じたこと。見出しにも「『内向き』やめ外に目を」というのがありました。
「生かされぬ特区」について、身内の条件を入れすぎて企業進出を妨げている例として名護市の特区が上げられていました。
まあ、日本人の「内向き」の例は事欠きませんけど、海外と競争を前提としている特区でもあるとは恐れ入りました。「世界の中の日本」という意識が全くなかった帝国陸軍と似たり寄ったりの状態がまだ続いているのですね。
歴史認識でもこの「内向き」がアジアの諸国との間のズレを大きくしているのでしょう。「外向き」ばかりも困りますが、歴史認識も「『内向き』やめ外に目を」というのが必要では。これは日本のためですよ。あの大戦にどうして突入していき、そして戦地で何をしてきたのかを誤魔化すことなく検証することは日本のためになります。同じような精神行動による失敗を減らすためにも。

2005年6月17日
再生工場

今日も日経「私の履歴書」(野村克也氏)を読んでいて感じたことです。
野村監督がトレードで南海に迎え入れた3投手などが目がでたり、復活して活躍したことについて「野村・再生工場」といわれるようになったとことです。
これは、別の観点から考えると以前に所属していた球団の育成方法というかトレーニング法などがこれらの選手にはあっていなかったということですね。選手の能力、育つ余力を見極めることに賭けては野村監督が上であったということですね。
常勝集団を育てるのが上手な指導者が何人かおりますね。根本氏、西本氏など。それを維持しているのがソフトバンクの王監督とか。
「育てるのが上手」というのが一番のようですね。「野村・再生工場」といわれたことは以前の在籍球団のふがいなさを表すことになりませんか。
例えば、現在の阪神の井川投手の成長の基礎を造ったのは「阪神・野村」のような気がします。
人まねばかりしていては駄目ですよということかな。

2005年6月16日
シンキング・ベースボール

本日の日経「私の履歴書」(野村克也氏)の中にありました。「根性」などの精神論が幅を利かせている時代に南海ホークスの監督になられた野村氏がヘッドコーチに招いたブレイザー氏が出版した本の題名です。
ブレイザー氏はこの題名のように当時の南海ホークスで指導されたそうです。それで、選手は着実に力をつけていったというのです。
そして、野村氏自身ものちに「野球は考えてするものだ」というような文庫を出版されています。
知識を得、考え、行動に移すというのは「知行一致」の意味合いがありますね。「行動」だけでは駄目ですよ。また、「学ぶ」だけでは駄目ですよというようなことですね。
野球だけではなく、すべてのことについて言えることだと思います。「行動」と「学習」したことが不一致はよくないですね。そのような人間がまだまだ多いように思います。私も気をつけねば思います。

2005年6月15日
福知山線運転再開

19日に運行が再開されることになったようですね。JRにとって初となる「減速」「停車時間増加」となるダイヤだそうです。
今回、これと平行して「企業風土改善」なども行うようです。風通しのよい企業風土かな。ところがこの行動計画の策定を行っている部署とそれ以外の風通しが相変わらず「悪い」ままの策定のようです。
全社を見ることなく、一部部署だけで経営方針を立案実行し、企業風土をこのようにしておきながら「行動計画」の策定の仕組みが以前のままだったようです。
今後、どのようにして全社員の意識を変えるのでしょう。下から上に「批判的なこと」「組織にとって都合の悪いこと」が上がりにくい日本に於いて体質改善は大変難しいようです。
三菱ふそうの未だに続く「欠陥問題」などでも体質改善の難しさが伺われます。JRがよりよい鉄道事業者に変身できるためには「行動計画」の策定の仕組みから変えた方がやりやすかったのではと思います。

2005年6月14日
ホームページのアドレス

私のHPでのリンクを久しぶりにいくつかクリックしてみました。大抵はそのままで表示できましたので一安心していますが一部リンクを修正した方がよいのも見られました。
ただ、多くはリンクをはったままですので、アドレス変更で表示できなくなっているのも結構あるのではと危惧しています。個人でリンクをいつも最新にするのは難しいですね。
それと、結構大所でアドレスの変更があるのですね。
アドレス、どうして変更するのでしょうか。個人の場合、プロバイザーの乗り換えやプロバイザーでのアドレス変更の影響などですね。無料のところは相手次第です。私もいくつか変更になったり、閉鎖したりしました。また、一つ増やしてしまいました。病気みたいなものかな。
企業などはそのままの方がよいと思うのですが変更がありますね。どうしてかな。
できるだけ同じアドレスでHPを続けていきたいです。

2005年6月13日
ベータ・カロテン 「適量」でがん抑制

これは昨日の日経健康面の「なるほど予防学」の見出しです。
当初はがん予防の希望の星だったそうです。そこで無作為比較試験がなされたり、喫煙者を対象にいくつかの服用量で検証したところ、服用の多いグループでは抑制効果どころかがんのリスクが高まるという結果が出たそうです。
不足している人が補う分には効果が見られるが、過剰になると逆効果になるということで、適量というものがあるというのです。
人間が普通栄養として摂取しているもので無制限に摂取してよいものがありましたか。なかったですね。多くの食べ物で過剰はよくないということですね。何ごとも「適量」というのがよいようです。
ところが、「たばこ」には「適量」はないですよ。一本目から「害」があります。食事が不味くなるとか。一酸化炭素の影響を受けるとか、ニコチンの影響をうけるとかいろいろあります。必須の食べ物との大きな違いです。また、お酒との大きな違いでもあります。お酒には適量があります。

2005年6月12日
前例踏襲はリスク

これは本日の日経一面の連載「働くということ2005 第2部 壁に挑むD」の見出しです。
前例をすべて否定してのではないのですが、権威主義的であったり、慣習だからとそのまま引きずっている「前例」は検討する必要があり、放置すると「リスク」と化するというものです。
例として、東京のある医学部の話が出ていました。手術の失敗を隠したというものですね。でも、それ以前からの多くのミスが隠され教訓化されていないことが、そして精神論がまかり通っていることが事故の背景にあったのではいうことです。
過去の仕組みにあぐらをかき、改革に消極的なのがお役所のようです。民間企業では「前例踏襲」のみの経営は企業を破綻に追いやるので必然的に改革することになりますね。できないところは「破綻」が待っているので。
それに引き替え、お役所はノンビリしたものですね。「前例踏襲」主義はすごいですね。取りあえずは何とかなっていますが、時代の変化には対応できていないですね。いくつか例はあるのですが、書くのはやめておきます。
「世間ずれ」のほかのもズレていくことになり事故などに繋がるわけですね。
まあ、常に考えて行動するということが必要ですね。「前例踏襲」ばかりの場合は「考えていない」標本だと思います。

2005年6月11日
ゆとり

JR西日本の福知山線の復旧工事が終了して、新型ATSを含めて完成検査を終了、安全性を確認できたとして合格証が交付されました。
運行の再開がもうすぐあるでしょう。
ところで、今回の事故で言われている「ゆとり」とはどのようなものなのでしょう。交通機関は常に遅延の要素に晒されて運行しています。その結果、多くの場面で遅延が生じていますが「ゆとり」があれば無理をせずに遅れを取り戻せる、あるいは遅れないということになりますね。会津線の事故では遅れどころか未だに復旧の目途が立たないようですね。そのようなこともありますが、JRには責任はないようです。
「ゆとり」ですが、交通機関では「時間的ゆとり」「速度的ゆとり」「車両や線路などの設備的ゆとり」の要素があると思います。そのどれを無視しても事故に繋がりやすくなってきますね。
教育現場での「ゆとり」とは何なのでしょうか。勉強するとき、「基礎学力が十分」にあるとゆとりを持って進むことができます。でも、「基礎学力」とは何なのですか。その点をよく考えないと「詰め込み」に陥って「ゆとり」がなくなりますね。「時間的ゆとり」を感じるのは「基礎学力」が充実したらと思います。でも、基礎学力をつける段階での教育方法によっては時間の浪費としか思えないような感じの場合もあります。
日常生活においての「ゆとり」とは、単に時間が余ることですか。充実した生活を日々送れることかな。この充実した生活とは「仕事(勉強)」「趣味」「家事」などを含んでいるはずですね。「仕事」にだけ追いまくられている状態では「疲労」のみが貯まったりすると思います。
「ゆとり」というのは、「時間に余裕がある」ということだけでは得られないものです。でも、「時間的ゆとり」は大事です。その時間を充実した活動(各自により違いあり)に使えるようにすることが学習意欲が減退することを防いだり、事故などを防ぐことになると思います。

2005年6月10日
なくて七癖

今月の日経「私の履歴書」は野村克也氏です。
レギュラーになって打撃で伸び悩んでいたとき、本{アメリカのテッド・ウイリアム著)の本を読まれています。そして、投手には癖があり、それを見抜くことができれば高い確率で球種を予測することができるとあったそうです。
あとは、偉大なホームラン打者になられていますね。
「本を読む」ということからそれを「行動」に結びつけられたわけですね。あの「知行一致」「文武両道」を実践されたわけですね。
それも、強制されることなく自らの意志ですね。だから、向上できたのだと思います。また、捕手としても大成されたわけですね。昨日までの掲載分でも、当時の常識(はっきり言って非常識)に囚われなかったこともありますが。
ところで、今も日本は勉強などは「強制」てきな感じが強いですね。そして、「知行不一致」てな感じがします。勉強したことが役に立っていないのですね。さらに、非常識に囚われすぎのような感じがします。何とかならないものでしょうか。

2005年6月9日
今日、言いたいことお休み。

なぜか、書けません。休みます。

2005年6月8日
母が妊娠中、栄養不足なら 子、成長後肥満がち

これは本日の日経社会面にでていた京都大学の藤井教授らの研究についての記事です。
実験は、ネズミで行われました。妊娠中、通常に餌を与えたグループと3割減らしたグループに分けて生まれた子ネズミを調べたところ、大きくなって脂肪分を多く与えた場合に餌の少ない親から生まれたネズミの方が脂肪の量が多くなったということです。
これは、胎児の時に飢餓に近い状態を感じて「省エネ型」の体質になったため、ホルモンの働きが乱れて起こるのではということです。
この現象は人間でも起きている可能性があるそうです。
まあ、不適切なダイエットは本人だけではなく子供にも影響を与える可能性があるということですね。今、多くのダイエットが「栄養不足」の状態にして達成するになっているようですね。
人間についてのよい知識が広まって、体を痛めるようなダイエットが無くなってほしいです。

2005年6月7日
河野議長、小泉首相に参拝自粛を要請

これは本日(PM20)の朝日新聞のHPのトップにありました。
自民党の先輩総理(元首相)の考えを伝えたのであって、国会の議長としてではないとありました。
まだ、以前の首相はこのようなことについての諸国民の感情を理解していたか、理解しようと考えていたことが感じられます。
小泉首相からはそのような感情が全く感じられないのです。日本村に閉じこもり、仲間内だけの感情にしたっているとしか。
あの13人のところに参るなら「大戦に突入していった日本的体質」の徹底的反省およびその改造をしてからにしてください。あのとき、日本は誰が首相になっても同じように大戦に突入していっていたと思います。
その同じ体質が、例えば、「バブル期の土地投機」などに現れたのではと思います。反対意見をじんわりと抹殺してしまう「悪い意味での村社会」が色濃く残っています。また、「臭いものに蓋」が今でもまかり通りすぎているような気がします。
この体質が「南京事件」などの否定に繋がっているのでしょう。
これらのことを反省していないため、日本は多くの損害を被っています。バブル期の不良債権、サリドマイド事件で懲りずに薬害エイズ、教育問題、年金(少子化対策の失敗)などなど多くあります。
「歴史を鏡」とするのは外国のためではなく、自国のためです。それが回り回って日本の国際的地位の向上に繋がるのです。

2005年6月6日
学校の情報教育と情報処理能力

けったいな表題だと思います。簡単に言うと、例えば、インターネットの使い方を教えることで生徒の情報処理能力が向上するか。インターネットは情報を集めたり、発信したりするのにはよい仕組みですね。ですから、使い方を教えれば情報を以前より多く集めることができるでしょうね。でも、情報の価値判断はどうでしょうか、追いついていないですね。
情報処理というのは、情報をある価値基準によって篩にかけることだと思うのです。その価値基準が不完全なままでは有用な情報を落としてしまったり、その逆もあり得るわけですね。
このことは、新聞などの情報についても起こります。帝国陸軍は、自らの価値基準に合わない情報は「無視」して顧みなかったようです。特に「ソビエト」の情報については。そして、「ノモンハン事件」で得られたはずの情報も無視しています。
いくら、情報機器と呼ばれる装置が発達しても情報の価値判断ができないようでは情報を利用しているとは言えないし、帝国陸軍みたいな例では、さらに始末が悪いですね。
情報化社会とかいわれていますが、日本には未だにこの「始末の悪い」考え方の人間が多くいるようです。なんとか、日本が潰れないことを期待しています。

2005年6月5日
ビタミンEのリスク

本日の日経健康面の「なるほど予防学」の見出しでした。
要約すると、ビタミンEが不足気味の人がサプリメント(健康補助食品)で少量補給することのよい効果は否定できないが、過剰に摂取すれば死亡率上昇の可能性があるということです。
アメリカの研究では比較的高用量のビタミンEを一年以上服用したグループは、プラボセ(偽薬)のグループに比べて、明らかに死亡率が高かったそうです。フィンランドでの臨床試験では、ビタミンEを服用したグループで脳出血リスクが高かったと報告されているとのことです。
人間にとって必須な栄養分で過剰に摂取してよいものはないのでは。すべてを不足しすぎないように過剰にならないようにバランスよく摂取するということが重要ですね。
ところで、タバコは1本目から「害」があります。コロンブスがアメリカから持ち帰るまではアジアやヨーロッパなどでは「タバコなし」でしたね。
生きていく上で摂取しなくてもよくて「害」のあるものは「毒物」と考えてよいと思います。例えば、「タバコ」です。

2005年6月4日
「世界禁煙デー」シリーズ7回目、「たばこの害、その4」

2004年12月4日より再掲です。
美容への悪影響があります。そばで吸われるだけでも影響があるそうです。健康なお肌を維持するためには煙草は禁物です。
歯に対する影響も大きいです。歯周病などで歯が抜け、「入れ歯」に非常になりやすくなります。そうすると、食事をおいしく食べれなくなるわけですね。
周りに対する害も忘れて欲しくないですね。今まで書いた分は、本人に対する影響ですから本人に責任を取ってもらえば良いわけです。健康保険を使って欲しくはないです。自業自得ですので。
副流煙による影響は、被害そのものですので対策を講じて欲しいです。「食事が不味くなる。臭いが判らなくなる。」もありますが、ガンや胎児への影響など多数ありますので、誰もいない,、吸わない人へ影響の全くないところで吸ってください。
煙草を止められるかどうかは、ニコチンなどの禁煙補助の製品が多数出ていますので「本人の考え、意志」次第ですね。普通、学習の効果があれば、「吸い始めない。」または「禁煙できる」はずです。要は「学習の意味」や「学習に対する考え方」にも行き着くと思います。
「知行一致」であれば、禁煙できますよ。「文武両道(文は知識など。武はその知識による行動)」でもね。

2005年6月3日
「世界禁煙デー」シリーズ、「たばこの害、その3」

2004年12月3日より再掲です。
煙草の害ですが、今日はタールについて考えてみましょう。
発ガン性はタールや他の物質で認められています。発ガン性以外ではどのようなものがあるのでしょうか。
タールが手などに付いたとき、どうなりますか。なかなか落とせませんね。肺のなかで排除できると思いますか。まず無理でしょう。その結果、肺に貯まっていくわけですね。
タールが水などを通しませんね。当然、酸素も。そうすると、肺の機能が低下していくことになるのでは。実際、COPD(慢性閉塞性肺疾患)になっていくわけですね。その他、多くの病気もありますのでご注意を。
「COPDの潜在患者は530万人。死亡者数も年々増加しています」とのことです。ガンより怖いかも。

2005年6月2日
一昨日「世界禁煙デー」、「たばこの害、その2」

2004年12月2日より再掲です。
昨日に続き、たばこの害についてです。もっとも「タバコをなくそう」や「煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう」をご覧頂ければ大体書いてあります。
ニコチンの害についてです。本当に詳しくお知りなられたい場合は薬理書や医学書などでお願いします。
習慣性があります。煙草が止められない最大の理由がこれによるようですね。そして、ニコチンの作用によって「煙草を美化」してしまうことになってしまいます。
血管収縮作用ですね。全身で起こるようですね。血の巡りが悪くなるので心臓に負担がかかりますね。血管の損傷の可能性が大きくなり、心筋梗塞や脳出血などの引き金になります。
運動の時にも負担が増します。
などなど。
次に一酸化炭素。これは、酸素の200倍の結合力でヘモグロビン(赤血球にあって酸素を運ぶ)と結合します。一旦、結合しますとなかなか離れません。酸素の運搬能力が低下します。これも、運動や思考その他の障害になります。当然、心臓に負担がかかります。
こちらは、煙草の本数に比例して増加します。ニコチンなどが少ない銘柄に変えて本数が増えてしまうと確実に増加していきます。
ある本によると「最大50000ppm」だそうです。普通に言うと5%かな。部屋に0.1%で死ぬという話です。練炭などを締め切った部屋で使うと発生しやすいです。最近の集団自殺で使われましたね。<BR>
こちらも心臓に負担がかかりますね。血管の損傷の可能性が大きくなり、心筋梗塞や脳出血などの引き金になります。
今日は、このあたりでしておきます。

2005年6月1日
昨日「世界禁煙デー」、「たばこの害」

2004年12月1日より再掲です。
もう今年も12月になりました。例年より暖かいところが多いようですね。
来年には「煙草枠組み条約」が発効しますね。日本でも煙草対策が進むことをさらに期待してます。
煙草の害ですが、先月書いた中に「聴力」に関してがあります。それ以前に、味覚や臭覚に対しても害があるのです。血管障害が起こりやすくなることなどで目に対してもや皮膚感覚に対しても害はある。
血行等の関係で「第六勘」にも影響があったりして。まあ、感覚すべてが鈍たり、永久に劣化していっているのではと思います。人生を豊かに暮らすためには感覚器が健全であるということが大事であると思うのですがいかがなものでしょう。
タバコの害は、ガンだけではないのです。それ以外の害による死亡数の方が多いかも。間接的影響を含めると絶対多いと思います。COPD(慢性呼吸不全)で年間5万人以上が、そして死に至らなくても運動制限などを余儀なくされている人が多数出ています。
たばこの害は、色々あることを忘れないで欲しいです。今日は、ごく一部分の例を挙げさせてもらいました。