キーワード 闘病記 視床出血 脳出血 脳内出血 左半身 麻痺 リハビリ 理学療法 作業療法 言語聴覚療法 脳卒中

最新がページトップになるようにしています。古い方を読まれる場合はスクロールしてください。

日本ブログ村、ランキングに参加していますブログ闘病記(視床出血) 左半身完全麻痺からの復活 にお越しの節はランキング用バナーのクリックをよろしくお願いします。ブログで動画と静止画をアップ

メール u tmame@@yahoo.co.jp    uとtの間にアンダーバー(_)を入れてください。@を一つに減らしてください。この2つのご足労をお願いします。迷惑メール対策です。2012年の闘病記(視床出血)   2013年の闘病記(視床出血)その1   2013年の闘病記(視床出血)その2   2014年の闘病記(視床出血)その1   2014年の闘病記(視床出血)その2    2014年の闘病記(視床出血)その3    2014年の闘病記(視床出血)その4    2015年の闘病記(視床出血)その1    2015年の闘病記(視床出血)その2    2015年の闘病記(視床出血)その3      2015年の闘病記(視床出血)その4    2016年の闘病記(視床出血)その1

闘病記(視床出血)目次(カテゴリー的なところもあります。)

2016年6月27日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No201   言い訳や自己満足のみの猛練習、過剰リハビリ、猛勉強・・とか。   先日、ケアマネ(女性)さんが来られたときに「力比べ」をしました。   脳卒中での転倒恐怖心と立ち上がりができるかどうかということについてね。   昨日の転倒恐怖に「骨折」というのもあるとしましたよね。骨粗鬆症とかもありますからね。   土踏まずのアーチを鍛えるアキレス腱ストレッチと歩幅について思うこと。   「備忘録的投稿」としてある方があることを投稿されていました。私もよくやっています。   障害者の就職事情についてね。   障害者の就職事情についての思うところね。

 6月20日(月)、言い訳や自己満足のみの猛練習、過剰リハビリ、猛勉強・・とか。勉強とかで「あれだけ勉強したのだから・・だったのは仕方が無い」とかいってもよいこともありますが、机に向かっていただけでは時間の無駄でしたよね。教科書を眺めていただけなのにとかだったら?ね。スポーツでは昨年のワールドカップラクビーへの日本代表の練習はいいわけでなく、向上のためでしたよね。ところが、多くの場合に「負けたときのいいわけ」のために練習しているとしか思えないのもあるのですよ。頭脳を使っていないのですよ。頭脳を使っていたら、その時々の勉強や練習をコントロールできているからね。ところが、リハビリでは過去を引きずって無茶をしてしまっている例が多いみたいです。そして、ブログの投稿にはっきりと「いいわけ」が読み取れる方がおられますよ。40歳代とかでしたら、リハビリが順調でしたら現状維持や徐々に悪化ぐらいで食い止められるのではともね。足首関節可動域も基本は「他動」で確保しますよね。リハビリ施設には脹ら脛のストレッチもかねた足首可動域を体重活用で維持拡大する機器がありましたよ。自分の筋肉でするものではない感じです。それを筋トレで実現しようとして可動域が減少してしまっているようなのです。無駄な努力であり、言い訳のリハビリですよね。関節可動域は「一に外力、二に他動、三四がなくて5に外力の活用」がらくですよ。可動域があるから、実用的筋力が発揮できるのですよ。「筋力をつけてから関節可動域」という考え方は無駄な努力ですよ。人間の成長をみても、関節可動域は元々あって、成長に伴って筋力が出てくるということですよ。関節可動域に問題がある場合は筋トレみたいなのは後回しにして「他動による関節可動域の確保動作」を先にすることをお勧めします。リハビリが無駄にならないためにもね。
 6月21日(火)、先日、ケアマネ(女性)さんが来られたときに「力比べ」をしました。健常側は当然勝ちましたよ。問題の麻痺手の握力では20kgのハンドグリップでは、少し優勢かな。30kgはともにできずね。ところで、完全に麻痺した手ですよ。リハビリの目標はハードコンタクトレンズが扱えるように回復したいというのね。ですから、筋トレなんてしていないですが 、感覚の回復具合に応じて筋力が回復してきたということですよ。筋力が回復してきたというのは手作業ができるようになるための関門の一つでもあるのです。しかし、手作業の最大の障害は筋力の調節に必要な感覚情報がまだまだ不足しているということです。ラジオ体操的動作はこの情報が少しでできるようになりましたよ。しかし、例えば、茶碗を適切に持ち続けるというのは未だにできません。安定しないのですよ。筋力の安定は収縮と弛緩を適切に頻繁に切り替えることによっています。これは皮膚感覚と筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉感覚を総合的に使って運動神経との関連でできることですが、感覚情報がないか不十分なのですよ。無理すれば、筋緊張亢進→痙縮→拘縮の順ですかな。こんな程度の回復でも関節可動域があれば、イスラム式礼拝動作ができますよ。正座しての動作ね。ただ、短時間しか正座がまだできないですけどね。
今回も使ったハンドグリップです。握りの青い方が20kgでピンクが30kgです。麻痺した左手で20kgの方で握り込むことができました。右手ですと両方楽々ね。

 6月22日(水)、脳卒中での転倒恐怖心と立ち上がりができるかどうかということについてね。入院中でのリハビリ開始から転倒恐怖心はなかったですね。どうしてかというと、セラピストさんがいるものね。アホみたいに闇リハはしていないものね。1日に10000歩以上歩いているのにリハビリ病院退院時まで車椅子を使っていたものね。入院中は転倒しても起こしてもらえるからね。入院時には転倒よりやばいことをしてしまった私ね。頭を下にベッドからぶら下がるということをね。もう少しベッドが低かったら頸椎損傷の危険性ありのね。関節可動域があったのでリハビリ病院転院から1ヶ月10日ほどで床に健常腕をついての立ち上がり方を教えてもらいました。手つかずの立位から正座、正座から立位へは退院後に自力でできるようになりましたよ。ですから、転倒恐怖というのは階段ぐらいですよね。階段ですと、「転げ落ちる」ということがありますからね。ですから、階段昇降はしっかりした手摺りのある階段でしています。ですから、寝るときにベッドでしかダメということは全くないです。転倒恐怖心が強い方は多くの場合、自力のみで立ち上がることができないか、非常に苦労されるかですよね。もう一つは骨が弱くなって骨折の危険性がある方もですよね。若年で恐怖心が強いというのは起き上がりの問題が大部分かな。
 6月23日(木)、昨日の転倒恐怖に「骨折」というのもあるとしましたよね。骨粗鬆症とかもありますからね。ところで、なぜ、骨粗鬆症とかになったりするのでしょうか。それは骨が3年ぐらいのサイクルで作り替えられているからですよ。3年ほどで全部を作り替えているというのです。そのときにいろいろな事情で元通りには作れなくなるのが30歳以降で頻繁に起こるようになってきます。骨芽細胞というのを頑張らせたらよいので、筋収縮というのがよいというのです。それも、どうも瞬発力系の収縮かな。持久力系でもよいようですが、やり過ぎると消耗性に、瞬発力系もですが。糖尿病対策には持久力系かな。で、日に100回もする必要はない感じもね。すべての骨についているすべての骨格筋で収縮させる必要もないみたいです。私みたいな片麻痺では健常側だけでもそこそこ持っているみたいです。その割には「健常者風階段昇降」をほぼ毎日しています。片足で全体重を支えることになりますからね。歩行は骨に体重を乗せていますから、階段より楽なのですよ。3年というので私の骨はすべて脳出血後に作り上げられたということです。私の仮説、「体のすべての筋肉でなく、いくつかの骨格筋で力を込めた収縮をさせていたら、ボチボチの骨密度を期待できる」というのが正しいことを祈っています。骨は少しずつですが、毎日作り替えられています。3年ほどで全身のが更新されます。筋緊張亢進や痙縮や拘縮とかにならないように適切に骨格筋を収縮させましょう。骨の材料にカルシウムとともにコラーゲンの原料となるタンパク質も必要だよ。
 6月24日(金)、土踏まずのアーチを鍛えるアキレス腱ストレッチと歩幅について思うこと。アキレス腱ストレッチは基本的には他動みたいな感じでできますよ。ですから、体の各部の筋肉のストレッチは多くの場合、他動的にできるのではともね。それで、最近、ストレッチを毎日するようになって歩幅が広くなった感じがするのです。歩数計の歩数が低下したみたいな感じもね。同じコースを歩いているのにね。ということは足裏のアーチというのが歩行にも大切ということですよね。足裏の鍛え方でよい方法は「裸足で土の上を歩く」というのがあると記憶していますが、する気はないしね。平衡器官を鍛えるにも「裸足で土の上を歩く」というのが効果的とか、目を閉じて両腕を左右に水平に伸ばしての片足立ちの持続時間に効果的とか。「目を閉じて」というところがミソね。人間は視覚情報が凄い影響力がありますからね。ある市にある科学館にある柱や床、天井が傾いている部屋での違和感ね。平衡器官の前庭と視覚による柱等の向きとのギャップですよ。ですから、感覚麻痺の場合、視覚情報があれば、代用できるということですが、本来の感覚器官の情報でないため不都合が非常にでやすいですよね。手頃な物を掴むときに手ですと楽に掴むことができるのに安物のマジックハンド(センサーなしね)ですと緊張しますよね。「動かせると視覚情報のみ」なのですよ。感覚麻痺でも同様の現象が見られますよ、未だにね。感覚があっての動作なのですよ。
 6月25日(土)、「備忘録的投稿」としてある方があることを投稿されていました。私もよくやっています。「姻族関係終了届」というのもあるということを備忘録的に書き留めておきます。NHKの「お笑い笑百科」で紹介されていました。どのようなものかは各自で調べてみましょう。財産のある方は息子夫婦への財産移転は慎重にしてくださいね。息子が先だって、嫁に「姻族関係終了届」をだされると・・ね。娘夫婦でも慎重にね。特に孫もいない場合はね。ウィキペディアの「凝固・線溶系」と「tPAに使われている血栓溶解酵素」とかも過去に投稿していますが、備忘録的ね。血液の話ですよ。「凝固・線溶系」では「そもそも侵襲を受けていない血管壁でも血栓の形成と線溶は絶えず繰り返されており、このバランスが崩れると様々な疾患を引き起こす。」というのがありましたよ。血栓は絶えずつくられており、それが線溶されているので障害が起こらないとね。このバランスが狂うと脳梗塞であったり、脳出血であったリとかね。最近、ある方の右足と左手の皮膚状況の写真を見て、「糖尿病の合併症?」という感じを受けたのがありました。詳しくは紹介しません。紹介すると個人情報バリバリですからね。糖尿病の合併症は治療をしないですと5~10年ほどで現れてきます。全身のどこか、弱い部分にです。多いのは網膜症、腎臓、末梢神経とかですが、全身、どこにでるのかは人それぞれです。症状もいろいろね。傷が治りにくいというのもね。糖尿病は食物の質と量のバランスがよいのでしたら、「食べてはいけない・・」は基本的にないのです。種類とバランスと量です。酒を飲むのでしたら、その分を食物交換表で調べて、減らさなければならないグループがあります。饅頭も食べることができますが、他の糖質を減らしてね。総量規制と各グループでの規制の両方があるのですよ。
 6月26日(日)、障害者の就職事情についての思うところね。私自身は退職(以後就労する気なしのね)を目前にしての発症ですから、就活はしていないです。偏見が充満しているのではとも感じていました。知的障害者施設での悪い話も報道されたりしていましたしね。特に飛び出た才能がない者にとっては人数あわせの採用が主体だと以前に何かで情報を得ていました。できるかどうかではなく、採用側の偏見の問題なのではとも思います。女性の活用でも男側の偏見ね。ですから、能力のある障害者が求人情報を見たら、もの足らなく感じるのではと思ったりもします。また、職があることに感謝される方もおられるのではと思います。そもそもは「偏見」がはびこりやすい日本の問題かもね。「人物本位」といいながら、「卒業歴」で採用を決めているような大卒の就活。というか入学試験での合格歴かな。だから、卒論もへったくれもないような就活をさせる企業ね。「青田買い」発想では障害のある人は後回しになるのではとも思います。医師が「脳卒中だけの患者」に症状もあまり考えずに「歩行は諦めてください」などというような国ですからね。脳卒中だけの場合は四肢は無傷ですよ。脳が回復するまで適切にリハビリをしていたら歩けるようになったり、手での作業もぼちぼちできるようになっていきますよ。それをね「諦めてください」などは勉強不足の偏見そのものですよ。ただし、適切適度なリハビリをしてください。回復時期は神様に聞いてね。私の回復もこのような考えでリハビリをしていたからですよ。そうしたら、「奇跡的回復」の部類にね。

2016年6月20日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No200   ロボットリハビリについて投稿される方の傾向。   リハビリ病院への転院時は杖歩行で10m38秒かかりました。   動作等についてはリハビリ病院退院時から悪化はしていないですよ。   病気とその原因の関係について。   高次脳機能障害による失語症とリハビリについて思うこと。   脳卒中リハビリでの最終目標と時々の妥協点についてね。

 6月13日(月)、ロボットリハビリについて投稿される方の傾向。どちらかというと「ボトックス療法と仲良く」されているやその予備軍的な方が多いような気がします。諦めているような方は投稿されないようですし、関節可動域がある方の投稿もあまりないですね。ある意味、頑張ってリハビリをしている方かな。佐賀大学医学部リハビリテーション科のサイトに「痙縮等ではボトックスで緩めてから」という意味の記載がありました。その脳卒中の症状でのリハビリで有効なのが「適切適度なリハビリで回復できる」という確信を如何に早く持つことができるかという感じを受けています。四肢のリハビリですと、適切適度であれば関節可動域がある状態を多くの場合確保できると思いますので、ロボットに頼らずとも動作できるようになるのではと感じています。はやりの歩行補助ロボットを利用するより楽に健常者並の歩行速度になって仕舞った私ね。昨日投稿のような初期症状でだよ。だから、ロボットリハビリのニュースがあると、「患者さんの関節の動きは・・」というような部分に目がいってしまいます。関節可動域のない方向けのロボットはまだまだ開発できていないというのが現実なのでしょうね。他動でもよいから関節可動域がある人向けのロボットであると感じています。ロボットリハビリが伸展していくと筋力は無くてもよいはずです。関節可動域は絶対必要ですよね。脳の再生医療でも楽な力での関節可動域が必要ですよね。脳が再生して命令が出せるようになっても筋肉コチコチでは動かないものね。
 6月14日(火)、クレジット関係での思い出。カードローンとリボ払いと不正使用されたのね。カードローンは某カード会社が「カードローン利用で1000円分のギフト券贈呈」キャンペーンをしたときに大枚10000円(最小単位ね)借りましたよ。それでおしまいにしました。1000円のギフト券ゲットね。リボ払いは「リボ払いで5%引き」キャンペーンの時に枠を広げて1回の払いで終わる金額で利用しましたよ。約4%ほど安くなったかな。これでおしまいにね。カード会社泣かせの利用者かもね。不正使用されたのは相当昔にネットでね。カード会社名がばれますが、バーチャルカードでの利用時にね。これ、ネット専用なのですよ。あるソスト会社(まともなソフトを開発販売)で利用したときにセキュリティーがちぐはぐかなと感じたのでした。ベリサインのロゴがあるのに暗号化していないのでした。ただ、利用限度額が10万円までなのでカード会社も被害が少なかったはずですよ。このソフト会社はその後倒産したようです。限度額10万円というのは学生用ぐらいですよね。今も持っています。どうも怪しいと思うところで必要になるかなと思ってね。現物のカードに偽造して使ったら一発で偽造とばれるカードね。当然、キャッシングもできないですよ。安全を第一に考えたカードかな。いくかのバーチャルがあるので限度額でどこを利用しているかはバレバレか。臨時福祉給付金受給者ですから、高額限度額は不要なのです。
 6月15日(水)、漸く年金を制度上フルに受給できるようになりつつあります。一部未確定があるのでね。発症は4年前ね。障害年金については2種6級では対象外ね。くどいですが初期症状は右間脳視床出血、意識不明もありの左半身完全麻痺でしたよ。救急病院入院期間は34日ね。救急病院では、移動時は車椅子で介助者がいることでした。リハビリ病院入院中に円満退職でした。再就職は考えてなかった私でしたが、回復度はリハビリ病院では初期症状から見て「奇跡的回復」に該当する速さでした。左半身グニャグニャからの復活ね。学生の頃は帰宅部で部活はしていないし、ダンベル体操は2日に1回という程度していましたが回復は順調でした。理由とおもわれるのは「発症当初からリハビリで復活できるとの確信」と四肢では「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」と「適切適度」ということにつきるかもね。救急病院では移動はすべて車椅子で、それも介助されてでしたよ。上肢の腕伸ばしや指伸ばしは救急病院の時から継続ね。上肢が順調に回復した理由ね。下肢は車椅子生活ですよ。リハビリ病院ではこれに車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行というのが加わりました。股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度で半日程度は過ごしたり、楽な力で関節を動かしたりね。闇でウロチョロなんてしていませんよ。転院時は杖歩行で10m38秒かかりました。転院後半月ほどで階段昇降リハビリを少しね。関節可動域があるので転院後1ヶ月ほどで健常者歩行へのリハビリね。転院後1ヶ月と20日ほどで病棟内杖歩行許可ね。その半月後に病院内杖歩行許可ね。で、徐々に増やして1日10000歩を超えましたよ。セラピストさんには逐一報告ね。転院後2ヶ月半で階段単独昇降許可ね。当然、健常者風ですよ。退院(リハビリ病院3ヶ月半)の少し前の測定で6分420mの歩行でした。諦めず焦らずね。腕の筋力とかも回復していた模様ですが、確認は年単位ね。普通の歩行者と同じぐらいのスピードで歩ける様になりましたよ。だから、「社会復帰のためのリハビリってあるの」という感じを受けたのですよ。普通に回復していたら社会復帰できるのにってね。私の嫌ったものに筋緊張亢進ね。筋緊張にでもなればリハビリ中断して回復を待ちましたよ。だから、痙縮にならなかったです。それで、ラジオ体操的動作が楽にできたり、グッパ等が楽にできるのですよ。これらができていると、感覚の回復に応じていろいろできるようになってきています。だから、「医者とクスリに殺されない賢い患者術」を実践して生きていきたいのですよ。完全回復を目指してね。
 6月16日(木)、桝添氏辞任ですね。これで、4年後、東京オリンピックと知事選挙が重なるのかな。3代続けて早期辞任なら重ならないけどね。ただし、辞任したのが再選の場合は残り任期だったはずですよね。昨日の続きかな。動作等についてはリハビリ病院退院時から悪化はしていないですよ。昨日投稿のように感覚の戻りに応じてできることが増えてきています。しかし、年齢的には「カレイ」というのが顕著に表れやすくなってきているのですよ。それにもかかわらず、悪化していなくて少々回復が前進しているというのはリハビリの基本方針に間違いがなかったということですよね。ブログに何ができていたとか投稿していると参考になりますね。衣装ケースの持ち運びはあるときからできるようになって、未だにできますよ。歩行も一日10000歩以上というのも階段の昇降も変わらずできています。一旦発症で動作ができなくなって、その後のリハビリで回復した分については悪化はしていないと思います。訪問リハビリでも確認しています。適切適度であれば悪化しないはずだよ。回復には脳での神経細胞間のつなぎ替えが絶対必要なのですよ。このつなぎ替えに必要な時間稼ぎのためにも悪化だけは避けたいです。楽な力での関節可動域があれば神経細胞間のつなぎ替えができたら精度の高い動作への回復が見えてきますものね。このつなぎ替えは樹状突起の延伸によりますが、年齢とともに伸びが悪くなっていきます。乳幼児でしたら数年で起こるようなつなぎ替えに数十年以上必要になってくるわけですよ。乳幼児でも生きているうちには元に戻らない障害を受けることもあります。どの部分からつなぎ替えが起こるかは神様に聞いてください。感覚の回復具合から神経細胞間のつなぎ替えが確実に起こっていると実感しています。
 6月17日(金)、病気とその原因の関係について。例えば、脳出血ですと「血管に損傷があって・・」が直接原因かな。なら、どうして漏れるような損傷ができたのかということね。毛細血管でしたら細胞一つで血管壁をつくっていますので、細胞が一つでも死んだら穴あき損傷ね。でもね、普通は血液凝固作用で封印ですよね。とかで、もう確実な原因なんて?かもね。ただ、血管壁の細胞が修復されない理由(一つが低コレステロールかな)とか、血圧とか、血液凝固しない理由とか複雑に絡んでくると思います。脳梗塞では血栓も原因の一つですが、これ以外もありますしね。正常時でも常に血栓はできているのにどうして脳梗塞にならないことが多いのは?とかね。病気になりやすいという要因は推定できるのです。その人の原因特定は難しい場合が多いと思います。ヘビースモーカーでも癌にならない強者もいれば、私みたいに喫煙歴ゼロで肺がんというのもあるのですからね。私の肺がんは医療検査での放射線障害に疑いを持っています。ですから、健康であるという人の割合が多い程度の血圧とかのあたりをぼちぼちで保っておくというので、後は運を天に任せるしかないのではとね。健康的というレベルは年齢によって変動したりしますよ。脳卒中も統計的には喫煙者に多いということかな。喫煙者は自業自得ですが、受動喫煙は被害だけですから災難ね。「医者とクスリに殺されない賢い患者術」の方はお金をふんだくられて殺されるわけですから、喫煙とは話が違うと思います。脳出血歴のある患者が脳梗塞になったからとコレステロール低下薬と血液凝固抑制剤を投与していたらのなら、医者に殺されたという可能性は高いです。どちらのクスリも脳出血のリスクを高めますよ。だから、「コレステロールは少なければ少ない方がよい」といった医師を見限ったわけですよ。コレステロールが少なすぎると細胞の修復とかができなくなりますよ。
 6月18日(土)、高次脳機能障害による失語症とリハビリについて思うこと。失語症のリハビリではなく、「言葉を理解」したり、「言葉で考えたり」等の部分についてね。前頭葉連合野の働きに関わることね。要するに病状やリハビリの意義等を理解できるのかな。高次脳機能障害ですよね。四肢のリハビリでもこの高次脳機能というのが大切な役目をしていますよね。私の場合は間脳の視床だったので大脳連合野は無傷でした。というか、大脳は無傷ね。ただ、大脳の感覚中枢に左半身の筋肉からの感覚を含む感覚情報のほとんどが届かなくなったのでした。ですから、感覚途絶のみなので、言語によっていろいろと考えることができたのですよ。ただ、感覚麻痺による動作麻痺で発声等で問題が出てもこうしてブログで憎たらしい投稿を続けることができているのです。運動神経だけでは動作ができないということを身をもって体験しました。動作させ始めても精度が全く伴わないのです。でも、このようなことを言葉で表現できているから、結構順調にリハビリが進んでいるのだと思うのです。動作等でイメージトレーニングとかいいますが、やはり、人間は言語を考える基礎として使っていると思うのです。ですから、高次脳機能障害による失語症の方はその障害部位によってはリハビリに悪影響を受けているのかなと思うのですがいかがでしょうか。
 6月19日(日)、脳卒中リハビリでの最終目標と時々の妥協点についてね。最終目標は「完全復活」ですよ。適切適度なリハビリや食生活を続けていたら、そのうちに達成できますよ。このためには時々の「適切な妥協点」がどうしても必要ですよ。ステップバイステップね。一段ずつの妥協点ね。それの積み重ねですよ。それが、リハビリ病院での初期症状から見たら「奇跡的回復」に繋がったわけですよ。だから、リハビリは楽しかったし、楽でしたよ。救急病院入院中の目標?は「外力でのよいから楽な力での関節可動域確保」ぐらいでしたよ。手での作業リハビリをいくつか持ってきてくれましたが、横着者は筋緊張で中断ね。リハビリ病院転院での目標はPTでは表の目標「花子との散歩ができる」で裏が「大股疾走」で目先の目標は「関節可動域確保」かな。で、この目標で車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行とかしていたら、早期の健常者風歩行へのリハビリや階段昇降や・・をしてくれましたよ。足のみでの立位から正座、正座から立位とかは指導してくれなかったですが退院後自力でできるようになりましたよ。一日10000歩以上というのもできるようになったですしね。小走りも指導してくれたしね。OTは「ハードコンタクトレンズを両手使いで装着できる」で、本音は「麻痺手でハードコンタクトレンズを扱えるようになる」という無茶苦茶な目標かな。だから、無理していないので衣装ケースを持ち上げることができるようになったとかね。ジャム瓶の最初の蓋開けも麻痺手で瓶を持ち、健常手で蓋部分で開けることができたりね。コンタクトレンズにはこんな馬鹿力は不要なのにね。STは「発症前より美声に」で頑張りましたよ。そのときの脳と体の状態から考えて無理しないでできることをその時々の目標にしていた感じです。最終目標は「完全復活」ね。無茶するから、ボトックス療法対象になったり、ボトックスも無理になったりするのですよ。諦めての放置は論外ね。

目を閉じて体の前での指あわせね。腕の伸ばし具合はいろいろ変えて試行しています。当然、足の指でもね。目的は筋肉の感覚器官である筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉感覚の回復を目指してね。健常側とのズレを少なくするためにもね。


2016年6月13日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No199   どうして、「楽して回復」というのが広がらないのか。   人間の体について、まともな勉強をしましょう。根拠に基づいての投稿を。そして、常に「根拠」の妥当性の検討を。    ウィキペディアで「脳内出血」を読んでいたら、低コレステロールと低中性脂肪もリスク要因であるとね。   癌治療で「拡大手術」が否定的な方向になってきていますよね。脳卒中では過度の降圧や低コレステロールや血液凝固抑制剤による凝固しにくさについてですよね。   ギャルセラピストさんの訪問リハビリの時のマッサージ時に足の話をしたら、麻痺した方の靴下を脱がせて様子を見ていました。   血圧測定、過度の降圧状態を測定できるのか。   リハビリは質か量、どちらを優先した方がよいと思いますか。

 6月6日(月)、どうして、「楽して回復」というのが広がらないのか。もっとも「楽して」の意味がわかってもらえないからかな。教育の方で「百マス計算」が有名ですね。でもね、計算力だけでは総合的な優秀さの一部でしかないのです。ところで、百マス計算は集中力養成とかには使える訳ですよ。ニュースネタにはなります。岸本氏や陰山氏が始めたときは「早寝早起き朝ご飯」とセットだといわれていますよね。「早寝早起き朝ご飯」は当たり前すぎてニュースネタにならないのですよ。で、「百マス計算」が一人歩きね。脳卒中四肢のリハビリでは「他動による可動域確保動作」が基本の基本ですよ。基本過ぎてニュースネタにはならないですよね。それに楽ですよ。それより、刻苦奮闘的にトレーニングをしている姿の方がネタになりやすいですが、トレーニングは「筋緊張亢進→痙縮→拘縮」になりやすいことには触れずにね。ボトックスもニュースネタになりやすいと思いますが、ボトックス療法対象になったのは、普通のリハビリではにっちもさっちもいかなくなったためですよね。「他動による可動域確保動作」を丹念にしていたらボトックス療法対象になる可能性は非常に低いと考えています。ニュースネタにはならないですよね。ロボットリハビリもよくニュースになっていますが、我々の方から見ると「関節可動域が確保されている人」対象と思っています。だから、佐賀大学ロボットリハビリ科では痙縮の人はボトックスで緩めてからとありましたよ。ロボット補助で格好良く歩いている姿はニュースネタになりますが、私みたいな車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行とかで回復して斜面昇降ができ、しゃがめるのはニュースネタにはしにくいでしょうね。「刻苦奮闘」のイメージが全くないのです。「リハビリ→刻苦奮闘(自力トレーニングのみに励む)」という固定観念でリハビリを見ているのでしたら脳卒中感覚麻痺ではボトックス対象者量産でしょうね。
 6月7日(火)、人間の体について、まともな勉強をしましょう。根拠に基づいての投稿を。そして、常に「根拠」の妥当性の検討を。間違ってるときは訂正しますよ、私は。日本でも海外でも集団として間違いを訂正しないのが目につきますけどね。話は変わりますが、「どうしてアメリカはドイツでなく原爆を日本に投下したのか」で「人種説」を持ち出す人がいますね。1945年5月8にドイツは降伏文書に調印しています。ヒトラーの自殺は4月30日でした。初の原爆実験成功は1945年7月です。戦争をしていたのは日本だけです。新しい兵器をつかいたくなるのは軍人の宿命かも。原爆投下は非常に高度な大統領による政治判断だったと思います。アフガニスタンでも湾岸戦争時でもそれぞれで新作の兵器をアメリカは使っていますよ。こちらの開戦は大統領による判断で兵器は軍による判断かな。日本も当時は新作を使ったり、使おうとしていましたが数量が圧倒的に少なかったですよね。ヒトラーみたいな煽動者がいないはずの日本ですから状況判断ができたはずなのにできなかったですよね。原爆実験の時期とかもネットで確認しましたよ。信頼の置けるサイトでね。ドイツが降伏したという情報は日本にも届いていたはずですよね。ところで、リハビリ病院入院中の時から、追跡調査が悪そうとは感じていましたが、ホンマに悪いと思います。弊害だらけの自己満足的リハビリ法がなかなかなくならないようですね。ですから、良質の情報を探しましょうね。脳出血だったから、血圧を低く低くすればよいというものではないですよ。適正血圧にね。そのためには測定時の姿勢や精神状態、継続的測定とかですよね。過度の低血圧なんて、ほぼ測定不可能だと思います。意識不明時とかは別ね。脳卒中になるとクッシング現象で血圧は上昇しますよ。高血圧状態にね。医師は適切な血圧測定について患者に指導した方がと思いますが、多くの医師はこの指導ができないのではとね。市販の血圧計についている解説が非常に役に立ちますよ。中にはよくないのもあるかもしれませんが。
 6月8日(水)、ウィキペディアで「脳内出血」を読んでいたら、低コレステロールと低中性脂肪もリスク要因であるとね。非高血圧性脳内出血の要因に「抗凝固療法」に合併するものがあるとね。脳梗塞の予防として利用されているものですよね。これ、血液凝固能力を調べて適切な投与であればですが、タンマリですと少しの出血でも凝固できなくて出血が拡大してしまう可能性が大きいですよね。適切量(どの程度かな)はその人の血液凝固力によって左右されますよ。私の血液凝固力は過去の簡易検査で少々悪い方に入ると思っています。だから、降圧薬タンマリ時期でも脳梗塞にならなかったのかな。それとも降圧薬効果が増加していなかったかのどちらかね。コレステロールは低ければ低い方がよいといった医師を見切ったのは正解であったと考えています。今の医師は処方箋プリンターとして活用しています。いつ頃、信頼できる医師に成長してくれるかな。勉強不足の医師は多いですよね。医学は日進月歩なのですよ。ボトックスに使われるボツリヌス菌毒素の作用部位ですが、昔は神経筋接合部のシナプス(隙間の方)に入りこんでだったかな。今は運動神経興奮ニューロンの終末部(神経細胞内の方にね)に入り込んで神経伝達物質の放出を阻害しているとね。Ⅰ型糖尿病も遺伝で次が自己免疫疾患で今はウイルス性疾患かな。このウイルスは人間のDNAに入り込んでいるので遺伝でも間違いはないですが。Ⅱ型糖尿病のも含めて糖尿病診断に使われるヘモグロビンa1cは診察時だけの数字合わせ患者見抜きのために取り入れられたとか。血糖値だけで診断していた時代に血糖値良好のはずなんにどうして合併症?というのが多いことからね。血糖値は案外ごまかせるのですよ。血圧の自己測定はごまかすつもりあれば測定せずに記入して持参すればよいだけですね、今は。だから、医師は自己測定については記録を提出してもらう方がよいですよ。証拠としてね。
 6月9日(木)、癌治療で「拡大手術」が否定的な方向になってきていますよね。脳卒中では過度の降圧や低コレステロールや血液凝固抑制剤による凝固しにくさについてですよね。癌治療では転移を恐れて拡大手術に走っていたようなのですが、臓器摘出による体の衰えに漸く目がいくようになってきています。で、「非侵襲治療」がより進められるようになってきたのですよ。「非侵襲治療」には「抗がん剤」と「放射線治療」が双璧ですね。このうちの「放射線治療」で私の肺がん転移で国立大学医学部卒・旧帝国大学大学院修了・アメリカのM病院留学帰りの医師が誤診をしてくれたのです。詳しくはこのブログや姉妹ホームページで探してみてね。誤診なんて、思い込みや勉強不足や何らかの理由のあるときに起こるので出身大学なんて関係ないですよ。私の肺がんの時期はすでに縮小手術も提唱されていたときですが、標準手術をやりよりました。手術の腕は留学帰りといってもよいかな。おいといて、拡大手術の典型が乳がんだったかもね。どれだけの女性が泣いたことかな。漸く温存手術と抗がん剤と放射線治療の組み合わせで全摘と変わらない治療成績を残せるというのを藪医者も理解しつつあるようです。他の部位でもね。そして、臓器をできるだけ残す方が予後がよくなるようだということにね。臓器は普通必要最小限しか用意されていないのですよ。摘出で相互関係のバランスが崩れることにね。弊害が出ますよ。どこまで許容するかね。それで、できるだけの「非侵襲治療」に向かいつつあるのですよ。脳卒中での降圧薬やコレステロール低下薬、血液凝固抑制剤なども元々のその人の体内バランスを崩す場合もありますよね。各人各様なのですよ。医薬品の添付文書には「慎重に投与し、徐々に増量したり、副作用が出た場合は中止したりすること」とありますよ。人によっては効果が出ない場合もあれば、猛烈に効果が出すぎの場合、副作用についてもね。だから、慎重投与なのですよ。血圧なんて日内変動が激しいですよ。脳卒中直後はクッシング現象で高血圧状態になりますよ。だから、血圧測定をするのですよ。発症前の血圧とは関係なく高血圧にね。
 6月10日(金)、ギャルセラピストさんの訪問リハビリの時のマッサージ時に足の話をしたら、麻痺した方の靴下を脱がせて様子を見ていました。マッサージぐらいの強さなら判るのですが、感じなかったということでした。健常側は一発で判りましたよ。感覚の回復度合いがわかった感じでした。見ていたり、床面や地面と接触させているという意識下ですと接触を感じているのですが、油断していたら感じることができない程度であったということね。ところで、筋力の回復にはこの皮膚感覚の回復も必要と考えています。脳にある筋力の最大値は皮膚感覚や筋紡錘・筋ゴルジ装置という筋肉の感覚によって決められていると考えられるからですよ。破傷風菌毒素による病的筋収縮では「骨折」が起こることもある筋肉ですからね。潜在筋力は凄いのですよ。これを制御しておく必要があるのですよ。だから、感覚情報が重要なのですが、脳卒中感覚麻痺ではその感覚情報が中枢に届かないや使えないから、筋力ゼロにするということで体を守ろうとしていると考えられるのですよ。実際、感覚の回復具合に応じて筋力も回復してきましたよ。筋力が回復できたのは筋力発揮に必要な筋収縮できるスペースを確保できていたからですよ。関節可動域ね。握り拳になっていると実用的な筋力発揮ができますか。棒足や尖足状態でしゃがむことができますか。立ち上がってでものを持ち上げることができますか。仕事に使える実用的な筋力は関節可動域とセットなのですよ。関節可動域があっての筋力ね。だから、ボトックスで筋肉を緩めて関節可動域の回復を手助けしているのですよ。「楽な力での関節可動域確保動作」というのが発症後4年以上になった現在も必要なので続けています。てなことで、しゃがんでものを持ち上げることができるし、タオル絞りもできるとかいろいろできます。が、動作の精度の必要なことについては感覚神経の回復に応じた程度しかできません。筋力もね。
 6月11日(土)、血圧測定、過度の降圧状態を測定できるのか。血圧測定自体がストレスとなっていると考えられるので、すでに少し高めにかな。血圧測定時の姿勢も多くが血圧高めですよね。時に猫背腹圧アップタイプはね。で、日常生活時の姿勢も影響しますよね。過度の高血圧は悪い生活状態時に悪い姿勢で興奮させれば測定できますよね。だから、まず測定不可能なのが過度の低血圧かなと思うのです。降圧薬の添付文書に「過度の降圧による脳梗塞の恐れ」とはっきり明記されているのですよ。どのように対策をすればよいのかというと、白衣性高血圧みたいなのを検出して降圧薬の過剰投与をしないことやヒートショック時に過度の降圧もあるということでの対策をするぐらいかな。慢性的低血圧は別の対策をしてね。脳出血をしたからと、タンマリ降圧薬を盛られていると「過度の低血圧」状態になりやすいから添付文書に注意書きがあるのですよ。ウィキペディアの「凝固・線溶系」というところに「そもそも侵襲を受けていない血管壁でも血栓の形成と線溶は絶えず繰り返されており、このバランスが崩れると様々な疾患を引き起こす。」というのがありました。血圧が低いとじっくりと血栓が成長できるのかな。で、この血栓が飛ばされた先が脳ですと、脳梗塞ね。「脳出血→脳梗塞」ね。ですから、正しい測定姿勢で毎日血圧を測定しましょうね。できれば、朝昼夜ね。カフを上腕に巻き付けるタイプをお勧めします。トンネル型は腹圧アップになる可能性が高いですよ。手首式は姿勢と心臓と血圧計の位置関係に問題がなければカフを上腕に巻くタイプと同様に信頼性があると思います。で、適正なと思える血圧変動内にね。血圧は常に変動しています。本当に「適切な血圧」とはどのようなものなのでしょうね。だから、「過度の・血圧」がよくないのですよ。ぼちぼちでも脳卒中になって仕舞うことはありますよ。「過度の・血圧」時よりはぐんと低い確率でかな。
 6月12日(日)、リハビリは質か量、どちらを優先した方がよいと思いますか。私は「質」と考えています。質が悪いと悪化のみのリハビリだと考えているからです。脳卒中以外のリハビリでも質が悪いと回復が遅れたり、回復しないことが多いですよね。といいながら、歩行リハビリは「歩ける」から「ぶん回しでリハビリ室一週程度」までは量的要素プンプンね。この後は「健常者風目指して」でしたよ。「質の追求」ね。ところで、初期症状は視床出血意識不明ありの左半身完全麻痺で救急病院入院中は全介助での車椅子移動ね。「他動による可動域確保動作」の成果があっての「健常者風歩行リハビリ」でしたよ。四肢のリハビリでは整形外科的なのも含めて「関節可動域がある」というのが必須みたいですね。切断ということがあっても体幹についている部分での普通の関節可動域がね。例えば、膝下から切断の場合に膝関節が動かなかったら悲惨ですよね。四肢の場合はリハビリの質を左右するのが「関節可動域の有無」ではと思うのです。「質」を維持向上しつつ「量」ということかな。歩行では健常者風を維持しつつ、歩数を伸ばす。上肢では楽に動作できることを増やすかな。筋緊張を高めることなく動作の質の向上をね。細かい仕事をしたりすると筋緊張が一気に増したりしますからね。ところで、皆さん、脳卒中発症したときにいつ頃から「復活できる」と思い始めましたか。私は発症して麻痺が確認できたときから「リハビリで復活するぞ」でした。脳卒中は脳だけの問題ですからね。四肢については「関節可動域が楽な力で維持されていたら復活できる」とね。実際、そのようになっていっています。だから、ボトックス不要ね。ロボットリハビリ対象になれる関節可動域はあるのですが、関節を動かせるのでロボットリハビリ不要ね。

2016年6月6日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No198   先々週も一日にどのくらいの歩行リハビリがよいのかというのがありました。歩行リハビリだけではなく、リハビリ全般について考えてみたいです。   関節可動域について。私は楽な力であったら、他動でも自力でもどっちでも関節が楽に稼働できたらよいと思っています。   5月29日の健康カプセルゲンキの時間での「片頭痛と心房壁の穴との関係から脳梗塞の話」で合点がいった脳梗塞の再発についてね。   今回の視床出血で左半身完全麻痺でも考えが出てこなかったことね。   なにがベストかはいつも検討を   降圧薬の減薬の効果。副作用になると思いますが、トイレ関係ね。腕伸ばしとかについてね。指が伸びての実用握力ね。

 5月30日(月)、先々週も一日にどのくらいの歩行リハビリがよいのかというのがありました。歩行リハビリだけではなく、リハビリ全般について考えてみたいです。私はいつも「適切適度のリハビリ」と投稿しています。ある意味、逃げているのですよ。どうしてかというと、脳卒中では損傷を受けた脳の部分やそのときまでの体の状態とかがいろいろですからね。で、万人受けするのは私の経験も含めて「他動による可動域確保動作」ぐらいしかないと考えるようになってきたのです。後は、これからどのように発展的なリハビリを「適切適度」でできるかということです。救急病院入院中での歩行リハビリは転院直前で一日に20分ぐらいでした。リハビリ病院では徐々に長くなっていって、退院前にはリハビリ時間外を含めて一日10000歩以上にできましたが、これはリハビリの範疇を超えて「運動量確保」だったです。リハビリでは今でも健常者風で格好良く歩ける数千歩でよいかなとも思っています。上肢の方は楽に動作ができる範囲内ですよ。如何に楽に動作ができる時間を拡大するかがリハビリの最重要点ね。これらは、まともなセラピストさんに点検してもらうということが必要ですよ。医者は竹藪だらけみたいなのでね。リハビリでは「・・さんがあれだけ歩いているから私も・・」というのは過剰リハビリになって仕舞う可能性も高いですよ。あるブログの方は4000歩ぐらいですが、歩行がしっかりしてきているからと続けようという投稿もありましたよ。自分にとって楽な力でより良い動作ができるようになっていく程度のリハビリが最適ではと考えています。ただ、脳での神経細胞間のつなぎ替えが起こると暫くは不調みたいになることがありますよ。この時に新しい繋がりでの調整をしているのですよ。脳卒中で四肢のリハビリでは「関節可動域優先で楽な力でより良い動作ができるようになる」のが最優先ですよ。「楽な力」でね。
 5月31日(火)、関節可動域について。私は楽な力であったら、他動でも自力でもどっちでも関節が楽に稼働できたらよいと思っています。脳卒中後遺症では脳の修復に応じて自力での可能性が出てきますのでね。自力では筋緊張亢進→痙縮→拘縮という道筋に行きやすいので用心してね。ですから、「自力で」ということですと、回復に応じて徐々に広がっていったという感じね。でも、「他動」でできていたことですよ。ですから「他動による可動域確保動作」というのが大切なのですよ。「他動」で無理な範囲の可動域は自力でも無理だよ。「他動」で無理な場合はロボットリハビリの対象外かもね。ロボットリハビリは筋力補助ですよ。ですから、他動でもよいから関節可動域があるという前提みたいね。それも「楽な力の他動による可動域確保動作」ね。関節は定期的に動作させていないと錆び付きますよ。筋肉柔軟でも関節が錆び付いたら終わりだよ。関節が作動できても筋肉がコチコチになるとそのうちに関節も錆び付くよ。楽な力でラジオ体操的動作やグッパができるようにね。それと、上肢も下肢も意外と他動でというのがやりやすいかもね。頭の使いようですよ。普通の筋トレで伸ばされる方の筋肉を上手に縮めてやればよいのですよ。例えばですが、普通の腕の筋トレは上腕二頭筋(腕を曲げる筋肉)ですよね。上腕三頭筋(腕を伸ばす筋肉)はこの時は引き延ばされているのですよ。上腕二頭筋の方が筋力が強いですよ。上腕三頭筋の方が楽な力で勝つように動作させるのですよ。下肢でのスクワットは下肢では強力な方の伸筋を鍛えますよ。スクワットではなく、しゃがみ込んだりしたらよいと思います。または、椅子に座って軽い力で膝を深く曲げるとかね。発症時まで「しゃがむ」は大抵の方はできていたはずだよ。これを維持できるように関節可動域を確保するだけね。何日か前の投稿は削除しました。絶対確実な脳卒中予防法はないですよ。だから、連チャンが起こる場合があるのですよ。脳梗塞5連ちゃんの方も知っていますよ。運が悪ければ1回で死にますよね、脳卒中は。医者に重大な誤診(少し冷静に考えることはできたらしないような誤診)をされた経験者より。
 6月1日(水)、5月29日の健康カプセルゲンキの時間での「片頭痛と心房壁の穴との関係から脳梗塞の話」で合点がいった脳梗塞の再発についてね。血栓は普通に血液の体循環でできているようなのですね。その大きいのがエコノミー症候群とかいわれたりしているのですが小さいのはよくできているようです。で、体循環の静脈から右心房→右心室→肺動脈で肺にいってそこで引っ掛かるというのです。肺は一般細胞ですから、周りの組織から急性脳梗塞の治療薬 tPAに使われている血栓溶解酵素が放出されて血栓が溶解される時間ぐらいは耐えることができるようです。しかし、神経細胞は分単位で死にますよね。高齢になるほど血栓はできやすくなりますよね。過度の降圧ではさらにできやすくね。ウィキペディアの「凝固・線溶系」というところに「そもそも侵襲を受けていない血管壁でも血栓の形成と線溶は絶えず繰り返されており、このバランスが崩れると様々な疾患を引き起こす。」というのがありました。過度の降圧はここでいう血栓の形成がされやすくなるということですよね。低コレステロールは血管壁の修復ができにくい状態になりやすいのでは。モレやすくかな。血液凝固抑制剤は必要な血栓も形成されにくくかな。血管から漏れ出したときにその穴をふさぐためにできる血栓ね。ですから、タンマリ医薬品を盛られるとこれらの正常時の働きを乱してしまうことになりやすいですよね。だから、「脳出血→脳梗塞→脳出血」や「脳梗塞→脳出血→脳梗塞」、それぞれの連続とかが起こりやすくなるのではと考えています。ですから、ぼちぼちでね。コレステロールについては今まで考えられていたのより高い方がよいというのが製薬会社の絡まない調査で出てきているとね。過度の降圧状態は普通の診察時にはほぼでないですよ。どちらかというと「白衣性高血圧」ね。過度の高血圧は興奮させればよい訳ですから、過度の低血圧より見つけやすいかな。だから、絶対確実な脳卒中予防法なんてないですよ。で、高血圧の方にいくと脳出血が多くなりやすいようですし、低血圧の方ですと脳梗塞の方にかな。低コレステロールは脳出血のリスク因子だし、血液凝固抑制剤は脳出血時に止血できなくて被害拡大の可能性ね。医薬品の副作用については厚生労働省のサイトにある「重篤副作用臓器別対策マニュアル」を検索の上、見ましょうね。面倒がらずに調べてね。脳出血には脳動静脈奇形というのもありますね、
私の血圧低下に役立っている背伸び装置、文藝春秋の「医者とクスリに殺されない賢い患者術」を読まれることをお勧めしますが、もう売り切れかもね。「医者に殺されない47の心得」という近藤誠氏の著作もありますよ。「絶対に受けたくない無駄な医療」という日経ビジネスオンラインで購入できる本もありますよ。
<a href="/_images/blog/_c44/toubyou-sisyou/DSCF07581.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_c44/toubyou-sisyou/m_DSCF07581.jpg" width="262" height="350" border="0" align="" alt="DSCF07581.jpg" /></a>
 6月2日(木)、今回の視床出血で左半身完全麻痺でも考えが出てこなかったことね。それは「死」と「麻痺したまま」ということでした。「死」を考えることができるというのは生きている証ですよね。ただ、相当日時が立ってから「実際に死ぬときに、苦しみがあるのなら、この時、痛みも何もなく意識不明になったのだから、そのまま死ねていたら」と思うときがありましたし思うでしょうね。「麻痺したまま」というのは脳卒中ですから生きていたら脳での神経細胞間のつなぎ替えがあるから、必ず復活できるということね。この復活のためには四肢では関節可動域が確保さえされておればよいということです。実際、この方針でリハビリに取り組んできたので、回復していくのが楽しかったし、楽しいですよね。とかで「死」も「麻痺したまま」もなしね。入院中はセラピストさんに「冗談がリハビリを受けている」感じを持たれたかもしれないです。救急病院ではベッドから頭を下にぶら下がったときに助けに来てくれた看護師さんに「大きな音を出したらナースコールを押さなくてもきてくれるのだ」とかいうようなやつですからね。STの発声自主リハ中にヘッドホーンでハリポタ(目は自主リハ用のほうにね)を聴いていたとか。PTで、前を綺麗なセラピストさん(土曜リハビリで診てもらったことあり)が患者さんと歩いていたからとストーカーまがいについて歩こうとして「どこを歩くかは私が決める」とイケメン男性の担当セラピストさんにいわれたりとかね。皆さんよく頑張りますね。この超ええかげんな私が初期症状から見たら「奇跡的回復」といわれたのは関節可動域最優先のリハビリの賜ですよ。「楽して最大の効果を」ね。初期症状は視床出血、意識不明もありの左半身完全麻痺で救急病院34日入院という程度でした。超重症でもないけど軽症でもないと思います。そうそう、お告げは「一生車椅子」程度でした。なんで、医薬品をたんまり服用する必要があるのかともね。減薬は当初から考えていましたよ。退院後の通院先変更の理由は「コレステロール低下薬の処方」ね。「コレステロールは低いほどよい」と抜かしよりましたのでね。必要だからLDLコレステロールが生合成されているのですよ。絶対にボチボチの量が最低必要です。低いほどよいというのは医師としての資格なしですよ。実際、低コレステロールは脳出血のリスク因子だしね。
 6月3日(金)、「現実を受け止めて、現状でのベストを尽くすんです」、これは脳出血で片麻痺になったある方が投稿に書いていた言葉です。これはこれでよいのですが、問題は「ベスト」の中身です。この方は筋トレこそ命みたいな感じでした。小学生に「現代数学の基礎は集合論」だからと低学年で集合論を勉強させているみたいなリハビリをしている感じを受けています。無意味どころか嫌いにさせている、リハビリはより障害を重くしてしまうようにという感じね。ブログの報告も辛そうです。動作には筋力がいるのですが、この筋力発揮のための基礎を忘れているのですよ。数学の集合論は適切な生活体験が基礎として必要なのです。基礎の基礎をどちらも忘れてなので弊害が出てきたのですよ。適切適度なリハビリをしていたら、関節可動域が失われていくようなことはないですよ。人間は「生きている」というのがあり、次に「意識がある」で、その次に「四肢では関節可動域がある」で、その次が「関節可動域があるのは筋肉が柔軟だから」であり、そして「関節可動域と柔軟な筋肉があれば筋力が発揮できる」てな順序ですよね。さらに筋トレには「運動神経系と感覚神経系がともに正常に筋肉を支配している」というのが最低条件ですよ。脳卒中では神経のどちらか、または両方が働かなくなっているのですよ。用心しながらボチボチの適切適度なリハビリをしましょうね。これが「ベスト」ですよ。各人に応じた適切適度ね。下手にコメントやリンクをすると繋がりが消せなくなりますよ。個人情報暴露でもされていないのでしたら、そのうち意識から消えていくにしておく方が楽ではとね。SNSと違って、ブログでは繋がりをつけるのにはそれなりの努力が必要です。リンクを張るとか、コメントするとか、相手の情報暴露するとかね。
 6月4日(土)、降圧薬の減薬の効果。副作用になると思いますが、トイレ関係ね。「脳卒中サバイバのゼンデラ」さんが相当以前に投稿されていた「降圧薬を止めたらトイレ関係が改善された」というのがあったのです。私も改善されてきていますよ。血管は平滑筋なのですが、骨盤底筋でできている尿道括約筋は横紋筋です。しかし、筋肉は筋肉ですから基本的仕組みは同じですよね。痙縮とかで問題になる筋肉は横紋筋ね。カルシウムイオンはどちらの筋肉にも収縮の時に必要なのです。カルシウムイオンチャンネル阻害薬は筋細胞内へのカルシウムイオンの流入を押さえます。カルシウムイオンチャネルは何種類かあるとは思いますが、基本は同じではとね。すると、どの筋肉へのカルシウムの流入を押さえることになるはずです。ということは、尿道括約筋でもカルシウムが不足する可能性があるのではとね。実際、カルシウムイオンチャネル阻害薬を減らしたら、効果がありましたよ。気持ちが楽になりました。これ以前での減薬はアジルサルタンが先ね。こちらはアンジオテンシンⅡ受容体阻害薬(ARB)でしたが、トイレ行きでも効果がありましたよ。膀胱を収縮させる筋肉は平滑筋だそうです。アンジオテンシンⅡ受容体は血管にある受容体です。血管は平滑筋なので尿漏れに効いてもよいはずなのに括約筋の方に効いていたようでした。ですから、添付文書にもない副作用というのが出ていたということです。このトイレ関係の効果で血圧も下がったみたいです。降圧薬(血圧を下げるお薬)の添付文書に「過度の降圧による脳梗塞の恐れ」がありますよ。低血圧は脳梗塞の恐れが高くなるのですよ。脳出血だったからと降圧しすぎると脳梗塞になる可能性が高くなるのですよ。
 6月5日(日)、腕伸ばしとかについてね。指が伸びての実用握力ね。20kgのハンドグリップを握り込めますよ。握手をするときに握り拳状態で差し出しますか。握手するときに腕を屈曲させて差し出しますか。どちらも伸ばして差し出すでしょ。上肢ではなにか作業をしようとすると、腕や指をまずは伸ばしてから適度に曲げたりしますよね。だから、まずは「伸ばす」ということが大切なのですよ。それに、脳卒中になると腕や指などは勝手に屈曲してきますね。私も経験しましたし、未だに油断すると屈曲方向ね。だから、意識的に「伸ばす」なのですよ。より確実に伸ばすために健常側の腕を使って無理矢理伸ばしているのですよ。おかげさまで、歯ブラシを持てるようになり、ペットボトルの開栓、ジャム瓶の最初の開栓などができるようにね。タオル絞りもね。タオルは徐々にきつく絞れるようになりましたよ。大型の衣装ケースを持つこともできるようになりましたよ。腕とかは「伸ばす」ということで「曲げる」ことができるようになって仕事ができるようになったということです。初期症状は視床出血で意識不明ありで左半身完全麻痺程度でした。お告げは「一生車椅子」などね。

2016年5月30日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No197   先週、訪問リハビリ(PT)で、屋外歩行を診てもらっていた時に、麻痺足の足首関節でバランスが取りにくくなりました。   先週、訪問リハビリ(PT)で、屋外歩行を診てもらっていた時に、麻痺足の足首関節でバランスが取りにくくなりました。   減薬の利点。まず第一が医療費が安くなるということね。   やる気を引き出しリハビリ効果を上げるためには。   藪医者が減らない原因ね。農家が後継者不足になっていった原因とも共通点がありますよ。   「脳出血→脳梗塞→脳出血」の順についての考察。「脳梗塞→脳出血→脳梗塞」もかな。それぞれの連続についてもかな。   口に関わる筋肉の動き(ST)と四肢のリハビリとの関連性。   階段の昇降ではなく、「斜面での昇降」ね。

 5月23日(月)、先週、訪問リハビリ(PT)で、屋外歩行を診てもらっていた時に、麻痺足の足首関節でバランスが取りにくくなりました。この状態は時々出ています。ものすごくアンバランスのように感じるのですが、見てみたら大したことはないのです。だから、今回も特にはいわれなかったです。足首はいくつもの筋肉が関係して働いていますよね。これらの筋肉間のバランスをとることで体を支えている訳です。これを力まずにしようとしている訳ですよ。このためには各筋肉の感覚器官からの情報が必要ですよね。それが、少しずつ回復して届くようになったということね。そのたびに起こる調整中の不調ですよ。これが起こる度に歩行速度低下や距離が出ないとかの問題が出てきますが、健常者風歩行は崩れていないです。だから、比較的簡単に復活できます。このリハビリ時に前回のお兄さんのリハビリの時、マッサージ中に空砲の臭いを感じてもらいました。そう、実弾と空砲の区別が最近は大分できるようになった気がします。以前はトイレで出すことが普通でしたから、いくらか回復したということね。体内感覚がどの程度麻痺し、どの程度回復したのかは四肢などに比べて判りにくいですよね。体内感覚は筋トレみたいにトレーニングができないから・・ですが、適度なリハビリとはどの程度かというのも判らないです。筋肉に関わる方は、まずは楽な力での動作で様子を見るという手がありますけどね。「実弾と空砲の区別」のトレーニング法ってあったのかな。ああ、瞼の睫毛部分が痒い。ハードコンタクトレンズをしているのでかけないよ。
 5月24日(火)、減薬の利点。まず第一が医療費が安くなるということね。臨時福祉給付金受給者にとってはよいことですよね。第二が副作用が軽減できるということね。医薬品の主作用ですが、量が多いと「効き過ぎ」という場合と「増量意味なし」という場合があります。で、副作用だけは量に応じて可能性が高くなっていきます。第三に解毒の負担が軽減されるというものね。医薬品を服用すると、副作用の一つだと思うのですが「元気がなくなる」というものね。活動性の低下が医薬品で起こるのですよ。さらに血圧ですと、日常の自己測定というのがおこなわれているということが必要なのです。その結果、健康管理への意識向上というのがあっての減薬ですよ。そうそう、昨年、降圧薬のアジルサルタンを減薬したときの処方箋プリンターのいった言葉「臓器保護機能があるのに」でしたが、今年になって「劇症肝炎と横紋筋融解症」で添付文書に注記としての追加記載が指示されましたね。凄い保護機能ですね。医薬品は服用すると何らかの副作用があるのですが、適切な量での主作用による利益が上回るという前提ですよ。過剰ですと降圧薬のアジルサルタンでは、過度の降圧による脳梗塞の恐れとか急性腎不全の恐れとかもありますので、必要最小量にね。「止めてほしい念のため投与」かな。脳卒中での「神経細胞間のつなぎ替え等での不調(修復では必然と考えています)」に医薬品は不調を増幅するだけではと考えています。そして、修復が遅れるだけではとね。つなぎ替えが遅れるということね。
 5月25日(水)、やる気を引き出しリハビリ効果を上げるためには。簡単にいうと「脳卒中とはどのようなものなのか。これによって引き起こされる症状とは。この症状にどのように対処すれば有効なのか。」ということが正しく理解できればよい訳ですよ。では誰がこのような理解を、納得しての理解をさせることができるのかというと医師ですよ。医師の役目ですよ。脳卒中は脳の病気であり、体の他の部分はそのとばっちりであるということを理解させる必要ね。グニャグニャの体が正常であると理解させる必要があるのですよ。そのグニャグニャを適切に維持することがリハビリに有効であるということを理解させる必要ね。高次脳機能障害等も基本は同じですよ。ただ、高次脳機能障害ですと理解は無理な場合が多いですかな。失語症もかな。四肢の方は如何に脳からの指令が適切に出せるようになるまではグニャグニャの時の関節可動域を維持することの重要性を理解させることね。回復させるのではないですよ、関節可動域は。発症時にあった範囲を維持させることができるかどうかですよ。関節可動域が元々狭い方は狭い範囲でしか維持できないですよ。可動域が広い方は狭くしてしまって後々「困った困った」にはなれますけどね。「他動による可動域確保動作」とかに納得ずくで取り組めるかどうかは医師の説明に掛かっていると思います。希望を持たせつつ、不適切リハビリでは四肢ですと使い物にならなくなる場合もあるということを理解させて長期にわたる適切適度なリハビリに取り組ませるのは医師の説明責任だと思います。脳卒中だけで歩行リハビリをしているのに「歩くのは諦めてください」とかいわれた悲惨な方の投稿を読んだことがありました。この医師は即刻別の診療科にね、怖いけど。セラピストさんも言動には注意してね。何も言わずに値踏みをしている私かな。知り合いの看護師さんに「嫌な患者」といわれましたよ。私は医師のケチをつけるときには「・・の診察では・・に注意して・・」なのに基本をしていなかったとかね。開業医で「乳がんで今時、全摘」と叫ぶのは藪ですよ。「専門医を紹介します」でよいのに大学卒業後、勉強していないのをさらけ出しているとか。愛想がよい方がよいですが・・ね。
 5月26日(木)、藪医者が減らない原因ね。農家が後継者不足になっていった原因とも共通点がありますよ。医師会が混合診療とかの拡大に反対の理由かなとも思います。積極的に勉強してその成果を適切に診療とかに取り入れる医師を優遇してこなかったせいですよ。農業では農協の指導に従わずに勉強して取り組んでいる農家を潰してきたのですよ。後継者不足といいますが、農業の発展に目を背けて「財産維持」的農家に的を合わせていたからですよ。混合診療でいろいろいわれていますが、歯科ではできているのですよ。混合診療でする方がよいか、保険診療だけで十分なのかの判断ができないのが多いだけでは。どこのだれでも、同じ程度でよいということとプロパーに教えてもらうのが勉強とでも思っているのかな。年に数日学会等に出席しただけでは勉強にならないと思います。切っ掛けとしてで、後は自力で勉強する必要がありますよね。実際、勉強されている方も多いのですが、惰性で診察しているのも目につきます。医師会は医師が適切に毎年研修ができるように活動するべきですよ。藪医者をなくすためにね。医療は日進月歩です。農業も日進月歩ね。農協は気づき始めましたが・・ね。医師会はどうでしょうね。なんで、藪医者に会ってしまう私なの。もっとも、何がよくないかに気づくことができるからかもね。「クスリと医者に殺されない患者」になりましょうね。あるブログで副作用で医師に聞いたら「数年のみ続けているから大丈夫」とかいわれた方がいました。副作用については厚生労働省の重篤副作用臓器別対策マニュアルで「服用900日で発症」というのもありましたよ。藪医者ですね。服用を続けたからの副作用もあるのにね。
 5月27日(金)、「脳出血→脳梗塞→脳出血」の順についての考察。「脳梗塞→脳出血→脳梗塞」もかな。それぞれの連続についてもかな。先週、あるブログで「脳出血→脳梗塞→脳出血」で友人が亡くなれて衝撃を受けたというブログ投稿を読ませていただきました。投稿者が通院中の医師に「脳出血→脳梗塞→脳出血」の要因について聞いたら「判らない」だったかな。もし、診察していても確証はないのではと思いました。が、連続になりやすい事象についてはかなりの確かさで推測できますよ。藪医者は「連続」に気がいっていないので極端な対策になるのではと思います。それが連続の確率を高めているのにね。この考察ね。先週、「急性脳梗塞の治療薬 tPAをつかうと脳内出血がよく起きる。」に関して投稿しましたね。「急性脳梗塞の治療薬 tPA」の働きついて調べていたら、脳梗塞では血栓でやはり血管の細胞にもダメージを与えているのですよ。急性脳梗塞の治療薬 tPAで血栓が溶解されて血流が再開されると、ダメージ部分から出血が起こる可能性があるとね。だから、3時間以内とかなのですよ。脳梗塞ではこのクスリを使わなくても血管のダメージはあるはずだし、その後も起こりやすいですよね。急性脳梗塞の治療薬 tPAの成分は体内で作られている酵素だしね。さらに脳梗塞での傷跡の修復のために必要なコレステロールをクスリで低下させていると修復されないままになりやすいですよね。そこに血栓予防にと血液凝固抑制薬を服用していると、少しの出血が止まることなく拡大してしまっての脳出血かな。で、クッシング現象での高血圧。で、タンマリの降圧薬。過度の降圧での脳梗塞の危険性。もともと、脳卒中を起こすような場合は血管系は若くても「高齢者」並だと思います。脳梗塞、脳出血、どちらが先でも繰り返しの危険性ね。確かに高血圧の方が脳出血の可能性は高いと思います。でも、降圧はぼちぼちでね。コレステロールもぼちぼちね。過度の低下がよくないのですよ。低コレステロールは脳出血のリスク因子ね。あのブログの方が通院している医師も「判らない」で順当ですよ。自分で治療していたのではないのですからね。発症は確率ですから、どのような対策をしても絶対再発しないなんてないですよ。より再発率を下げることができるかですよ。それで、過度の低下とか、過度に高いとかいうのがリスク、確率を高めるのですよ。
 5月28日(土)、口に関わる筋肉の動き(ST)と四肢のリハビリとの関連性。最近、ふと、関連があるのかなと思い始めました。四肢のリハビリが順調でしたら、脳が活性化されての好影響ね。とか思っています。最近、ガムを噛み噛みしたり、繊維質の多い食材を食べたりしたら、麻痺側の上あごの歯茎と唇の間に残りかすがどばっと滞在していたのですが、ここしばらくは滞在しなくなりました。救急病院では歯磨きをすると、猛烈な量の残留物があったのですが徐々に、リハビリ病院でのSTリハビリもあって減少してきていました。なくなっていたはずがここ数ヶ月復活した訳でしたが、また、残留しなくなった訳ですよ。これは感覚の回復度合いによる舌や唇の使い方の変化によるのではと思うのです。一進一退ね。いくらか前進して、例えば、5歩後退の後、6歩前進とかいうような感じね。私の場合は四肢ですと、ラジオ体操的動作やグッパとかが楽にできるように回復してきていますよ。そして、さらなる回復のために適切適度なリハビリと脳での神経細胞間のつなぎ替えに必要な栄養の摂取等とかの好影響が口の中に現れたのではと思います。四肢でボトックス等が必要になった方より、初期症状から見たら早く回復できているのかと思うのです。類人猿から原人に進化した道筋は直立して手が楽な力で自由に使えるようになって脳が発達したからともいわれています。脳の回復には四肢がより適切に動作するというのが必要なのではと考えられるのですよ。まずは「他動による可動域確保動作」による早期の回復リハビリをね。
 5月29日(日)、階段の昇降ではなく、「斜面での昇降」ね。階段は手摺りもありますし、足を載せる面はほぼ水平だし、足の長さぐらいは普通ありますよね。斜面や坂道ではいろいろですし、手摺りはまずないですよね。で、写真のような斜面を登ったり、下ったりできるのですよ。いつ頃かできるようになったのか。リハビリ病院入院中に斜面昇降のリハビリをしてもらいましたが、緩斜面でした。立体駐車所へのスロープね。発症後、4ヶ月ぐらいした頃かな。そのころは「小走り」や「ボール蹴り」とかもしていましたよ。これらはすべて下肢での関節可動域に問題がなかったからですよ。関節可動域は拡大させるのではなく、発症直前の関節可動域を如何に維持するかですよ。それを股関節・膝関節・足首関節等で維持できていたから、斜面もリハビリで試してくれたのでした。後々の自信になりましたよ。そのうちにできるようになるとは思っていましたが、以外と早かったです。写真より少し緩い程度の近くにある傾斜でもっと長い坂道も端から端まで上り下りできますよ。雨の日のわんことの散歩でも右手に傘、左手にはリード、余剰幻肢に幻の杖、これで写真の斜面の上り下りを時々しています。本当は余剰幻肢はないですよ。だから、幻肢痛(視床痛)もないです。
2015年10月13日に撮影してもらった急斜面の下り風景です。直滑降ね。

2015年10月13日に撮影してもらった急斜面の登りです。まっすぐの感じでの登りね。

2016年5月23日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No196   突如として現れる筋肉の硬直ね。   皆がしていることは常によいことなのか。   「急性脳梗塞の治療薬 tPAをつかうと脳内出血がよく起きる。」(脳卒中サバイバのゼンデラさんより)ということのようですね。   発症以来変わらぬ私のリハビリ方針。四肢についてですけどね。   5月15日にブログ村で読ませてもらった投稿に「そんなに歩く必要あるの?」というのがありました。私もその方と同様に「歩数自慢」に懐疑的です。   じっくりと徐々に硬直したりすること。   関節可動域確保の基本。私の経験も含めての考察ね。

 5月16日(月)、突如として現れる筋肉の硬直ね。先々週、入浴中にいつものように麻痺腕で洗面器を持っていたら、麻痺腕で硬直が起こりました。特に人差し指と中指とか前腕部とかできつかったです。で、ストレッチね。動作を繰り返すと硬直が出てくるのはよくあるのですが、楽に持っていて、そのときあまり使っていないはずの指でもね。この頃、麻痺部の左半身で感覚がまた部分的に回復してきているみたいなのです。瞼の痛覚もね。下肢の筋肉感覚も少しね。同様に上肢もいつもよりドバッと回復してきたのでしょうね。それで、リラックス状態を求めての必要のない筋収縮が起こってしまったのかな。こんなのは筋力の回復ではないのでストレッチや揉みほぐしですよ。自力ですから、訪問リハビリの時に念入りにマッサージしてもらいましたが、割と簡単に硬直しやすいのが現状です。筋緊張亢進状態ですので、痙縮には絶対したくないです。下肢でも起こっているときがありますが、上肢よりタチはよいみたいです。要因は上肢の方が感覚神経が多いということでしょうね。私は視床出血ということで感覚麻痺です。この感覚には筋紡錘や筋ゴルジ装置からの筋肉感覚情報も含まれている訳ですよ。筋肉からの感覚情報に合わせて筋力の調節がおこなわれるので、回復の度にこの硬直に悩まされることになると考えています。焦らず地道にリハビリしていきます。筋肉の関わるリハビリでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」という最低限守ることね。
 5月17日(火)、皆がしていることは常によいことなのか。脳卒中で筋力がなくなるというのは普通ですよね。ところで、この理由についての認識で問題が起こっているようなのです。ブログ等ですと、結構多くの方が筋トレみたいなリハビリに励まれていますね。運動神経領域での障害で感覚の方が無傷の場合はそう問題は起こらないと思います。問題は私のような感覚麻痺の時ですよ。四肢の運動神経が無傷ですと、感覚を視覚等で代償してやるとともかく動かせるようにはなりますが、筋力の調節ができなかったです。で、筋力が出せなかったのですよ。多くの方が「動かせる→筋力が出せない→筋肉量の問題と思い込む→筋トレに励む→筋肉からの感覚情報がない(私はこれね)→運動神経の興奮ニューロンを押さえることができない→興奮ニューロンが興奮状態のまま→筋肉が収縮状態のまま筋緊張亢進→痙縮→拘縮」が結構多いようです。もっとも、発症直後の落ち込み期間の長さも関係しますけどね。上肢ですと、腕伸ばしや指伸ばしをしていたら20kgのハンドグリップを握り込めるようになった私ね。ただし、2~3年は必要でした。これは関節可動域があるということと、感覚の回復という両方が必要なのですよ。ところが、結構多くの方が「筋トレ」ね。「筋トレ」で効果が出るのは「運動神経と感覚神経がともに健全である」というときですよ。ブログ村脳卒中カテゴリーからいなくなって相当な期間になる「下肢障害等級7級」だったと投稿されていた方は筋トレで足首はほぼ動かなくされたようです。膝は曲がらなくして、洋式トイレでも座ったり立ったりするときにお困りのようです。この方、障害等級の再認定されたらと思います。最近、脳卒中カテゴリーを卒業されたある方は筋トレ好きのようでしたがボトックスね。ブログをごそごそ読ませてきましたが、私みたいなリハビリ方針の方は少ない感じです。リハビリ病院入院中に「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」をしていたのは私程度でした。一応、PTさんから指導されていると思うのですがね。こんなので歩けるようになるとは思っていない感じね。歩行では股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度ぐらいまでのボチボチの可動域があれば楽だのにね。よう棒足や尖足で頑張りますね。「可動域確保より筋トレ」ということをされている方が多いように感じていました。可動域確保の方が楽に回復できるなのにね。
 5月18日(水)、「急性脳梗塞の治療薬 tPAをつかうと脳内出血がよく起きる。」(脳卒中サバイバのゼンデラさんより)ということのようですね。急性脳梗塞の治療薬 tPAは人間の体内でつくられている血栓溶解酵素ですよね。で、血栓を溶解するのですが、血液凝固抑制剤を使っていると血栓のできた部分の血管の損傷部分からの出血危険性が高いというのです。発症から時間が経つほどこの損傷部位が大きくなる傾向ですから、脳出血の危険性が高いので発症後3時間とかというのです。ところで、脳梗塞があった人は血管が脆い傾向がある訳ですよ。そこに細胞修復作用のあるコレステロールを減らす医薬品を服用していると、この脆い部分が修復されない可能性が高くなる訳ね。そこに血液凝固抑制剤を併用していると脳出血が起こりやすくなりますよね。脳出血の既往症のある人に「急性脳梗塞の治療薬 tPA」が使えない理由でもあるのですよ。「急性脳梗塞の治療薬 tPA」は適応について結構厳密に指示されていますよ。これの添付文書もネットで閲覧できますので読んでみてね。製薬会社は副作用で訴えられないためにも添付文書や副作用情報等をネットで公表しておくことを必要と考えています。添付文書すら読んでいない医師がそこら中にいると考えられるのですよ。厚生労働省サイトの「重篤副作用臓器別対策マニュアル」も閲覧しておきましょうね。このブログや姉妹ブログや姉妹ホームページは「闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)」で検索してもらえれば、ゾロゾロ出てきますよ。「闘病記 (視床出血)」でもいくらか出てきます。(視床出血)の括弧なしでもよ。さすがに「視床出血」だけですと・・。
 5月19日(木)、発症以来変わらぬ私のリハビリ方針。四肢についてですけどね。嚥下障害の方、誰か教えて。脳卒中では四肢の障害、嚥下障害、失語症、高次脳機能障害とかに目が向いている場合が多いですが、体中の調節機構にも問題が生じていることが非常に多いです。でも、四肢についてね。「他動による可動域確保動作」で「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」という状況の維持ね。ですから、未だに訪問リハビリで「他動による可動域確保動作」をマッサージのついでにしてもらっています。今でも自力で動作をするとどうしても筋緊張亢進→痙縮→拘縮への道を歩いてしまいそうなのでね。自身でストレッチや揉みほぐしもしていますがね。でないと、何も動作できないことになって仕舞いますよね。そうならないようにするには「回復状況に応じて」ということが大切だと思っています。「他動による可動域確保動作」や緊張感があまり伴わない動作とかで楽に動かせるようになってきたら、ボチボチ・・の動作をしてみようというのが多かったです。今もね。その結果がラジオ体操的動作がほぼできるとか、グッパが楽にできるとかになったのですよ。そして、20kgのハンドグリップが握れたり、18リットル灯油入りポリタンクが持てたり、「静止画と動画」カテゴリーにある動作等ができるようになったのですよ。手足のつっぱりは軽症のうちに対処しておくと重症化しないですよ。ボトックスをしなくてもよいということね。で、軽症とはどの程度なのでしょうね。このブログ、昨日投稿にあるように検索もできますが、ブログ村以外でもいくつかのブログランキングに登録してみようかな。
 5月20日(金)、5月15日にブログ村で読ませてもらった投稿に「そんなに歩く必要あるの?」というのがありました。私もその方と同様に「歩数自慢」に懐疑的です。歩行リハビリで救急病院では闇は全くなしね。リハビリ病院では病室内で数回ね。そのときの確認程度ね。救急病院ではベッドから離れる必要のある移動は全介助による車椅子移動でした。リハビリ病院入院中は車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行全盛ね。もっとも、杖歩行が許可されてからは許可の範囲内で歩きましたが。それでも早朝のトイレ行きは退院日も車椅子だったです。車椅子ですと装具をつけなくよいものね。一日に10000歩以上は目指していますが20000歩には滅多に届かないです。理由は歩きすぎると弊害がありね。10000歩以上も健常者風歩行ができているという条件付きでね。その時々の状況に応じたリハビリというのがあるのです。ある健康番組で12000歩程度以上は意味がないようなこともね。もっとも、歩行の質の考慮を健康には必要とね。当然、リハビリにもですよ。一度、視床出血になってみてくださいな。感覚麻痺の辛さね。動かせるようになっても感覚が働いていないので緊張亢進になりやすいことをね。放置すると痙縮であり、さらに拘縮だものね。どうして、過剰リハビリがこのようになるかについてはこのブログの過去投稿分から探してみてね。この投稿をぽちっている今も麻痺腕で筋緊張亢進的感じがしています。何もしていないのにね。これの理由は「感覚の復活中」というのが正解ではと考えています。ここで張り切ると筋緊張亢進→痙縮→拘縮の道筋かな。ここは緊張解除になるようにしておくしかないと思います。救急病院入院34日間の左半身完全麻痺程度が初期症状ね。ですから、適切適度なリハビリであることが大切なのですよ。嚥下障害(程度は軽そうですが私にこの障害ありみたい)で単純な飲み込みを繰り返し特訓させますか。させないでしょ。どちらかというと飲み込むときの姿勢とか摂食嚥下器官の運動性を高める指導とか飲み込みに関わる知覚の向上とか食事の料理法考慮とかではともね。ひょっとして、私の嚥下障害はある年齢あたりで左右の感覚にズレが起こったためかもね。それが、視床出血で左側が麻痺して感覚なしになったので右側だけで嚥下の反応ができていたときは問題なしで左側の感覚が復活するにつれて、差が大きくなってきたための嚥下障害?かもね。こりゃ、治らない。救急病院やリハビリ病院でゴボゴボした覚えがないですよ。でも、こういうのってありなの。
 5月21日(土)、じっくりと徐々に硬直したりすること。今週月曜日の投稿とは逆?ね。リハビリ病院入院中のOTで、この速成版を感じていましたが。麻痺した方を扱き使うことで感じる方ね。これは感覚神経の回復ではなく麻痺したままであるから起こることと考えています。運動神経興奮ニューロンの興奮で筋収縮が起こるのです。この興奮ニューロンの興奮はどのように鎮められるのでしょうね。鎮められなかったら、興奮のままね。ということは筋肉は収縮したままね。興奮状態を非常にのんびり解除するのでしたら、放置というのもあるかもね。でも、普通は運動神経系の抑制ニューロンを働かせて鎮めています。この抑制ニューロンにダメージを与える病気が破傷風です。その症状の様子は感覚麻痺の屈曲腕や棒足等によく似ている場合があります。というか、両方とも重症になっていくとそっくりかな。この抑制ニューロンを働かせるのは筋肉の感覚器官である筋紡錘や腱ゴルジ装置、皮膚感覚の圧覚、触覚、痛覚等ですよね。感覚麻痺ではこれらの感覚器官からの情報が中枢に届かないか中枢が処理できなくっているのですよ。抑制ニューロンを働かせる情報がないということになって抑制ニューロンが働かなくなってしまうですよ。破傷風と同じようになっていくということかな。ただ。破傷風感染より時間が必要のようです。ただね、リハビリ時にはマッサージやストレッチ、楽な動作を主体にするとかで興奮ニューロンが興奮状態のままにならないようにできるはずなのですよ。私はどうも興奮のままにせずにすませられたようです。だから、筋緊張亢進状態とか痙縮とかいわれたことがないのですが、動作には影響のない部分で影響のない程度の拘縮をやってしまってます。日常生活に全く影響していないです。でも、拘縮の解除の大変さは身にしみていますよ。生活に影響がなかった部分だったので見過ごしてしまった訳ね。PTとOTの両方の専門家に診てもらおうね。
 5月22日(日)、関節可動域確保の基本。私の経験も含めての考察ね。健常者でも関節可動域を制限していると徐々に可動域が減少しますよね。脳卒中では脳の司令がなくなって筋肉が収縮できないので関節が動かせなくなります。この状態が続くとそのときの位置関係の関節の位置で固まってきます。棒足・尖足はこの典型かな。私はどう関節可動域を維持確保したのかね。上肢は腕伸ばし、指伸ばしですよ。これにつきます。腕伸ばしは腕を肩より上に上げるというのもね。上肢は放っておいても自然に屈曲や握り拳は楽にできますよ。だから、多くの筋トレメニューは屈曲腕や握り拳養成ですよ。下肢では救急病院入院の当初は諦め気味でしたが、結構早期に日中車椅子着座生活ができたというのがよかったと後々思うようになりました。理由はこの着座は上半身垂直を基本として股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度で半日程度を過ごすというものでした。ただ、エコノミークラス症候群には注意してね。私はトイレ行きとリハビリ行きで回避できたようです。ベッドでは伸ばしてました。一日がかりの屈伸ね。リハビリ病院では車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行がさらなる関節可動域確保に役立ちましたよ。はっきりいうと「他動による可動域確保動作」でもよいから、関節を楽な力で動作させるということですよ。しゃがむというために「スクワット」なんぞはしたことが全くないですよ。で、写真のようにしゃがめますよ。関節可動域はROM(他動による可動域確保動作」で発症直後から確保するのが一番ですよ。あくまでも「関節可動域を失わない」です。後で復活させようなどというのは私か思うには「絶望」かな。「1に関節可動域確保、2に関節可動域確保、3と4がなくて、5に関節可動域確保」ね。筋力は筋肉が縮むことのできるスペースが必要です。スクワットによる棒足ですと伸筋が縮み放題で屈筋が縮めなくなった状態ね。伸筋が伸びないからですよ。上肢の屈曲は屈筋が収縮したままで、伸筋が縮めなくなったためですよ。屈筋も伸びないから実用筋力は出ないですよね。和式トイレでウンチをしよう。イスラム教の礼拝動作ができるようになろう。こっちは上肢は伸ばしているよ。ROMに取り組ませるには医師の適切な説明が重要ですよ。脳卒中だけで「・・は諦めてください」的なことをいう医師は藪です。今はロボットリハビリ等を含めてリハビリテーションは進歩しているのですよ。藪のリハビリ医とかもいますけどね。ただね、脳卒中での損傷部位の範囲と大きさによってはいろいろね。回復までの期間もいろいろだけどね。でも、「・・は諦めてください」的なのはいうべきではないですよ。健常者風動作はすべて関節可動域が必要です。関節可動域が失われないようにリハビリをしてね。可動域は維持できるか失うかだけですよ。どちらがいいですか。
昨年10月に転んだときの傷跡と左麻痺足の曲がり具合ね。撮影は昨年10月です。再掲ね。
傷は膝を伸ばしただけでの治癒ですと皮膚が短く再生されて曲げられなくなる可能性が高いので、後々困るのでね。
「しゃがむ」ができますよ、視床出血で意識不明ありで左半身完全麻痺で救急病院34日間入院でもね。

2016年5月16日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No195   「標準語」とは何なのか。「標準語」としての日本語の調査地点としてでは長らく「札幌」があげられていました。   脳卒中リハビリとバランスボール。   リハビリの6ヶ月限界説の無意味さ。   「過度の降圧」による弊害ね。「低血圧」とはどのぐらいからなのでしょうね。   先週、5月7日付日本経済新聞土曜版プラスワンの健康面に「ねじれ腸」のことがあって、便秘もいろいろあるとね。   またまた、ボトックスの作用機序についてね。   麻痺半身での痺れで思うことね。

 5月9日(月)、「標準語」とは何なのか。「標準語」としての日本語の第一調査地点としてでは長らく「札幌」があげられていました。今もかな。理由は日本全国のいろいろなところからの出身者のごちゃ混ぜの土地柄だからです。東京には「江戸っ子」の言葉がありましたよね。日本では北海道以外はすべて方言の国だったのです。言葉は「京の都」でつくられて、広がっていったのですよ。ですから、近畿でも奈良の南部の一部地域で関東風発音が残っています。ですから、大阪の言葉は関東より近代に京の都でできた言葉が使われているのですよ。そして、「標準語」というものが札幌等で採取されて教育とNHKによって全国に広められただけですよ。ということで、各地の方言は東京の言葉に対して勝りもしないけど劣りもしないですよ。すべて、対等の世の中ですよ。地域コンポレックスが出てきたのは明治以降かな。それに伴っての方言コンプレックスかな。大阪都構想なんて東京コンプレックスの象徴と外野の私は見ています。都道府県と市町村の連携とは異質ではとね。「標準語」を私は時々「NHK語」と言ったりしています。本当の標準語を使えるのはニュース等の放送時のNHKのアナウンサーとNHK杯放送コンテストの出場者とその指導者ぐらいしかないのではとね。今の東京は言語的には第二の札幌になって仕舞っているかもね。地方からの流入の増加で「江戸っ子」の言葉がなくなっていっているのではとね。言葉での地域の特性が消えていっているのではと思うのです。「標準語」は日本どこでも通じるようにと考えられてできた一つの日本語です。中央とかに媚びるような「植民地根性」の象徴が日本人が欧米語で姓名を名乗るときに姓と名を逆順にするのも「植民地根性」の表れかもね。日本民族の誇りがないのかとね。これと同様かもね。それと、言葉は時代と場所と世代によって変わっていきます。だから、「古典」という科目があるのですよ。だから、「文化審議会国語分科会」や「国語調査」なるものもあるのですよ。
 5月10日(火)、脳卒中リハビリとバランスボール。感覚麻痺の私にはバランスボールの利点が判らないです。理由は前庭器官や半規管という平衡感覚も麻痺状態なのです。その上、片麻痺というので左半身の筋肉のコントロールが正常にできないのです。ということで「力む」ということぐらいしかできない感じがするのです。で、筋緊張亢進→痙縮→拘縮の道筋ね。発症時ですが、ベッドの頭側をあげていっただけで、頭を下にベッドからぶら下がるということをしてしまいました。気がついたら頭頂と床が仲良くしていました。激烈な状態ではなく、ふんわりの仲良くね。でも、ブラックリストに記載されましたよ。この平衡器官の麻痺は今も続いている感じがするのです。筋肉感覚も中途半端だしね。四肢で筋肉を痙縮とかにしてしまうとリハビリの妨げですから、バランスボールを使うなどとはまったく思わないです。四肢や体幹の筋肉に問題が生じないという確証があれば、利用してもよいかなとは思いますが、今の脳の状況では筋肉に問題が起こりそうです。バランス感覚は「歩く」ということ、できるだけ底の薄い靴を履いてね。でもね、底はボチボチある靴みたいですけどね。一番よいのは「裸足で土の上を歩く」というらしいですけどね。筋肉の関わるリハビリでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」という最低限守ることがありますのでね。
 5月11日(水)、リハビリの6ヶ月限界説の無意味さ。リハビリでの入院期間とかは180日とかがあるのですけどね。医療費を増やしたくない国と制度関係医師の無知さからできた期間だと思うのです。脳疾患の場合、「脳は回復しない」という間違った前提ね。ボチボチの脳卒中ですと、生き残った神経細胞が樹状突起等を伸ばして新しいネットワークを作り上げますよ。その期間は6ヶ月以上必要と私の視床出血で感じています。4年を過ぎましたが、未だに樹状突起が伸びている感じなのですよ。だから、リハビリは延々と続ける必要があるのですけどね。ただ、樹状突起の伸長による回復は非常にゆっくりしています。リハビリ病院入院中の回復は生き残った神経ネットワークを使って暫定的に動作ができるようになったと思うのです。ですから、目覚ましかったですよ。この暫定的回復にも6ヶ月は必要と思うのですが、この回復後はチンタラ状態ね。神経細胞間のつなぎ替えが起こる度に一進一退的な状態を繰り返しながら、徐々により回復してきていると感じています。制度的には暫定的な回復でリハビリを打ち切りたいということですかな。退院後もリハビリを継続する方法はありますが、単位数が制限されていますね。患者自身が適切適度なリハビリ動作というのができればよいのですが、闇雲にしていると、悪化してしまって、逆に医療費や介護費に多額の費用が必要になっていっている方が結構おられるみたいです。リハビリ2段階説ね。第1段が感覚麻痺ですと、視覚情報の活用とかで動かせるとかで、第2段が脳卒中で損傷した部分で神経細胞間のつなぎ替えが起こってのリハビリね。第1段で普通は6ヶ月必要かな。第2段は延々とリハビリを続ける必要がありますよ。話は変わりますが、睡眠のノンレム睡眠とレム睡眠の繰り返しパターンですね。脳波測定ができるようになった当初はノンレム睡眠があって、その後はレム睡眠が起床まで続くと考えられていました。理由は脳波測定を1時間半ほどで後はそのまま続くと思い込んでいただけでした。判ったのはある研究者が脳波計を切り忘れて一晩中計測してしまったというのが真相のようです。で、繰り返しが判ったのですよ。リハビリも継続調査がされないままでの6ヶ月限界説と考えられるのですよ。それと、脳の可塑性を無視した思い込みとでね。
 5月12日(木)、「過度の降圧」による弊害ね。「低血圧」とはどのぐらいからなのでしょうね。最高血圧が110mmhg以下というのもあれば、もっと低いのが低血圧というのもね。90mmhg以下は完璧な低血圧のようです。ところで「過度の降圧」とはどのぐらいからなのでしょうね。T薬品工業の添付文書には「過度の降圧により、脳梗塞の恐れ」とありましたよ。アメリカの製薬企業M社の添付文書にも記載がありましたよ。普通の低血圧ぐらいでも人によっては「過度の降圧」になっている可能性は否定できないと考えます。厚生労働省のサイトにある「重篤副作用臓器別対策マニュアル」で見つけたことなのですが、急性腎不全の可能性ですね。普通は降圧薬を服用し始めて、割と早い段階で症状が出るようなのですが、相当長期に服用してからのこともあるとも出ていましたよ。有名なのが「ふらつき」と「意識喪失」ね。我々、脳卒中後遺症で歩行等に不安のあるものにとっては転倒等での下肢部骨折の危険性を孕むものですよ。骨折すれば、これが原因で「一生車椅子」になる可能性が非常に高いですよね。また、ある方は上肢を痛めて苦労している状況の投稿もありましたよ。頭部に衝撃でもあれば、頭蓋骨骨折や脳出血の危険性ね。寝たきりになる恐れもあることですよ。「過度の降圧」というのは低血圧ということだけでは済まないのが、我々脳卒中経験者なのですよ。血圧は測定時の精神状態、姿勢、直前の運動状況等で大きく変わりますよ。「過度の降圧」状態なんて血圧計では測定できないのではと考えています。測定困難度は興奮状態よりも高いかな。脳梗塞が起こるとクッシング現象で高血圧状態になりますよ。脳出血でもね。救急車の中で私は190mmhgだったとね。クッシング現象ね。ここまで高いと高血圧だけとは考えられないですよね。
 5月13日(金)、先週、5月7日付日本経済新聞土曜版プラスワンの健康面に「ねじれ腸」のことがあって、便秘もいろいろあるとね。その中の「弛緩性便秘」の要因は「運動不足」や「便秘薬の使いすぎ」があげられていました。詳しくは日経でね。問題は「医薬品の使いすぎ」ということですよ。その昔あった「スモン病」はキノホルムという医薬品の投与のしすぎね。連続投与であり、効き目がないといって増量していった結果の薬害ですよ。厚生労働省のサイトにある「重篤副作用臓器別対策マニュアル」(検索して読んでみてね。患者向けと医師向けとがあります。)には連続投与900日目とかいうのもありましたよ。副作用ではなく、主作用の出過ぎという副作用も出ていますよ。主作用の出過ぎとしてわかりやすいのはインスリンかな。インスリンには副作用はないです。効き過ぎがあるのです。血糖値を下げる作用を示す人間が自分自身でつくっているホルモンです。自家生産の場合は調節機構で「つくりすぎ」はないです。注射として体外から血液中に送り込む場合に「過剰」ということが起こる場合があります。また、インスリン分泌を促進する医薬品を服用している場合ね。この時は「低血糖」になって、「低血糖性昏睡」や死ぬこともあります。効き過ぎね。ところが、ほとんどの医薬品は人間にとっては「異物」なのです。長期連用ではこの「異物」ということでの副作用なのですよ。タチの悪い医薬品は即副作用が現れたりしますよ。本来、人間にない物質をいれ続けるというで起こる体の反応ですよ。ですから、「安全な医薬品」なんてないのですよ。「利益」と「害(副作用や主作用の効き過ぎ)」のバランスね。処方した医師は常に副作用について考慮しておく必要があるのに、漫然と投与を続けている医師が多いですね。コレステロール低下薬と血液凝固抑制剤の組み合わせは主作用で出血リスクを高めますよ。低コレステロールだけでも脳出血のリスク因子なのにね。体の細胞がその医薬品があるという状態になれてしまうということもありますよ。効き目なしで副作用のみにね。
 5月14日(土)、またまた、ボトックスの作用機序についてね。医薬品については「副作用」や「主作用の効き過ぎ」とかで投稿もしていますが、普通の医薬品の多くでは主作用はどちらかというと人体の働きを助けていますよね。ところが、人体の過剰な働きを邪魔することで効果が期待できているのもあるのですよ。問題は「邪魔」の仕方ね。降圧薬ではアジルサルタン(医薬品名 ニューロタン、ディオバン、ブロブレス、ミカルディス、オルメテック、アバブロ、アジルバなど)というのは血管の細胞にあるアンジオテンシンII受容体を直接阻害して降圧作用を示します。でも、破壊はしていないですよ。で、本題のボトックスね。ボツリヌス菌毒素の「ボツリヌストキシン」を使っていますよ。だから、製薬会社の講習を受けているというのが使用するための医師の条件だったと思います。この毒素は1マイクログラムで死にますよ。青酸カリの致死量は200mgです。200mgあれば、20万人以上を殺すことのできる史上最強の毒素の一つです。作用箇所は運動神経の神経筋接合部です。神経細胞の終末に取り込まれて情報伝達に働く小胞が接合部の細胞膜に融合するのに必要なタンパク質を破壊します。この小胞が細胞膜と融合して神経伝達物質が放出されて筋収縮が起こるのですが、融合できなくなって筋収縮命令を出せなくしています。作用している間はこの状態が続きます。添付文書では2ヶ月は間隔を取ってくださいとね。この間、脳でどう足掻いても筋収縮が起こらないような状態にするのがボトックスですよ。神経終末を破壊することで成り立っている療法ですよ。修復には2ヶ月以上必要ということですよ。ダメージを受けるのが末梢神経終末部位ですから、修復は軸索の再延長かな、または?ね。ですと、脳での樹状突起伸長でも時間が必要ですよ。こっちの方はもっと長い距離ですかな。何年も必要かな。ボトックスをしている間は筋力が落ちて当たり前であり、筋力回復はボツリヌス菌毒素の効果がなくなるまで待つ必要がありますよ。この間はリハビリはマッサージとストレッチ以外は開店休業と考えられるのです。
 5月15日(日)、麻痺半身での痺れで思うことね。痺れの原因によってはやばいですけどね。脳出血による損傷部位での修復に関わる痺れでしたら、起こって当然ですよね。脳卒中での修復とは脳でおこなわれますよね。四肢にしろ、高次脳機能にしろ、嚥下にしろ脳だけにダメージがあって症状が出てきますからね。で、後は脳での修復を促進はしても痙縮とかにはならないようなリハビリをしておけばよい訳ですよね。脳での修復とは「生き残った神経細胞が樹状突起を伸ばして新しい接続を作り上げて、調整をする」ということです。というので、樹状突起伸長に必要な栄養素として必須不飽和脂肪酸があります。なぜかというと樹状突起は細胞膜でできた細長い管状ですからということです。細胞膜は流動性を持っていますが、流動性を維持するのには単一種の飽和脂肪酸ですと固体になってしまうのですが、不飽和脂肪酸を適度に含ませると細胞膜として必要な流動性を持つことができるのです。で、必須不飽和脂肪酸の適度な摂取に心がけてると、痺れてくれています。痺れていても感覚が回復してきているのが感じ取れています。筋肉に硬直感が生じてのストレッチをおこなうと回復しているのでこのつなぎ替えによる筋肉感覚の復活によるのではと考えています。筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉の感覚器官も感覚麻痺では対象になりますよ。お忘れなくね。

2016年5月9日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No194   ボトックスの作用機序をどのぐらいご存じなのですか。   楽な力での関節可動域があれば痙縮なんてなっていないはずだよ。   「脳卒中で四肢のリハビリで注意すること」ね。   睡眠についてね。ある方が睡眠不足も脳出血のリスク要因だとブログに投稿されていました。   歩行についてね。ウオーキングはただ歩数を稼げばよいというものではないですよ。リハビリの歩行訓練もね。   脳卒中四肢のリハビリで効果を上げるためにね。「脳卒中直後の患者を落ち込ませないこと」ね。   脳卒中後遺症はどのぐらいの期間で完治するのか。例えば、四肢では「動かせる」だけでは完治ではないですよ。

 5月2日(月)、ボトックスの作用機序をどのぐらいご存じなのですか。これはボトックスの注射後のリハビリを考える上で重要なことですよ。これは医師がわかりやすく説明しておくべきことです。大阪にお住まいの片麻痺の方はボトックス後、ストレッチや筋肉のマッサージ等を主体にされているとブログにありました。ここの医師やセラピストさんはまともです。ボトックスが判っているのですよ。東北地方のある片麻痺さんはボトックス後、筋力がなくなったと筋トレ、それを止めない医師、セラピスト。大阪の方の病院とは大違いですね。東北の方は筋トレをさせて、悪化させて延々とボトックス注射で金儲けがしたいようです。ボトックス療法はボツリヌス菌毒素を使う医療方法です。「ボツリヌス菌」はウィキペディアで調べてね。そこから、ボツリヌス菌毒素の「ボツリヌストキシン」に移動して読んでみてください。さらに「破傷風菌」とその毒素の「テタノスパスミン」についても読んでね。次に「破傷風」もね。ボトックスは筋肉に収縮命令を出す運動神経の終末に作用して収縮命令を出せなくするのです。だから、筋肉が緩むのですよ。作用しているときはいくら筋トレしようとしても筋肉は収縮しないですよ。そして、脳には神経終末の情報は伝わっていないですよ。運動神経は興奮の坩堝とかしますが、感覚神経が回復していても筋肉が収縮していないので「収縮したという感覚情報」が戻ってこないので、興奮を解除できなくなりますよ。ボトックスの効果が切れたら、直ぐに逆戻りをしてしまうと考えられるのです。エンドレスのボトックス患者のできあがりね。ボトックスが末梢でしか働かないから末梢のある部分のみの注射なのですよ。破傷風の方も末梢ですが、上位に逆送されて脳で影響が出るとか。ボトックスは末梢だけだから、医療用にも利用できるのですよ。ウィキペディアには注射後の作用までの時間についてあるのかな。勝手に調べてね。ボトックスはマッサージとかの筋肉のゆるめ方と違うのですよ。だから、ボトックス対象にならない方が回復は早いと考えています。
 5月3日(火)、楽な力での関節可動域があれば痙縮なんてなっていないはずだよ。だから、楽な力での「他動による可動域確保動作」ができるというのがリハビリでは重要なのですよ。怪力を必要とするようなのは痙縮とかですよね。楽な力でできる程度のラジオ体操的動作がほぼできたら、痙縮なんてならないですよ。筋トレみたいな感じでリハビリをすると、筋肉の緊張状態が感覚麻痺では高くなってしまいますよ。で、筋緊張亢進に、ついで痙縮に、下手すると拘縮ね。筋肉が硬直してしまったら、関節を作動させるのに力が必要になりますよ。そうそう、硬直とかですが、固着もありますよ。筋肉を構成しているタンパク質のミオシンとアクチンが固着してしまって離れなくなる現象ね。調べてみてね。一々説明するのもめんどくさいですよね。ブログで読んでいるのでしたら、検索してみてね。そのときに頓珍漢な説明や間違った説明のサイトもありますので気をつけてね。内容的には正しいサイトでも検索者が求めている内容ではないのもありますよ。全く違う内容のところを正しいと思い込んだりね。例えば「下垂足」と「尖足」ね。見た感じはよく似ていますが、「下垂足」は筋肉は柔軟ですよね。「尖足」はどちらかというと脹ら脛等が硬直かな。似て非なる症状ですよ。脳出血では普通尖足ね。
 5月4日(水)、「脳卒中で四肢のリハビリで注意すること」ね。上肢では普通、腕や手、指は伸ばしてから動作をしますよね。ところが、筋肉は屈筋の方が強力です。下肢では、股関節も膝関節も足首関節も適切に曲げることで動作をしていますよね。ところが、下肢での筋肉は伸筋の方が強力ですよね。健常者の動作でも「肩に力が入る」とかは屈筋も伸筋も同時に収縮している状態ですよね。脳卒中後遺症時ではこの屈筋も伸筋も両方収縮しているというのが頻繁に起こるのですよ。私は未だにこの両方収縮が起こっていると感じるときがよくあります。両方収縮を放置していると上肢では屈筋が、下肢では伸筋が筋力で圧倒していき、上肢では屈曲腕や握り拳状態、下肢では棒足や尖足固定かな。このようになるのを防ぐ方法はマッサージや「外力での関節可動域確保動作」が必要なのですよ。如何に筋肉の緊張を取り除いてやるかというのが重要ですよ。滑らかな動作は運動神経、感覚神経、中枢神経等が正常に働いて漸くできます。ですから、リハビリ中はぎこちない動きになるのはあたりまであると割り切ることですよ。脳での神経細胞間のつなぎ替えが完了して、調整が済むまでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で地道にね。
 5月5日(木)、睡眠についてね。ある方が睡眠不足も脳出血のリスク要因だとブログに投稿されていました。そうでしょうね。ところで、睡眠で大切なことは何なのでしょうね。私は起床時刻をできる限り、「一定」にできるようにね。30分ぐらいは寝過ごすこともありますが。起床で体内時計のリセットをしているのですよ。だから、腹筋で一気に起き上がります。左半身完全麻痺からできるように回復しましたよ。次が睡眠時間ね。6~7時間程度になるようにね。寝過ぎは疲れるだけで睡眠が浅くなりますよ。睡眠不足もいろいろ弊害がね。ただ、適切な睡眠時間は個人差があるので睡眠の質を考慮して求めてみましょうね。ですから、結構よい年齢になりますが、夜間トイレ行きは絶無ね。部屋の入り口付近で花子(柴ね)が寝ていますが、時々吠えていますけど目覚めたことはまずないです。ぐっすり寝るためには「適切適度な運動」が必要ですよ。寝過ぎますと、睡眠が浅くなって睡眠不足的症状になるようです。昼寝は短時間は厚生労働省の「睡眠の指針」でも推奨されていますが、長時間は否定的ですよ。昼寝の長時間は時間単位ですよね。そうそう、運動不足は脳が活性化されないから、ぼんやりになりやすいようです。ですから、起床時刻が朝6時ですと、午後11時~12時ぐらいが適切かもね。起床時刻一定化は今回の視床出血でも救急病院入院中から目指していました。体内時計の関係でどうしても起床時刻付近は眠りが浅くなりますね。この体内時計は遅らせる方は楽ですよ。寝過ごし状態の方はね。ところが、時刻を早める方はどうも一日1時間程度までみたいです。この程度でも体内時計の方は2時間早める必要があるのですよ。普通の人の体内時計は25時間時計なのです。だから、遅らせる方は楽なのですよ。海外旅行の時差ぼけではヨーロッパ行きの時は行くときにはそうでもないのが帰国すると・・というのはこの体内時計によるのですかな。そうそう、だから、体内時計で体内環境も調節されていますので、食事や服薬も毎日一定時刻の方がよいですよ。
 5月6日(金)、歩行についてね。ウオーキングはただ歩数を稼げばよいというものではないですよ。リハビリの歩行訓練もね。疲れてくるとどうしても歩容が悪くなりますよね。リハビリでは悪い歩容ですと、歩けば歩くほど悪いまま固定化されますよ。でもね、健康のための歩行はある程度の速さが必要です。そして、ある程度の歩数もね。さらにはある程度の歩幅もと考えられます。前回の「健康カプセル ゲンキの時間」ではある程度の速歩の時間を含む8000~12000歩程度を推奨していました。健康効果は8000歩ほどは必要ですが、12000歩程度を越えると・・ね。これらは健常者風歩行ができるということね。我々脳卒中後遺症の者にとってはどの程度がよいのでしょうね。繰り返しになりますが、リハビリのための歩行練習と健康維持のための歩行との兼ね合いですね。脳卒中片麻痺は上肢での運動も制限されてしまいますよね。上肢の方が簡単に筋緊張亢進に、さらに痙縮に、下手すると拘縮になりやすいですからね。で、私は健康維持の運動を歩行に頼っている訳です。ウオーキングでできるのも1日1万数千歩でも健常者風が何とか維持できているからですけどね。でもね、筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉感覚も回復状況によっては辛いときもあります。回復というのは筋肉情報の入力が少し増えたということね。この少し増える程度の繰り返しね。そのたびに筋力バランス等の調整が必要になりますよ。そのときが歩きにくいのです。このときに如何に健常者風を維持するかね。筋肉感覚のなかったリハビリ病院入院中の歩行が懐かしいです。感覚回復の煩わしさがなく、スタスタ歩けていましたからね。でも、退院までは毎日、車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行もしていましたよ。なぜ、病院の車椅子を確保できたのでしょうね。
 5月7日(土)、脳卒中四肢のリハビリで効果を上げるためにね。「脳卒中直後の患者を落ち込ませないこと」ね。脳は人間の臓器の中でひょっとしたら、一番可塑性に富んでいますよ。さらに、脳卒中は脳に問題があるだけの病気ですよ。体の他の部分は脳の支配下にありますが、損傷状況によって発症以後の脳支配に問題が出てくるだけですから、そのことを理解して現状を維持することができるのも人間のからだですよ。これらを踏まえて患者への説明が大切になりますね。なのに「・・は諦めてください」などという医師はリハビリに無知な医師ですよ。こういうのがいるから、諦めてしまったり、無謀なリハビリをおこなう患者が増えるのですよ。四肢ですと、ボトックス適応になるのはリハビリのどこかが間違っていたのですよ。普通の方は医師の言葉が頼りですからね。単純に「回復しますよ」というのも危険ですけどね。適切適度でもひょっとしたら棺桶の方が先というのが脳卒中リハビリではと感じています。でも、適切適度なリハビリができたら「片麻痺困った」という程度を少なくできるのだけは確かですよ。尖足になっていない方が歩行は楽ですよ。尖足は防ぐことができますよ。寝ているときの予防器具もありますからね。なぜか、尖足無関係にできたのに調べたらありましたよ。この器具は意識不明でも使えそうでした。脳卒中だけの場合はそのときの状況に応じて、適切適度なリハビリをしておけば、そのうち、ロボットリハビリとかで何とかなるようになってきているのが現代ですよ。でも、難しい「適切適度」ね。
 5月8日(日)、脳卒中後遺症はどのぐらいの期間で完治するのか。例えば、四肢では「動かせる」だけでは完治ではないですよ。私の程度ですと、生きているうちは絶望かな。どの程度で完治というのかという問題もありますけどね。私の場合は視床出血、意識不明の時もありで左半身完全麻痺からの回復ね。ある文献によりますと、意識不明と意識混濁は少し不明の方が重いのですが、区別がいまいちよくわからないです。で、早くても数十年は必要と思うような感じね。四肢の動作ではほぼラジオ体操的動作は楽にできますよ。グッパも楽にできますよ。ここまで回復しているのにどうして数十年かというと生活動作での動作精度の回復ですよ。皮膚感覚や体内感覚、微妙な力加減とかね。これらの回復に果てしもない時間が必要と感じているのですよ。四肢では「動かせるだけ」と「健常側と同様の感覚や精度で動作ができる」の落差は大きいですよ。この落差を埋めるのは気の遠くなるような時間の適切適度なリハビリ動作というのが最低条件です。ボトックス適用になるとさらに延びてしまいますよ。完治は「脳で障害を受けた部分を避けての神経細胞間のつなぎ替えができて、さらに新しい接続での調整が完了した」が必要なのですよ。四肢等ではこの長い期間、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」というようなことをしておく必要があるのですよ。そして、脳での神経細胞のつなぎ替えが促進されるようなリハビリ動作と必須不飽和脂肪酸の摂取とね。ボトックス中はこのリハビリ動作が実質的にはできないはずですよね。その分、遅れるはずだよ。

2016年5月2日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No193   やはり、ワーファリン等血液凝固抑制剤とコレステロール低下薬の併用で脳出血増加か。   脊髄損傷の回復が思わしくない理由として思う屁理屈ね。   脳卒中感覚麻痺では健常者風筋トレができないですよね。では、私がどのように筋力を維持してきたのか。   簡単に筋緊張亢進状態になる脳卒中感覚麻痺。筋肉が緊張状態になると本当に動作がやりにくくなりますね。   「動作できない=運動神経系統での障害を必ず必要とする」or「動作できない≠運動神経系統での障害を必ず必要とする」、どうなのでしょうね。

 4月25日(月)、やはり、ワーファリン等血液凝固抑制剤とコレステロール低下薬の併用で脳出血増加か。先週、処方箋プリンターのところにいって、処方箋を印刷してもらいました。その後、調剤薬局に行って話をしている中で大きい病院では血液凝固抑制剤やコレステロール低下薬の投与について非常に慎重になってきているという話を聞きました。理由は脳卒中再発率が高いかららしいです。ついでに血圧の降圧薬もね。降圧薬は過度の降圧で脳梗塞や急性腎不全などの恐れが高くなりますからね。思い込みで投薬していたというのが漸く解ってきたということかな。「思い込み」、多いですね。「過度の降圧による脳梗塞」というのは、直後のクッシング現象に惑わされて、なかなか気づかなかったのでしょうね。昨年出版された「医者とクスリに殺されない賢い患者術」という本で対談されていた医師も「低血圧で脳梗塞」があると驚いていましたよ。すでに降圧薬の添付文書に「過度の降圧による脳梗塞の恐れ」が明記されているのにね。病気やクスリなどを多面的に考えるのではなく、一面的に考えての思い込みね。副作用についても、「服用後直ぐ・・」だけを副作用と思っている馬鹿医者がまだいるようですね。だから、副作用で症状が出ているのにさらなる投薬で体が痛めつけられることになるのですよ。くどくどと投稿している脳卒中後の筋力低下についても「脳の命令力」を考慮せずに筋肉量とかだけを考えてしまう思い込みもね。
 4月26日(火)、脊髄損傷の回復が思わしくない理由として思う屁理屈ね。脊髄は中枢神経に入れられていますね。中枢神経では軸索の再生が思わしくないといわれたりしていますよね。脳では樹状突起の軸索化というのが確認されていますよね。脊髄は軸索の束という面もありますよね。軸索誘導因子というのもありますが、初期発生の時かな。神経系形成の時ね。その後の修復時ではないみたいです。この話は脳卒中後の神経細胞間のつなぎ替えの仕組みを調べていて見つけたことなのですよ。樹状突起の軸索化はNHKで放送されていました。末梢での軸索伸長はよく知られていることですよね。樹状突起はあまり長くできないですよね。ネズミ等では実験で成功しても、より進化した人では中枢での軸索は伸びにくいは、ネズミより距離はあるは、樹状突起では面倒見切れない距離だからかな。大脳では左右の半球を樹状突起が伸び、その後、軸索化されることがあるというのがNHKで放送されていましたよ。ただし、適切なトレーニングとかの場合ですよ。適切適度なリハビリ動作というのが最低条件みたいですよ。脳ではね。脊髄損傷の回復しにくい理由への私なりのこじつけでした。
 4月27日(水)、脳卒中感覚麻痺では健常者風筋トレができないですよね。では、私がどのように筋力を維持してきたのか。でもね、視床出血で筋収縮命令が出せなくなりましたよ。筋力ゼロね。この状態からの回復ね。マッサージ等で直ぐに筋緊張が解除できる程度の筋トレを否定するものではないですが、筋緊張亢進状態にならないようにね。私の初期症状は視床出血で意識不明もありで左半身完全麻痺状態にね。棺桶と仲良くしかけましたよ。この程度ね。それと、脳卒中では「筋力≠筋肉量」になりますのでね。筋力は脳卒中発症とともにゼロになりましたよ。これは「脳の筋収縮命令力がゼロ」のためですよ。筋肉量とかの問題ではないですよ。その後、感覚の回復とともに徐々に復活しましたよ。復活できたのは「筋肉量の維持」がほぼできていたみたいだからですよ。その理論ね。相当の期間は運動神経系興奮ニューロン神経終末からのわずかな刺激でも維持されているみたいなのです。ただ、筋繊維動員力は低下しますよ。この維持期限が過ぎる前にボチボチの動作ができるようになったようです。ボチボチでよかったのですよ。脳に「使うのだ」という意思表示を与え続けるということが必要なのかもね。川平法は「他動で動かす」でしたよね。これ以前のこととして使えないのに「将来は使うのだ」ということをしていましたよ。日に数回程度、軽くね。動かせ始めたらこういうことは必要なしになりました。動かしているというだけで筋肉量が維持できたみたいです。これは、日常の体温などからもうかがえます。37℃ぐらいを維持できているというのは基礎代謝量が多いからでしょうね。この元は筋肉量ね。それも代謝の多い持久型の筋肉ね。
 4月28日(木)、簡単に筋緊張亢進状態になる脳卒中感覚麻痺。筋肉が緊張状態になると本当に動作がやりにくくなりますね。これは私が感覚麻痺の典型である視床出血による脳出血だから経験しているからいえることですよ。緊張状態を無視して動作を続けようとするとさらなる緊張状態になりますので注意しています。痙縮にでもなって仕舞ったらリハビリ中断ですからね。拘縮ですと諦めることになる感じですよね。脳卒中では脳での神経細胞間のつなぎ替えに時間が必要です。どのくらいかは障害の程度によります。その間、「他動による可動域確保動作」主体に我慢のリハビリができるかどうかですよ。動かせ始めても「関節可動域優先」で頑張れるのかどうかね。筋力は筋肉の量と質とどのくらい収縮できる距離があるかですよ。物理の力学でお勉強しているはずですし、生活で実体験もしているはずですよ。物を掴むのに握り拳状態の手で掴めますか。力学的に説明もできますけどね。筋肉が収縮できる距離が必要なのですよ。この距離を確保しているのが関節可動域ですよ。「他動による可動域確保動作」でよいから、動かせるということが必要なのですよ。筋力なんて脳が回復してきたら「筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」の脳の命令力が回復します。筋肉の質と筋肉の量はボチボチリハビリをしていたら激減なんてないですよ。私は「ボチボチ」で「ボチボチ」維持できて「動画と静止画」カテゴリーにある程度の筋力が回復しましたよ。難しい「ボチボチ」の質と量ね。
 4月29日(金)、「動作できない=運動神経系統での障害を必ず必要とする」or「動作できない≠運動神経系統での障害を必ず必要とする」、どうなのでしょうね。「動作できない」は必ず運動神経系統での障害があるのでしょうか。動作の調節、筋収縮の調節には感覚情報が絶対必要です。で、ないと、筋力不足であったり、筋力の出し過ぎであったりしますよね。動物の長い進化の過程で「感覚情報がない→筋収縮させない」というような仕組みが仕込まれたのではと思うのです。先日投稿の筋収縮の微妙な調整に視床が大切な役目を果たしていますね。「火事場の馬鹿力」は普通、脳での制御で出せないですよね。普通は馬鹿力の30%前後が最大筋力みたいです。あるサイトにあったものです。火事場の馬鹿力のこともあるので少々筋肉量が減少しても大丈夫みたいですよ。それよりも神経筋接合部での筋繊維動員力の方が問題ではとね。筋収縮の制御は大脳の運動中枢だけではできないのですよ。感覚神経からの情報が絶対に必要なのですよ。このことを忘れてしまっているという感じがしているのが感覚麻痺で筋トレなどに励む人々ね。自動車の自動運転はセンサーが高性能に、さらに小さく安価になり、多数のセンサーからの情報が高速処理できるようになったからですよ。人間の感覚器と感覚神経系は非常に高性能なのですよ。だから、感覚途絶で動作不全になって仕舞うのですよ。動作での感覚情報の必要性を認識しましょうね。
 4月30日(土)、膝を深く曲げるリハビリ(しゃがむや正座等)でスクワットが必要か? しゃがむ姿の写真から初期症状を想像してみてください。ほぼ、間違いますよ。「一生車椅子」というご神託もいただいた初期症状ね。どのようにして「和式トイレウンチ座り」もできるようになったのかね。当然、イスラム教の礼拝スタイル、正座や土下座等ができますよ。人間の動作はいかに四肢の関節を楽な力で深く曲げることができるというのが必要なのですよ。脳卒中直後からできることは「他動」のみね。私は救急病院で尿道の管がとれたときから、日中車椅子生活を始めました。徐々に時間を延ばすつもりが一日目から頑張ってしまいました。当初は腰が痛かったですが、直ぐになれましたよ。この時、股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度で半日程度になりました。トイレ行きやリハビリ行き等で日中の屈伸ありね。でないと、エコノミークラス症候群の危険性かな。夜はベッドで伸ばしてましたよ。一日ががりで数回の屈伸かな。リハビリ病院ではこの生活に「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」が加わりました。麻痺足も踵着地で足指先キックでの前進ね。着地時は足首関節で足上げね。キックの時は膝関節は鋭角まで曲げていましたよ。この歩行、立っていないから筋力的には楽ちんね。足首もキック時はグッと曲げている状態ですよ。この車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行がリハビリ病院退院日まで続きました。入院中に一日に10000歩以上歩いているのにね。で、あるとき、しゃがんでみたらできた。和式トイレも大便ができた。今は入浴時に和式トイレウンチ座りをしてから、腰を下ろします。出るときは和式トイレウンチ座りにしてから、スキージャンプの助走滑降姿勢をしてから踏切の感じで立ち上がります。基本的、スクワットはしたことがないです。スクワットは伸筋を鍛えるトレーニングと感じています。棒足促進の方ね。どうも、多くの方が筋肉の鍛え方を間違えているように感じています。健常者のトレーニングはそれをしても簡単に筋肉の緊張を緩めることができるということが前提ですよ。感覚麻痺では筋肉の緊張を緩めるには多大な時間が必要です。実感しています。このことを覚えておきましょうね。リハビリ病院で「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」で暴走していたのは私だけだったです。今も「他動による可動域確保動作」的な動作を毎日しています。スクワットは基本的には足の伸筋を鍛えるのですが、感覚麻痺では筋緊張亢進状態になりやすいですね。すると、収縮したままになりやすいということです。そうすると、伸筋ですから、足が伸びたままにね。しゃがむためには足の伸筋を楽な力で伸ばすということが必要なのですよ。だから、上肢では「屈筋を楽な力で伸ばす」ということができたら、生活動作でできることが増えますよ。

 5月1日(日)、頭皮マッサージのその後。今回は頭だけの写真付きね。マッサージ前とマッサージ後みたいな感じの写真ね。ただ、リアップ同様止めたら逆戻りかと思うので、本当の「マッサージ後」はない訳ね。途中経過があってもね。この「頭皮マッサージ」は脳卒中リハビリの第二段階(脳での神経細胞つなぎ替え等)と違って効果がたった数ヶ月で出てきましたよ。公表する程度には半年ほど必要でしたけどね。リアップで毛髪が増える方は「頭皮マッサージ」だけでも増えるのではと思います。脳卒中リハビリの初期段階ですが、感覚麻痺の場合では感覚の代用、例えば、視覚に置き換えるとかできるとともかく動かせるようになると思います。私もそれで動作ができるようになりましたよ。ただ、動かせるだけね。皆さん、この段階で頑張りすぎるみたいですね。過度なリハビリは筋緊張亢進や痙縮などになりやすいのにね。それは感覚が回復していないからですよ。頭皮マッサージもしすぎもよくないみたいです。シャンプーでのゴシゴシは抜け毛の元だとね。邪魔くさいと思う方はリアップや・・増毛法とかをしてみてね。マッサージは基本、自力でしたら無料ね。「過ぎたるは及ばざるがごとし」ね。適切適度でね。間違った取り組みは頭皮マッサージでもリハビリでも悪影響だけだから気をつけてね。


2016年4月25日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No192   リハビリで「一発回復」みたいなのはないですよ。すべて、「黙々と地道に」ですよ。それも「効果があるの?と思えることの繰り返し」ですよ。   またまた、筋力やボトックスへの道などの投稿ね。   「尖足」等でわかる脳卒中発症時の体の状態。   ラジオ体操的動作ができる利点。健常者の役に立つラジオ体操、その利点とは。関節可動域の維持ですよ。   発症後しばらくしてからの「貧乏揺すり」や「暴れる」についてね。   「過度の降圧による脳梗塞の恐れ」や「過度の降圧での急性腎不全」などを防ぐには。   「鬱陶しい感覚の回復」ね。その理由は。

 4月18日(月)、リハビリで「一発回復」みたいなのはないですよ。すべて、「黙々と地道に」ですよ。それも「効果があるの?と思えることの繰り返し」ですよ。でも、悪化させないでできたら、そのうちによい結果になりますよ、リハビリは。ただ、間違った取り組みは悲惨な結果を招きますけどね。ブログの投稿の中にも「諦めないで、黙々と」とかあるのですが、「諦めない」というのはよいのですが、私から見ると「黙々」ではなく「焦りまくっている」と感じる内容のブログがあるのです。基本的に「地道で黙々」は「他動による可動域確保動作」とか、これに毛の生えた程度のリハビリが「地道で黙々」にあたると思っています。諦めると「廃用症候群」、焦ると「筋緊張亢進→痙縮→拘縮」のタイプかなと思うのです。ボトックス療法対象になって仕舞ったのは「焦りの象徴」かな。ラジオ体操的動作ができるというのは全身の筋肉、関節運動ができるということですよ。ただ、生活動作には直結しないかもね。四肢のリハビリでは関節可動域というのが大切です。高次脳機能障害へのリハビリ、どのようにすればよいのでしょうね。嚥下障害へのリハビリ、どのようにすればよいのでしょうね。失語症へのリハビリ、どのようにすればよいのでしょうね。ブログへの投稿を見ていると四肢へのリハビリに比べて、皆さん、地道に黙々とされている感じを受けています。脳卒中後遺症はすべて、脳での修復によってリハビリ効果が出るのですよ。脳が修復されるまでは地道に黙々とリハビリを続けるほかはないのです。人間の体の仕組みを十分に正しく理解できたら「地道に黙々」とリハビリができますよ。医師にも判っていないのがいますよ。セラピストにもかな。脳卒中後遺症で筋力ゼロに対して、筋トレを最初に思い浮かべるのは人間の仕組みが判っていない証拠ね。筋力は脳の修復具合に応じての回復だよ。脳の回復が先だよ。
 4月19日(火)、またまた、筋力やボトックスへの道などの投稿ね。筋力の定義ですが、「筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」と単純化できますよね。このうち、脳卒中はどの段階の問題ですか。そう「脳の命令力」のみの問題ですよ。健常者風筋トレが不必要な理由の一つね。筋トレ等でボトックスへ進みやすくなる理由ね。運動神経系のダメージですと脳による筋肉への収縮命令ができないので末梢神経的な問題や廃用症候群的かと思います。感覚麻痺だけの場合ですと、運動中枢とかは無事ですよ。感覚情報等の置き換えに脳が成功すると、とりあえず運動中枢より筋収縮命令が出せるようになりますよ。私もそうでした。ところが、どの筋肉をどう収縮させているのかとかは筋肉や皮膚からの感覚情報に頼っているのですよ。感覚麻痺ではこの感覚情報が脳に届かないのですよ。この結果として、動作させると簡単に緊張状態になるのですよ。ようするに運動神経系興奮ニューロンが興奮したままにね。この興奮ニューロンの興奮を静めることができるのは運動神経系抑制ニューロンなのですよ。この抑制ニューロンは感覚情報をもとにして働くようになるのですよ。感覚麻痺ではこの感覚情報が届いてこないので抑制ニューロンが働くことができないのですよ。で、興奮ニューロンが興奮したままになっていきやすくなるのですよ。この状態が高度になっていくと筋緊張亢進から痙縮へとね。さらに関節の動きも悪くなると拘縮状態かな。ボトックスはこの運動神経系興奮ニューロンの末梢に作用してダメージを与えて神経伝達物質を放出できないようにして筋肉への収縮命令をブロックしています。で、筋肉が緩むことにね。廃用症候群に進むようなときも説明は面倒ですが、よく似たことが起こっているのではとね。ですから、マッサージやストレッチや他動で興奮を緩めてやるほかはないのではと考えています。これで、失敗したらのボトックス療法ね。「脳卒中後遺症で関節の動きが悪い」とかはリハビリの失敗ですよ。発症直後から適切適度なリハビリに取り組んでいたら関節可動域は確保されますよ。適切適度なリハビリ動作というのが最低条件ね。感覚麻痺でボトックス療法を前提とするような・I療法なんて金儲け主義だと感じています。ボトックス後に筋トレを止めないようなところとかね。
 4月20日(水)、「尖足」等でわかる脳卒中発症時の体の状態。このときの体の状態(筋肉の柔軟性や関節の可動域等)を保てたら、痙縮にも拘縮にもならないよ。私の目指したリハビリね。そうしたら、リハビリ病院で初期症状から見て「奇跡的早さの回復」ね。入院中、尖足という言葉も内反足という言葉も棒足という言葉も屈曲腕という言葉も言われたことが全くなかったです。意識不明にもなった左半身完全麻痺なのにね。発症直後から寝た状態が長いのに何もしていないのにも関わらず尖足になっていないというのは元から足首がガチガチだったのでは。普通は適度に柔軟だから足先の重みや布団の重み等で尖足になって仕舞っていますよ。足を投げ出しての椅子等でのお座りも尖足の誘因でしょうね。そうですよ、普通は楽な力で足首関節も作動していたのですよ。それが不適切リハビリ等で動かしがたくしてしまったのが尖足固定ね。尖足状態でも装具で修正できるのでしたら尖足を解消できる可能性があると思いますが、尖足を後遺症と思い込んで必然だとしてそのままにしていたら、尖足で固定ね。このことは体のすべての部位に当てはまりますよ。だから、発症直後は「体がグニャグニャ」なのですよ。グニャグニャですと楽に他動できますよね。だから、「他動による関節可動域確保動作」ができるのですよ。楽な力で動かせていたら、自力の時も楽な力で動かせますが、脳卒中で脳からの筋肉への命令力がなくなったので動かせなかったりします。あくまでも問題は「脳の命令力」ね。だから、脳の回復を待ち、脳が回復するような楽な力での動作をする必要があるのですよ。他動では川平法かな。発症直後からのリハビリが大切ですが、適切適度にね。例えば、発症直後直ぐに無理矢理、ベッドから引きずり出すとかは多くの場合やり過ぎと思います。脳や体が受け入れられる様なリハビリから強度を徐々に上げていけばと思います。この中には日中上半身直立生活も役立ちましたよ。このときに股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度での椅子生活がね。
 4月21日(木)、ラジオ体操的動作ができる利点。健常者の役に立つラジオ体操、その利点とは。関節可動域の維持ですよ。年齢を重ねたり、運動不足になると筋肉や関節の動きが悪くのを防ぐ目的で始められた体操でしたですよね。筋力増強ではなく全身の筋肉や関節を動作させるように考えられた体操です。準備体操や整理体操としてもね。脳卒中で必要なのは麻痺部分の筋肉や関節が動作できるようにしておくことですよね。その目安としてラジオ体操がよいのではと思うのです。人間の動作は多数の筋肉と関節や腱等が関与しておこなわれてます。特定部位だけが使えるとなると特定動作しかできないようになりますよね。そうならないようにするには全身の筋肉、関節等が適切に作動するようにしておく必要がありますよね。その目安としてラジオ体操的動作が使えるのではと考えているのです。片麻痺の関係上、まだ、ジャンプは怖いです。だから、一部にできない動作があります。でも、視床出血後、ある時点から時々してみて、「ラジオ体操的動作がある程度できるまで回復できたのだ」を思えるようになったのです。最初の背伸びの運動ですと、指が楽に伸ばせるということが必要ですね。できるところまで回復できたのですよ。腕は上腕を耳につけることができる程度まで回復できたのですよ。手足の運動では、足はあの屈伸ができる程度にね。腕もあのぶらぶらができる程度にね。とかというように次におこなうときにはどの程度できるようになったか、あるいは、どのぐらいしっかりできるようになったのか、或いは、どのくらい楽にできるようになったのか、とかいうのが回復の目安にもなると考えて、時々しています。本当は日に1回の方がよいと思うのですけどね。何か生活動作ができるとかいう前に関節可動域の確保動作としてのラジオ体操的動作をいくつか試してみられてはと思います。
 4月22日(金)、発症後しばらくしてからの「貧乏揺すり」や「暴れる」についてね。人間の同一姿勢などを保つ仕組みね。何かに体を預けてしまうと楽ですが、歩いていない状態での直立はどうですか。脳卒中後の我々には辛いですね。グルメ番組での「箸上げ」、震えていませんか。体位維持などの時、筋肉は収縮と弛緩を短時間で繰り返しながら維持しているのですよ。その調節の仕組みね。これが解ると「貧乏揺すり」や「暴れる」が回復途上に出てくる現象であるとね。ただ、無理矢理最大筋力とかで押さえ込むと微調整ができない脳になって仕舞いますよ。この筋力調節は、例えば、「手で物を掴んだ→皮膚の感覚と筋肉の感覚情報→感覚神経→視床(私はここね)→大脳感覚中枢→小脳と運動中枢→小脳で筋力微調整の指令→視床→大脳運動中枢→筋収縮命令の出し直し→運動神経→手の筋肉の収縮し直し→皮膚と筋肉の感覚情報修正→感覚神経→視床→・・と延々と繰り返されます。このとき、筋収縮もあれば筋弛緩もあるのですよ。筋肉が収縮したり、緩んだりね。で、我々は微調整がまだできないので貧乏揺すりや暴れたりしながら微調整できるように神経細胞間のつなぎ替えを繰り返すのですよ。「貧乏揺すり」や「暴れる」は脳での神経細胞間のつなぎ替えが始まったという証拠だと考えています。ですから、これを押さえ込むということは微調整ではなく押さえ込み型で脳のつなぎ替えが終わってしまうと考えられるのですよ。高齢になるほど、つなぎ替えによる調整期間は長期化すると思います。低コレステロール状態ではさらに長期化するのではと思います。必須脂肪酸が不足状態もね。暴れさせましょうね。貧乏揺すりやとかいって、薬を盛られると回復が遅れると思います。
 4月23日(土)、「過度の降圧による脳梗塞の恐れ」や「過度の降圧での急性腎不全」などを防ぐには。高血圧状態ですと、慢性腎不全ありね。脳出血は高血圧の方が多いかな。ただ、「多そう」というだけね、元々、漏れやすいというのもありますからね。それと、薬の盛られすぎもかな。これらは厚生労働省のサイトにある「重篤副作用臓器別対策マニュアル」に出ていることですよ。で、血圧測定では、よほどのことがない限り、「過度の降圧」状態や「過度の高血圧」状態なんて測定されませんよね。24時間血圧計でも無理かもね。過度の高血圧状態になりやすいのが興奮したときですよね。過度の降圧状態になりやすい例としては、ヒートショック状態で適温のお風呂につかって暖まったときとか美容院式洗髪姿勢みたいな伸びをしたような状況とかなどですよね。実際、ヒートショックで浴槽での脳梗塞には過度の降圧が含まれているとか。美容院の方もね。お湯につかるときの血圧測定しますかな。ただ、脳梗塞直後は虚血部分に血液を送ろうとするクッシング現象で高血圧にね。ところで、病院等で不適切な血圧測定でタンマリ降圧薬を盛られているとこの過度の降圧になるのですよ。白衣性高血圧(病院高血圧)は治療の必要がないとされていますよ。低血圧では急性腎不全のこともあるのですよ。こちらは普通、投薬されてから直ぐが多いみたいですが、対策マニュアルには相当期間服用してから発病する場合もあるとありましたよ。結局、自宅でも毎日数回は適切な姿勢で測定する必要があるのが血圧ですよ。上腕にカフを巻き付けるタイプをお勧めします。それができない場合は手首式をね。トンネル型は姿勢に問題が非常に起こりやすいと思います。前屈みの姿勢は腹圧アップで血圧アップね。体を支えるのに力を必要としないような姿勢で測定しましょう。筋肉が緊張すると血圧アップですよね。そうそう、日中車椅子生活の時、長時間座っていましたが、適度な時間間隔でのトイレ行きとかリハビリ行きとかがエコノミークラス症候群を防いでいたみたいです。
 4月24日(日)、「鬱陶しい感覚の回復」ね。その理由は。理由は「回復当初は発症前と異なる感度で始まるから」ですよ。視床出血で体内感覚も含めて頭の天辺から足の先まで左側で感覚麻痺が起こりました。この頃、鬱陶しい部位は直腸あたりです。トイレに行って便座に座って気張っても出ないことが多いのです。感覚異常ね。どうして起こるのかというと神経細胞に個性(活動電位や閾値など)があるからですよ。個性のある神経細胞をうまく組み合わせて活動しているのが脳ね。過敏なグループが使われると以前より、痛覚では飛び上がるような痛みになったり、温覚ではお湯が熱湯のように感じられたりするのですよ。それを健常側と同程度にまでならす必要があるのが回復過程ね。一時期、収まっていたのにね。左半身真冬は穏やかになってきましたよ。瞼はコンタクトレンズメーカーで違いが見られます。が、これも穏やかになってきた感じです。でも、このように順調ばかりではないのですよ。逆戻りみたいなのがあります。これは、部分的回復の繰り返しではと思うのです。この部分的回復で徐々に筋力も回復できているのですが、不調を醸し出すこともあります。そうそう、働き出した少数の神経細胞が感度を上げて、全体で発症前と同程度に使用としている場合もあると思うのです。簡単に発症前と同様には戻らない神経細胞間のつなぎ替えかな。

2016年4月18日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No191   心のリハビリ。ギャルとのランチとケーキセットのリハビリは完全に「心のリハビリ」です。   心のリハビリ。ギャルとのランチとケーキセットのリハビリは完全に「心のリハビリ」です。   ところで昨日の投稿に関連してですが、男性ですと「綺麗なセラピストさん」や女性ですと「イケメンセラピストさん」とかですと、リハビリの効率が逆に低下することもあるようです。   もし、全介助になって仕舞ったとき、「楽な外力での関節可動域がある」のと「痙縮とかで力持ちの方の介助が必要な関節である」のとどちらがよいですか。  「脳卒中後の記憶がない=意識不明」or「脳卒中発症後の記憶がない≠意識不明」。どういうことかというと精神的落ち込みが記憶力に大きな影響を与えているというのです。    脳卒中後遺症について、経験からいえることね。   脳出血で意識不明になった経験から思うことね。

 4月11日(月)、心のリハビリ。ギャルとのランチとケーキセットのリハビリは完全に「心のリハビリ」です。脳卒中でリハビリを続けていく上でPT・OT・STとがあるのですが、リハビリへの取り組みで凄い影響があるのが「心」ですよね。リハビリに悪影響を与える言葉をかける医師は多いようですね。前向きな心というのが良いですよね。ところが、今年はギャルとのランチとケーキセットによるリハビリ時に「格好良く」歩こうと思っていたら、緊張してしまって不細工な歩行になって仕舞いました。普通なら、6km/h程度で格好良く歩けるのにね。ということは、やはり感覚麻痺で筋緊張になりやすいということね。それと、神経のつなぎ替えによる影響もね。でもね、ギャルとのランチはいいですね。今までは看護師さんや薬剤師さんとかが多かったですが、今年から理学療法士さんが加わりました。医療系でない場合もありますよ。芸術系もいいですね。半年後に理学療法士さん2名同時にリハビリをしてもらえるようにお願いしています。で、発病からの経過を説明すると「早い」とかいってくれました。あるいは動作を見てびっくりされました。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」リハビリを褒めてもらえましたよ。当然、「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」もね。ただ、暴走は呆れられました。「そこまでするか」でしょうね。暴走しても筋緊張はなかったですよ。脳卒中感覚麻痺では適切適度なリハビリをしていたら私程度には回復しますよ。症状による違いはどのぐらいの時間が必要かだけかな。リハビリ病院では初期症状から考えて「奇跡的早さの回復」といわれたのでした。ですから、もし便利グッズを利用していたら便利と有り難がった期間が短くてすんでしまったということね。何時までも使うものではないですよ。ただ、無理に使わないというのは問題です。装具や杖もね。必要なときは利用しましょうね。尖足なのに使っていない投稿がありましたけどね。下垂足といっていました。下垂足なら脹ら脛は硬直しないと思います。下垂足でも装具は必要なのにね。この「心のリハビリ」は介護保険にも健康保険にも医療保険にもないです。
 4月12日(火)、ところで昨日の投稿に関連してですが、男性ですと「綺麗なセラピストさん」や女性ですと「イケメンセラピストさん」とかですと、リハビリの効率が逆に低下することもあるようです。緊張しちゃって、ついでに筋緊張亢進状態に精神的になって仕舞うことがあるようですね。「リハビリは無言の行」ではないと救急病院の時のリハビリから感じていました。楽しく会話をしながらのリハビリね。たまたま、言語障害や高次脳機能障害がなかったお陰かな。でも、構音障害でSTがあったけどね。この構音障害、発症前からという疑いもね。でも、リハビリ病院退院間際までしてもらいましたよ。相性というか話しやすさというのがありますよね。それで、会話が弾み始めるとリハビリがより楽しくね。でも、それでか、「自主リハ」という時間外の一人リハビリのおもしろくないことおびただしかったので不真面目でしたよ。でも、リハビリ病院では「奇跡的早さの回復」だったようです。自主リハが不真面目ということは闇トレなんてするはずもないですよ。では、リハビリ時間だけのリハビリで「奇跡的回復」ができたのかということね。横着者の効果的リハビリをしていたと退院後考えてみたら思えるようになったのです。一つ目が早期離床に繋がる日中車椅子着座生活かな。尿道の管がとれてからでしたよ。上半身をほぼ垂直にしていました。これは人間の本来の姿かな。さらに「股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度」ね。寝るとき以外はこれで、下肢の関節の可動域に役立ったみたいです。上肢は腕伸ばし・指伸ばしですよ。していたら指が伸ばせたので指曲げができるようにね。二つ目がリハビリ病院での「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」ね。呆れられた暴走も役立っていたと思います。これらは下肢の筋肉の負担にはなっていなかったよ。自主リハのエアロバイクなんてつまらなかったですよ。エアロバイクの目的は筋力というより回転数の方だったみたいですが、暴走の方が高回転でしたよ。四肢のリハビリは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」が基礎の基礎の基礎の基礎の基礎の基礎ですよ。だれか、嚥下障害のリハビリ方法を教えて。発病前程度になって仕舞って怖いです。入院中の時の方が咳き込みとかは少なかったですよ。本当だよ。
 4月13日(水)、脳卒中は検査したからといって防ぐことは不可能かも、でも、発症確率は低下するのかな。降圧薬の効きすぎも原因の一つと思われる「過度の降圧による脳梗塞の恐れ」(降圧薬の添付文書に明記ね)ね。「低コレステロールは脳出血のリスク因子」というのもあるしね。動脈瘤の手術なんてよほどでない限り、しない方がよいというお医者さんもいますしね。脳卒中後の十分に降圧しているのに再発率がそうでない人より高いとかね。血圧は測定時の精神状態や姿勢等の影響をもろに受けますよ。検診時の血圧測定だけですと、白衣性高血圧では「過度の降圧による脳梗塞の恐れ」に繋がりやすいね。仮面高血圧では高血圧による病気ね。高血圧では慢性腎不全、低血圧では急性腎不全と厚生労働省の「重篤副作用臓器別対策マニュアル」にありましたよ。血圧測定が適切な診療所や病院はどの程度あるのかな。私の今通院しているところは不適切ね。だから、家庭での測定値で押し通しています。処方箋プリンターですよ、医師はね。検査で変に薬を盛られるとそれを切っ掛けに体の不調が連鎖し始める危険性が高いですよ。同一薬の連続服用にも注意しましょうね。連続服用も副作用のリスクを高めますよ。コレステロール値はあの基準値より相当高いのでもまともな医師は薬を服用させないよ。藪は服用させて脳出血とかかな。脳梗塞後のタンマリの血液凝固抑制薬とコレステロール低下薬は脳出血への道かも。脳梗塞を起こすというのは元々血管に何らかの症状(細胞がつぶれやすいとか)があってが多いかもね。で、漏れやすい。で、血液凝固抑制薬で固まらないから出血拡大かな。コレステロール低下で細胞補修ができないのもかな。程度ものだよ。無茶は駄目ですがボチボチで生きていきましょうね。
 4月14日(木)、もし、全介助になって仕舞ったとき、「楽な外力での関節可動域がある」のと「痙縮とかで力持ちの方の介助が必要な関節である」のとどちらがよいですか。前者は大抵自力で生活動作の多くができますが、後者の場合は「片麻痺困った、困った」のようですね。脳卒中発症時は皆さん「楽な外力での関節可動域がある」状態なのですよ。だから、体がグニャグニャなのですよ。痙縮とか拘縮状態より体がグニャグニャの方が介助は楽なはずですよ。手が握り込んだような状態の方は爪切りで指伸ばしにも怪力の補助が必要みたいですね。関節可動域があると楽に伸ばせますよ。大抵、自力でね。だから、手袋も楽に装着できますよ。視床出血なんて血を抜くなんてできない部位ですよ。救急病院34日間の入院でしたね。なにか大抵の方は脳卒中で落ち込むようなのですが、「適切適度なリハビリで関節可動域を確保していたら、脳の修復次第で回復する」と確信していましたので落ち込みなしなのですが、当初に意識不明のときもありましたよ。落ち込んでいない分、記憶は確かだと思います。臓器の中で脳ほど可塑性に富んだ臓器は他にはないと考えています。ただね。高齢になってくるほど、どの臓器も修復に時間が掛かったり、修復できなくなったりしてきますよ。脳は時間が掛かる方と思っています。だから、四肢のリハビリでは「楽な外力での関節可動域がある」状態を保ちつつ、脳の回復に合わせて動作等のリハビリをおこなうと脳の回復に合わせて生活動作ができるようになってきましたよ。「脳の回復」には、脳の生き残った部位でのそのままのネットワークで利用法を見つけ出しての動作と生き残った神経細胞間で新しいネットワークができあがっていっての動作ね。前者は感覚麻痺では簡単に筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進みやすいので注意ね。後者でも注意ね。「廃用症候群」(どちらかというと諦めね)と「筋緊張亢進→痙縮→拘縮」(どちらかというとやり過ぎ)の間のリハビリを諦めずにね。
 4月15日(金)、「脳卒中後の記憶がない=意識不明」or「脳卒中発症後の記憶がない≠意識不明」。どういうことかというと精神的落ち込みが記憶力に大きな影響を与えているというのです。それと、脳卒中の部位によっては記憶領域で障害が起こりえますけどね。まあ、意識不明でしたら、覚えていないですよね。ところが、脳卒中で鬱状態みたいになって記憶が吹っ飛んでいるというのもあるようです。私は昨日投稿のような気持ちだったので割と記憶に残っています。ただね、本当の意識不明と斑だったようなので記憶が飛んでいる部分もね。でも、何日かしたら、はっきりしてきましたよ。だから、記憶に残っていないというのは意識不明の時もあれば、放心状態に近いような状況だったというのもあるのではとね。大抵の方は脳卒中は凄い衝撃であったと思います。私は「あら、出ちゃった」ぐらいかな。何年か前から体のどこかで血が漏れるかもと思っていましたのでね。ショックではなかったですよ。だから、回復も早かったのですよ。ということは発症直後から私のような精神状態になれば、私程度の回復も「奇跡的」ではなくなると思うのです。医師の説明責任が大きいと考えています。でもね、患者側に説明を受け入れる心の余裕がいつ頃できるのかという問題もね。脳卒中だけの場合は他の部位に問題はないのです。脳からの命令が適切に出せるようになるまで、筋肉や関節等に問題を起こさないようにしておけば、回復しますよ。ただ、いつ頃かは判らないです。症状によっては寿命の方が先だったりしてね。高次脳機能障害等の回復も脳の回復次第ですよね。嚥下障害もね。
 4月16日(土)、脳卒中後遺症について、経験からいえることね。視床出血での感覚麻痺ね。右間脳視床出血で左半身が麻痺しましたと。ダメージを受けたのは間脳だけでしたよ。それで、左半身麻痺ということなのですよ。脳以外は何ら異常がないのにね。これが、脳卒中の後遺症ですよ。ということは左半身を健常の右半身みたいな筋肉や関節等の状況を保てたら、脳の回復に応じて回復するはずであるとね。そこに立ちはだかるのは大きく分けて二つのことね。一つが「廃用症候群」ね。これを防ぐのは適切適度な動作ね。最初は「他動による可動域確保動作」ですよ。もう一つが動かせてから感じることになるのですが、運動神経と感覚神経の両方がちゃんと揃っていないということからくる不都合ね。筋緊張亢進状態になりやすかったですよ。直ぐに硬直したりしてくれました。解すのはマッサージやストレッチや他動による屈伸などかな。徐々に軽い力での動かすだけですとそう緊張しなくなりました。でも、なにか物を掴もうとかすると直ぐに緊張亢進にかな。このときにこの緊張を無視して動作を続けると痙縮や、さらに進んで拘縮とかになっていく恐れ十分ね。この「動作できる」での次に段階が筋肉や皮膚の感覚が徐々に回復してくることによる筋力調整への道です。脳での自動制御の調整ができるようになるまでは勝手に緊張感が強くなったりしていますよ。このときに間違えて「回復」と思い込んで筋トレとかに励むと痙縮や拘縮になっていくのではと考えています。痙縮や拘縮とかは不適切リハビリによる2次的後遺症ですよ。こうなると、脳での神経細胞間のつなぎ替えという一番大切な回復が遅れたり、止まってしまうと考えています。川平法もこの神経細胞間のつなぎ替えを期待しておこなっているのですよ。そのためには他動でよいから適切な動作ができるということが必要なのですよ。
 4月17日(日)、脳出血で意識不明になった経験から思うことね。時々、あの意識不明の時に棺桶に入ってしまっていたら、苦しみも痛み等も全くなかったのにとね。そう、今回の視床出血では痛みも痺れも苦しみも救急病院ではなかったです。リハビリ病院ではボチボチの痺れや痛覚の過剰反応とかはあっても苦しみというは思ったことはなかったです。消化管出血時も痛みとかなかったなあ。肝臓腫瘍時は手術後に傷口はチト痛かった程度かな。肺がん時もね。ただ、今回の視床出血が一番あっさりと三途の川を渡り切れた感じがするのですが、渡し船から転落して溺れ生きしてしまったようでした。片麻痺とかで動作に不自由がありますが、私の考えるリハビリを続けていきます。これ、完全回復の見込みも見えてきているのです。四肢では関節可動域が健常側並みにあり、徐々に筋肉や皮膚の感覚が戻ってきているのが感じ取れるのです。ただね、遺伝子の保障期限は過ぎてしまっているので体にいろいろ不都合が出てくるでしょうね。そして、死ぬときに今回のようにあっさりと三途の川を越えることを希望しています。今でも、リハビリは楽しいですね。回復に希望が持てていますからね。「苦しみ」ですが、「身体的苦痛」と「精神的苦痛」の二つに大別できますよね。どちらも大してというか、ほとんど感じていない鈍感さね。「あっけらかん」と生きていますよ。

2016年4月11日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No190   脳卒中患者の発病直後からのリハビリ体験を時系列でできるだけさらけ出しませんか。   医薬品では副作用もあるけど、主作用の効き過ぎも問題だよ。   脳卒中リハビリでは筋肉を硬直させないように発症直後から取り組みましょう。   脳卒中後遺症で現れる症状と同じような症状でも原因が違うものがありますよ。   ロボットリハビリ開発の方向性。   くどくどと「関節可動域確保」を投稿する理由。   「未だにしてもらっている他動による可動域確保動作」ね。

 4月4日(月)、脳卒中患者の発病直後からのリハビリ体験を時系列でできるだけさらけ出しませんか。そして、脳卒中での初期症状や当座での脳卒中についての思いもね。そして、現状の報告とかね。例えば、「いつ頃から尖足に気づいたとか。その後、どのように取り組んで現状はどうなっているのかとかね。どのようなリハビリをしていたら痙縮になって仕舞って、現在はボトックス中だとかね。」とかね。ある方は「脳内出血 大量出血」とあったのですが、我々、視床出血は10ml程度当たりから死亡率が急上昇します。20mlではほぼ三途の川を渡ります。ところが、血抜きで50mlできたという脳内出血もあるのですよ。当然、予後に大きく影響しますよね。出血部位、梗塞部位で予後が大きく異なります。だから、四肢では「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」とかしか投稿できないのですよ。これを基礎にして四肢では回復を目指す訳ですよ。この方法は「他動による可動域確保動作」が基礎ね。方法はセラピストさんに聞いてね。可動域があれば、最悪でもロボットリハビリの適応で何とかなるように科学技術が進んでいくと思います。川平法も可動域があるというのが前提みたいだしね。私の経験では感覚の回復に応じて筋力も回復していますよ。ジャム瓶の最初の蓋開けもできるようになったしね。ペットボトルなんて可動域があったからリハビリ病院入院中にできるようになっていましたよ。「動画と静止画」カテゴリーの動作とか、爪切りは手足とも自力でできています。三途の川で溺れ生きしてきた左半身完全麻痺からの復活ですよ。「溺れ生き」とするのは左半身完全麻痺で意識も?で泳げると思いますか。
 4月5日(火)、ロキソニンの副作用が先々週報道されていましたね。腸の狭窄や閉塞ですよね。人間の体の各働きの関連性から予見される副作用ともね。説明書や添付文書にも記載されていたようですが・・・。先月も投稿しましたが厚生労働省のサイトにある「重篤副作用臓器別対策マニュアル」を読むことをお勧めします。ところで、血圧での「過度の降圧」は副作用ではなく主作用の出過ぎですよね。「ふらつき・意識消失」のほかに「脳梗塞」や「急性腎不全」は見つけましたよ。どちらも血圧低下による血流減速が原因かなと考えています。単に効き過ぎるというのも危険なのですよ。糖尿病では低血糖での昏睡やショック死が有名ですからそれなりに注意しているみたいですが、血圧では認識が薄すぎると思います。コレステロール低下薬でのコレステロール減少による問題点もね。低コレステロールは脳出血のリスク要因ですよ。血管の細胞が弱るからでしょうね。ということはこれほどには表面化していない症状が多数あるのではとね。ですから、コレステロールは高めの方が平均すると健康で長生きとか。コレステロール低下薬の副作用に「糖尿病」もありますよ。降圧薬にもね。あるカルシウムイオンチャンネル阻害薬との併用(降圧薬とコレステロール低下薬)ですと発症率が高くなると重篤副作用臓器別対策マニュアルで見つけましたよ。
 4月6日(水)、脳卒中リハビリでは筋肉を硬直させないように発症直後から取り組みましょう。はっきりいって脳卒中リハビリへの取り組みが悪いから筋肉が硬直しやすくなるのですよ。痙縮程度までの硬直はボトックスで解消できるようですが、3ヶ月おきぐらいで10数回以上繰り返す必要があるようですね。「尖足」では脹ら脛の筋肉が硬直したりしてしまいますよね。筋緊張などは運動神経系興奮ニューロンの興奮が解除されないのが要因かな。では、「なぜ、解除されないのか。」ね。運動神経系興奮ニューロンの興奮を抑制する運動神経系の抑制ニューロンが働いていないからですよ。この抑制ニューロンは感覚情報によって働くようにね。で、感覚麻痺の私らは感覚情報が中枢に届かない、感覚中枢がダメージを受けて働けないとかですよね。運動神経系抑制ニューロンが働かなくなってしまう病気に破傷風がありますよね。重症になっていくと屈曲腕・握々お手々・棒足・尖足などは症状としてよく似ていると思います。抑制ニューロンが働かないということが同じ症状だものね。明日投稿予定の症状が似ているという尖足と下垂足は発症の原理は別物ね。下垂足も下垂のままで関節等を動かさないでいると拘縮にいくと思います。筋肉が柔軟であると筋ポンプ作用も期待できますから、手足の保温にも役立ちますよ。「冬になると手や足が冷えて困る」という方が結構いるようですが、筋肉柔軟ですと対策は楽ですよ。手袋も装着しなくても今年もよかったですよ。
 4月7日(木)、脳卒中後遺症で現れる症状と同じような症状でも原因が違うものがありますよ。調べるときには注意しましょうね。屈曲腕とかで投稿していますが、ボトックス療法との関連から成因については間違っていないと考えています。脳卒中感覚麻痺で運動神経系の抑制神経が働かなくなって運動神経系興奮ニューロンが興奮状態のままになるからですよ。それを、ボツリヌス菌毒素で興奮ニューロンにダメージを与えて筋肉を緩めるのですよ。抑制ニューロンと同様の効果を狙っているのがボトックスね。ある方が「下垂足」と「尖足」の違いが理解されていない投稿をされていました。症状は同じように見えます。が、下垂足は運動神経の末梢での麻痺のようです。筋肉柔軟ですよね。「尖足」は筋肉は固くなっていますよね。私は脹ら脛は柔軟なのでわからないです。尖足は脳卒中では予防しかないのではと考えています。下垂足は治療法もありますね。よく調べてね。似て非なる症状ですよ。このような間違った自己判断でリハビリをしていたら、より悪化するだけですけどね。セラピストさんも言っていましたよ。「焦って間違った思い込みでリハビリしていることがよくある」とね。いくつも事象等も考慮の上、多面的に調べてみましょうね。より回復するためにね。脳卒中では四肢は基本的には回復しますよ。ただし、何時までにかはいえないけどね。ボトックス適応になるというのは寄り道で回復がその分遅れたということね。拘縮は回復するものもしなくなった状態かな。四肢で大切なのは筋肉の柔軟性と腱の柔軟性と関節可動域ね。
 4月8日(金)、ロボットリハビリ開発の方向性。究極は脳波を読み取って四肢での動きをロボットのみで再現させることでしょうね。このとき、自分の四肢も利用して動作を再現させるのか、自分の四肢は飾りでロボットハンド等のみで動作をさせるのかどちらを希望されますか。後者ですと四肢のリハビリなんて不要になりますよね。はっきりいって「サイボーグ」化かな。ただね、サイボーグ化する程度によってはやはり、関節可動域は絶対必要ですよ。最終的の脳だけ残してサイボーグね。そうでなくて自身の四肢を使いたいのでしたら、やはり関節可動域というのが絶対必要ですよ。今のロボットリハビリは関節可動域があるという前提ですよ。腕や足などの運動神経刺激型も関節の可動域が必要ですよね。脳卒中リハビリではどうなっても「楽な力での関節可動域確保」というのが最低条件だと考えています。筋力補助型の下肢用HALで拘縮状態の屈曲腕を伸ばしたどうなるのでしょうね。下肢用のHALで拘縮状態の棒足尖足を動作させたらどうなるのでしょうね。想像するだけでも怖いです。下垂足は可動域はあるみたいです。尖足は可動域はないようです。
 4月9日(土)、くどくどと「関節可動域確保」を投稿する理由。「他動による関節可動域確保動作」は長年のリハビリから編み出されてきていますよね。ところが、基礎の基礎の基礎の基礎のリハビリなのです。ぱっと見には地味すぎるのですよ。それと、意外と筋緊張亢進とかなる前は気がつくと動作させることができる場合が多いのが感覚麻痺です。そのときはまだ関節可動域はあるしね。で、夢中になってのリハビリで筋緊張亢進→痙縮→拘縮の道筋ね。どこで気がつくかで予後が違ってきます。屈曲腕・握々お手々・棒足・尖足等はリハビリが悪かったからなるのですよ。尖足ですと、次は内反足にかなとね。人間の四肢は適切な関節可動域があるということを前提に役立つ動作ができるのです。それも楽な力でね。生物誕生からの長い年月を掛けて作り上げられた仕組みなのですよ。骨と関節と筋肉の組み合わせね。骨は変形できないですよね。筋肉は収縮しかできないです。関節をうまく利用できるように骨と筋肉と関節を配置しているのですよ。脊椎骨は別の原理です。この関節が働かなくなると筋肉は収縮できなくなります。動作ができなくなるということを意味します。そして、筋肉も同一状態が続くことによる弊害が出てきます。この弊害の一つが初期段間では「筋肉を伸ばすと痛みを感じる」というものね。だから、関節可動域というのが動作では一番大切なのですよ。この人間の関節動作をロボットも真似をしているのですよ。
 4月10日(日)、「未だにしてもらっている他動による可動域確保動作」ね。訪問リハビリを受けている理由は「筋肉のマッサージと状況確認」と「他動による可動域確保動作」をしてもらうことかな。どちらの上から下までですから自力ではできないかな。で、歩行の方は一日に10000歩以上ですよ。階段も歩行も健常者風です。上肢は曲げ伸ばしは腕も指も楽にできますので物を掴むとかは楽にできることが多いですが、安定性がないです。筋力調整のために暴れさせているのでね。ラジオ体操的動作も大体できます。でも「他動による可動域確保動作」をしてもらっているのです。四肢でのリハビリの基礎の基礎の基礎の基礎ですからね。この「他動による可動域確保動作」はその部位の筋肉を受け身的に伸縮させればよい訳ですから、考えようで生活動作などに相当織り込むことができますよ。ただ、「関節可動域がある」ということが先になります。その可動域を確保する動作ね。セラピストさんと相談しながら考えてみてね。これは人それぞれだと思います。そして、一日単位で数回の動作でも役立ったと思うのもありました。毎日続けた方がよいかもね。例えば、股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度で半日程度過ごし、夜間はベッドで伸ばして過ごすというものこの可動域確保動作になったと思っています。これ、ある意味、根性がないとできませんよ。「腰が痛い」を耐え抜くと「腰が痛かったときがあった」というところまでね。

2016年4月4日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No190   医師への不信感に満ちたブログになっていますね。どうしてでしょうね。   脳卒中再発要因についてね。   脳卒中四肢でのリハビリでの失敗ではないのはどのようなときなのかな。   生活動作時等での筋力微調整の仕組みについての考察。   脳卒中後遺症の影響でしょうね、どこかで力を込めると不必要な部分でも筋緊張が起こってしまうということね。   ロボットリハビリの脳卒中患者での適応可能性についてね。   脳卒中リハビリで「頑張れないこと」ね。

 3月28日(月)、医師への不信感に満ちたブログになっていますね。どうしてでしょうね。体験からきているのです。17年前に肺がんが見つかりました。癌発症の可能性で一番高い原因は医療検査での放射線と思っています。これは不信感には繋がっていません。肺がんの手術後、5年生存率65%といわれたのですが、これは当時の教科書の数値で解説なしでした。「解説ぐらいしろよ。」ね。「判っている数字のみいうな」ね。どこか名もない医学部出身かと思っていて最近調べたら、国立大学医学部卒、その後、旧帝国大学大学院修了、アメリカ東海岸にある結構有名な病院に留学していました。帰国後直ぐに就職した病院ね。翌年、骨シンチレーションで集積が1箇所ありました。それを「転移」と決めつけていました。私は旧帝国大学生命科学系大学院後期課程中退ですが、有名国立大学医学部研究生をしばらくしたのや日本生化学会(日本医学会の分科会)正会員でもあったので調べましたよ。骨シンチとはどのようなものかとかいろいろね。骨シンチにTcという元素を使う意味とかね。骨での骨新生の時にその部位に集積するということでした。ただ、集積するというだけでですよ。微小骨折などを見つけるにも使われ、「解析に骨の折れる検査」という駄洒落もあるそうです。癌の骨転移は「普通、多発」ですが、単発でした。骨転移では「普通、単純X線写真で溶骨像または骨硬化像」ですが?てな写真でした。骨転移の痛みは「普通、激痛」みたいですが痛みなしなので放射線治療の勧めを無視しましたよ。整形外科の先生のセットした生検もキャンセルさせよりました。病院では「症例研究会」みたいなのがあったはずですよ。私は何も言っていません。通院を続けながら、勧めを無視しただけです。そのうち、病院からいなくなりましたよ。整形外科の先生は「放射線治療をしなくてよかった」というほっとした顔をしていましたよ。手術ですと証拠が残りますが、放射線治療で癌転移などでは生検なしですと証拠が残りませんもね。この翌年も骨シンチで1箇所集積があったのですが、もうこの主治医はいないので「顎に虫歯」といわれ、歯医者で治療しましたよ。そう、骨シンチは虫歯探しにも使えますよ。地域の中核病院でのことでした。これで、完全に「医者のいうことを鵜呑みしない」にね。でないと、殺されますよ。留学帰りの医師でもね。医師には私の学歴は言わないことにしています。これ以外にも竹藪に迷い込んでいます。リハビリではセラピストさんと楽しくできましたよ。「医師がいないのなら、リハビリ病院にすぐにリハビリで再入院したい。」ね。
 3月29日(火)、脳卒中再発要因についてね。日本脂質栄養学会のサイトを丹念に読まれることを期待します。「脳卒中サバイバのゼンデラ」さんの投稿にあった「脳梗塞でコレステロールを下げるとやがて再発要介護」というのを読んでいてコレステロールの重要性とかを考えてみたら、コレステロールはボチボチは絶対必要というものですよ。今の検診基準よりはぐっと高めでボチボチのようです。そのことを理解してもらうためには「日本脂質栄養学会」のサイトをじっくり読んでくださいということなのです。コレステロールは細胞膜などの細胞の構成成分の材料なのですよ。高齢になるほど、細胞の損傷が増えますよね。その修復の必要もあるから高齢になるほど高くなりやすいのですよ。製薬会社の絡まない大規模調査研究では今の基準より高めの方が健康で生活している人が多いとの調査報告があるのですよ。「日本脂質栄養学会」のサイトを。細胞が修復できないとその細胞は排除されます。血管は脆くなりますよね。そこに血液凝固抑制剤などを盛られていたら脳出血の可能性がぐっと高くなりますよね。コレステロール降下薬の効果ね。このコレステロール薬、糖尿病の副作用ありね。糖尿病も血管を脆くします。脆くなるというのは破片が飛んでの脳梗塞の危険性ね。そこに血圧降圧薬をたんまり処方されて服用していたら、過度の降圧での脳梗塞ね。そうそう、疫学調査などの調査も含めて研究は最初にどのような母集団にするかで結果が違ってきます。また、調査方法も影響しますよ。そして、病気になるかどうかは検診とかでは「確率的」に推定しているだけですよ。ただ、推計の根拠に誤りがあれば問題ですよね。脳卒中後の健康維持にはその年代での健康的といわれる人たちのボチボチ的な数値の近所でしたら、それでよいのではと考えていますが、今の基準値は若者を対象にした数値ですよ。基準が違うのですよ。使えない基準ですよ。だから、再発率が高いのですよ。「動脈硬化学会」と「日本脂質栄養学会」とでは私は「日本脂質栄養学会」の方に傾いています。「日本脂質栄養学会」の方は儲けにならないことをしているからです。アメリカでもコレステロールのガイドラインが「日本脂質栄養学会」の方に改定されたと。もっとも、アメリカのガイドライン改定を受けての「日本脂質栄養学会」の動きですけどね。
 3月30日(水)、脳卒中四肢でのリハビリでの失敗ではないのはどのようなときなのかな。成功例は難しいと思いますのでね。四肢での成功は健常者と同様に動作ができて生活動作ができるとかですよね。で、いつ頃、このようになるのかな。その点、失敗はわかりやすいと思いますので失敗と成功の狭間についてね。「四肢では拘縮状態になって仕舞った」は完璧な失敗ですよ。脳卒中だけですと、「他動による可動域確保動作」等で拘縮にならないようにできるはずです。拘縮だけではなく痙縮にもならないようにね。筋緊張は感覚麻痺では簡単に起こるので筋緊張亢進状態にならないようにしておけな痙縮にならないはずですよ。痙縮状態の方はボトックスを延々とされて筋肉を緩めようとされていますよね。痙縮状態は失敗である証拠ね。筋肉が柔軟になっていると、自力での動作やロボットでの動作などのリハビリでの伸展が期待できますよ。成功例に進める訳ね。成功例に進めるようなリハビリを続けることが脳での修復でもよい方向に進むということになると考えています。脳は他動での動作(川平法)を含めて、そのときの動作を手続き記憶として留めるように修復されていっているはずです。健常者でも悪い動作の癖が直らないのと同様にね。さらなる問題はリハビリ時では悪い動作のみの神経細胞間の繋がりのみになって仕舞う恐れもね。脳卒中リハビリは成長期とは違って脳で大規模な配線網の再構築が必要なのですよ。そのときに特定パターンの動作の配線のみになって仕舞うとフレキシブルな動作ができなくなると考えています。
 3月31日(木)、生活動作時等での筋力微調整の仕組みについての考察。普通、手で物を掴もうとするときはあらかじめ予測をしますよね。持ち上げようとする時もね。このときに予測間違いをするとぎっくり腰になる頻度が高くなりますよね。でも、多くの場合、どのように調節しているのでしょうか。手で物を掴むという場合、物体の形状等から予測をしますよね。掴んでみたときに皮膚感覚や筋肉感覚が瞬時に視床を経由して大脳の感覚中枢に伝わり、予測とのズレをチェックして小脳にも情報が送られ、筋肉の微調整の情報が視床を経由して大脳にね。大脳から運動神経を介して筋肉への収縮命令が出し直されます。すると、瞬時に皮膚感覚と筋肉感覚が視床を経由して・・・が延々と繰り返されるのですよ。視床出血は悲惨ですよ。このサイクルの筋力調整ができないのです。筋収縮の命令は強められたり、弱められたりを繰り返します。これが細かい震えとかで出るのですよ。一定強度の連続収縮ではないのです。微妙に調整しながらです。脳卒中後は調節サイクルでのこの微妙な調節ができなくなり、その後、徐々に修復なのですが、幼児と違って、すでに筋肉ができている状態なので収縮しすぎたり、緩みすぎたりになるのですよ。これが「貧乏揺すり」であったり、「腕が暴れる」とかいうことになるのですよ。押さえ込む方法は筋力ゼロにするか最大筋力のみにするかね。再構築中にこれをすると、「オン」か「オフ」のみの体になりますよ。ですから、貧乏揺すりをさせましょうね。適度に暴れさせましょうね。
 4月1日(金)、脳卒中後遺症の影響でしょうね、どこかで力を込めると不必要な部分でも筋緊張が起こってしまうということね。私もチョイチョイ実感するときがありますが、徐々に減少してきました。このような「肩の力を抜く」というのと同タイプのことが脳卒中後は全身で必要となるのですよ。そのことを無視して筋トレ等に励むと脳が常に全身の筋肉を緊張させるものだという手続き記憶を作り上げるためではと考えています。以前にも投稿したように脳はどの筋肉に収縮命令を出したかは筋肉からの収縮情報で確認しているのですが、脳卒中感覚麻痺ではこの情報が脳に戻ってこないのです。ですから、脳卒中直後から動作せることができるようになったら常に注意深く収縮させる必要があるのですよ。「匠の技」は余計な筋収縮をさせないというのが基礎だと思います。余計な筋肉を収縮させないようにするというのは発症直後から始まるのですよ。一つが外力の活用かな。さらにいかに早く筋紡錘や腱ゴルジ装置からの情報が回復させることができるのかとその情報と四肢などの状況を一致させることができるかです。目を閉じて左右の手の指を接触させるとかをリハビリでさせられたはずですよね。これは筋紡錘と腱ゴルジ装置からの情報についての左右の感覚中枢での位置合わせだと考えています。視覚なしに左右の腕の状況が判るかのね。そうすると、手の状況もね。さらに指の状況ね。徐々に麻痺四肢を見なくても健常側との比較ができるようになっていくと考えています。下肢では斜面を歩くときや階段などで役立ちますよ。視覚情報に頼りすぎると筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉感覚の回復が遅れると考えています。これらが遅れると生活動作が常に見ていないとできない状態になる思うのです。筋膜についても考えてみてね。
 4月2日(土)、ロボットリハビリの脳卒中患者での適応可能性についてね。関連して札幌医科大学で研究が進められている脳の再生医療にも関連しますよ。再生医療は四肢だけではなく高次脳機能の再生にも原理的には役立つはずです。でも、判りにくいので四肢についてね。このごろ、報道されているロボットリハビリは「関節可動域がある人」用ですよ。それも、楽な力のね。さらに「感覚神経には異常のない病気の方」ですよね。脳の再生医療の臨床研究も脳梗塞発症後直ぐの方だけですよ。拘縮とかになっていないはずだからね。ロボットを装着するより、自力で歩行とかができる方が楽ですよね。私はリハビリ病院入院中は装具をしていました。足首の可動域が十分あってもね。装具がないと看護師さんが「・・」ね。それで、装着が邪魔くさいので早朝の起き抜けのトイレ行きとかは車椅子を利用していました。日に10000歩以上歩いているのに車椅子ね。車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行で装具装着より楽でしたよ。寝ぼけても転けることもないしね。これとよく似た感じかな、ロボットの装着はね。ロボットが装着できるのでしたら、自力で歩けるようになる日は近いと思います。関節可動域が必要ですからね。関節可動域が楽な力で確保されているというのがロボットリハビリの前提だよ。現状は尖足は無理かもね。後日、「尖足」と「下垂足」の違いについて投稿しますね。
 4月3日(日)、脳卒中リハビリで「頑張れないこと」ね。頑張れなかったから、四肢などでは筋緊張亢進や痙縮や拘縮になっていってしまうのですよ。今回の「頑張れない」ということでは「諦めての廃用症候群」は論外ね。脳卒中後遺症での四肢の動作にはそれなりの準備が必要なのですよ。その「準備期間を十分に取る」という頑張りね。この「準備期間の間、するべきことへの取り組み」ということへの頑張りね。どちらもちょっと見には「役立たない」と思われやすいことですよ。だから、これらに頑張れないのですよ。歩行ですが、「股関節・膝関節・足首関節等すべてで可動域が確保されている」ということがよいのですよ。それも、少々力を入れても可動域が確保のために奮闘を必要としない程度にね。どうも、他の方から見たら「よくやるね」ぐらい「股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度で過ごしました」し、「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」もしましたよ。救急病院34日入院なのにリハビリ病院転院後、1ヶ月ほどで健常者風歩行の指導をしてもらいましたよ。これはPTさんの方からね。リハビリ病院転院後1ヶ月半ほどはリハビリの時間以外は歩行をしていないよ。なのに病棟での杖歩行解禁で数日で5000歩程度にはなりましたよ。上肢は下肢より感覚神経が多いので感覚の回復待ち状態ですから、可動域確保動作と感覚回復リハビリ程度で20kgのハンドグリップが握れるようになったりね。脳卒中なので脳の回復促進とその回復待ちの頑張りね。「基礎」ができるまで地道に頑張りましょうね。